みなさんこんにちは!武田塾佐賀校の本多です。
前回の記事で、受験に失敗しないための勉強法として、高1・2生、受験生の勉強の進め方や心がけについて伝えさせてもらいました。(詳しくはこちら)
今回は高校生に向けて英語の勉強法とオススメの参考書をお伝えしたいと思います。
ここでのオススメの参考書は多くの人にオススメできるものであって、目指す大学の難易度や個性によって差があります。
英語の勉強のステップ
英語におけるゴールは長文を読めるようになることだと思います。
そのために意識して欲しいことは
①単語
②文法
③解釈
④長文
といった流れで進めていくことです。
これは、実際に武田塾で行っている手順でもあります。
この記事では①単語 ②文法までを紹介します。③解釈 以降は次の記事をご覧ください。
では、順番に見ていきましょう。
単語
単語の勉強法
英語力の土台は単語です!
英語の力を伸ばしたいと考えた時、単語を確実に覚えておくことは必須です。
では、具体的にどうしたらよいかというと、覚えるまで反復してほしいと思います。
「当たり前のことじゃん」と思った人がほとんどだと思います。ただ、この当たり前のことをいかに完成度を上げておくかが大事なのです。
気をつけて欲しいのは、この時の『覚えている』状態というのは、単語を見た時に2秒以内に意味が言えることです。
この時の意味は、1つだけで構いません。まずは1語1訳を心がけてください。
単語の注意点
単語を勉強するときに注意して欲しい点は
①覚えていないのに先に進まない
②スペルまでは気にしない
という2点です。
①「今日の分のノルマ100個を読み終わったから」といって先に進まないで欲しいということです。
ゴールは100個覚えることであって、100個にとりあえず目を通すことではありません。
なんとなくの理解のまま先に進まないようにしましょう。
単語を見た時に2秒以内に意味が言えることを意識してください。
②よく英単語の勉強の時に聞かれるのが「スペルまで完璧になったほうが良いのか」ということです。
これに関しては、スペルを意識するのは英作文の時でいいです。
例えばシステム英単語の1995番はpatrioticという単語で、愛国的なという意味になります。
これは長文内ならば訳す機会はあるかも知れませんが、実際に英作文で使うことはほとんど無いと思います。
つまり、書けなくても読めればいいのです。
単語帳の完成度を上げるというのは、スペルまで完璧に書けるようになることではなく、より多くの単語の意味がすぐに出てくるようになることです。
オススメの参考書
単語のオススメの参考書はシステム英単語です。
単語帳に関しては、今自分が使っているものがあればそちらでも構いません。
個人的には、システム英単語は中身の色が青色で見やすいことと、ミニマルフレーズがあることで単語の使い方まで覚えやすいため気に入っています。
しかし、単語において大事なのはいかにその単語帳の完成度が高いかです。
その単語帳の9割は確実に答えられるようになりましょう。
文法
文法において大事なのは、自分で解答のプロセスを答えられるようになることです。
文法問題においてはよく4択の選択肢問題があると思います。それらに答える時に、「なぜその選択肢が正解だと思うか」まで答えられるようにしましょう。
「なんとなく」や「よく聞くフレーズだから」というのはNGです。
出題者はそれを分かった上で、受験者が引っかかりやすい問題を作ります。
誰かにその問題について聞かれた時、教えてあげる気持ちで解いてください。
文法のゴールは問題を見た時点で正解の根拠に気付くようになることです。
オススメの参考書
文法のおすすめの参考書はNext Stageです。
同じようなものに「Vintage」や「Scramble」があります。
これらの間にあまり違いは見られませんが、Next Stageが一番解説がくわしく載っているのでおすすめしています。
これらの参考書の特徴は見開きの左ページが問題、右ページが解説になっていることです。
問題数がとても多く、英文法・語法問題はもちろん英作文問題や英文読解問題も含めて大学入試で必要な知識が1冊にまとめられています。
文法の注意点
文法で注意して欲しいのは解答の理由だけ覚えてもいけないということです。
文法において、解説を言えるようになることは大事ですが、あくまでも問題あっての解説です。
文法事項だけ覚えていても実際の問題が解けなかったら意味がありません。
問題と解説をリンクさせましょう。
また、文法参考書の網羅系に気を付けてください。
文法書の多くは網羅系、つまり時制や仮定法など分野ごとに設問されています。ネクステも同じです。
これの注意点はヒントがある状態から解いているということです。
問題を解いていて、不定詞の章だから不定詞の選択肢が正解になるということはよくあります。
それでは自分の実力だけで解けたとは言いにくいです。
必ず、参考書の最後にあるランダム問題や、センター試験の過去問など、本番と同じ状況で解けるようになっているか確認しましょう。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
英語の勉強はステップを踏んで進めていくことが大事というのが伝わったでしょうか。
今回は英語の単語と文法について勉強法やオススメの参考書をお伝えしました。
次の記事では解釈と長文について、同じように紹介していこうと思います。
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