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【受験生必見!】自分に合った参考書の選び方を徹底解説!

 こんにちは。武田塾佐賀校です。

 5月も半ばに入りつつあって、いよいよ勉強が本格化してきた頃かと思います。みなさんは勉強する中でどのように参考書を選んでいますか?

 自分にあった参考書が見つからない、買ったものの使っていない参考書がたくさんある、参考書を終わらせられない……そんな悩みをお持ちではありませんか?

 今回はそのような方に向けて参考書の選び方を紹介します。必見です‼(以下の動画を参考にしています)

大学受験生の参考書・問題集の選び方

①目的を考えよう!

 まずは参考書を選ぶ目的を考えましょう。

 例えば、英語の場合

 英語には単語、文法、熟語、長文、リスニングなど多くの分野が含まれます。どんな分野を勉強したいのかによって選ぶ参考書が変わってきます。

 ひとによって参考書に求める難易度も用途も違います。参考書は必要だから買うはずです。だからこそ、何のために買うのかを明確にしましょう。

 注意点として、将来的に必要だからと言って買ってしまうのはやめましょう。参考書に取り組もうとする熱がしだいに冷めていくからです。

 今、必要なものを買って、買ったら集中して取り組んで完璧にしましょう。

②基準となる参考書を参考にしよう!

 代表的な参考書を基準にして自分の使う参考書を選びましょう!

ex)代表的参考書

 英語(単語)…システム英単語ターゲット1900

 数学(演習)…基礎問題精講

 古文(単語)…マドンナ古文単語

  上に挙げたような代表的な参考書と自分の興味のある参考書を比較しましょう。その上で、

 ・問題数

 ・分厚さ

 ・難易度

 ・解説の充実度

などの違いに目を向けて使う参考書を選んでください。大きな差が無い場合は好みで選んでかまいませんよ。

③問題の難易度から考えよう!

 見比べて難易度を確認してみてください。

 難易度が明らかに違う場合は、自分に合った難易度の参考書を選びましょう。

 難易度があまり違わない場合は、以下の方法で難易度を見極めてみてください。

 見極める方法は、

単元ごとに、最初の問題と最後の問題、または一番簡単な問題と一番難しい問題をそれぞれの問題集で比べる

 ことです。

 スタートとゴールの難易度がわかれば、

「スタートは簡単でゴールは難しい」や「スタートもゴールも簡単」など難易度の基準がわかってきます。

 また、社会などの科目で用いる用語集の場合、1テーマあたりの用語数や知らない用語の割合の数で決めましょう。初見での正解率が5割くらいの用語集が良いでしょう。

④解説の充実度を参考にしよう!

 解説には、詳しく書いてあるもの、シンプルで端的に書いてあるもの、難しめに書いてあるものなどさまざまな充実度のものがあります。

 解説には大きく分けて3パターンあります。

 A勉強し始めたひとや苦手なひとでもわかる解説

 B参考書のレベルにあう解説

 Cその問題をもとに上に行くための解説

 

 数学の場合を例にして、この3つのパターンを説明します。

 

A勉強し始めたひとや苦手な人でもわかる解説

 参考書で言うと、マセマの初めから始めるシリーズ、やさしい高校数学がここに該当します。

 苦手なひと向けにやさしく解説してくれています。この2冊は問題数や解説の仕方が異なるため、見比べてみてください。

 学研やマセマの参考書の解説は、このレベルに該当することが多いです。

やさしい高校数学

B参考書のレベルにあう解説

 参考書で言うと、基礎問題精講がここに該当します。

 このレベルの問題に適した解説になっています。

基礎問題精講

Cその問題をもとに上に行くための解説

 参考書で言うと1対1対応の演習がここに該当します。

 上のレベルに行く人向けの難しい(詳しい)解説になっています。基礎から応用への橋渡しをしてくれます。

 Z会の参考書の解説は、このレベルに該当することが多いです。

 その他に、

・計算のトレー二ングで用いるような、問題が多く解説が少ない参考書は、1冊目向きではない

・解説が詳しく問題が少ない参考書は、計算練習のような反復トレーニングには不向きである

ことも注意点として挙げられます。

 

 目的や用途によって必要な解説は変わります。自分に合った解説の参考書を選びましょう。

⑤かかる時間を考えよう!

 大学受験の参考書は入試までに終わらせないと意味がありませんよね。

 また、講義系、演習系など、さまざまな役割の参考書の組み合わせで、その教科を完璧にすることができます。それぞれの役割を担う参考書ごとに、いつまでに終わらせるかを考えなくてはいけません。

 受験までの時間は有限ですからね!

 これから、参考書にかかる時間を考える方法を紹介します。

 

*参考書にかかる時間を考える方法*

 参考書の問題数を週数で割りましょう。

ex)1ヶ月で120題を終わらせる場合

 120(題/月)÷4(週/月)=30(題/週)

 武田塾で推奨しているやり方では、1週間に4日進んで2日復習するため、

 30(題/週)÷4(日/週)=7.5(題/日)

 週30題なら1日7~8題を解くことになります。

 自分ができる最適な量を考えて、使おうとしている参考書が目標のペースで終わるか考えましょう。

 

 ここでの注意点は、

 1ヵ月を30日として30日で割らずに、週数で考えること

です。

 日割りで考えると、必ずずれが生じますし、何よりも、復習日がないからです。

 復習しながら進めないと学習したことを忘れていきます。

 必ず復習日を意識して、かかる時間を算出してください。

おわりに

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

 たくさんのことをお伝えしましたが、参考になればうれしいです。

 「ここまで読んでみたけど、やっぱり書店に並んでいる参考書が多くてなかなか決められない……」そんな方は、武田塾チャンネル逆転合格.COMを参考にしてみてください。

 武田塾のルートで使う参考書が載っています。武田塾ではどの参考書をどういう順番でやるかを決めています。

 参考書を選ぶ時間がなくなり、勉強時間に充てられます。ぜひ参考にして勉強頑張ってください。

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