こんにちは!武田塾佐賀校です。
4月ももう終わろうとしていますね。早いもので、初の共通テストが終わって既に3か月以上が経っています。
ぼーっと過ごしていたら、あっという間に直前期!しっかり毎日、1週間、1か月、半年、1年間の計画を立て、万全の状態で受験に臨めるようにしましょう!
今回はこれから受験を目指す方向けに、どんな勉強スケジュールをたてたらよいのか、大まかにご紹介したいと思います。
春
春の目標は
①勉強のコツを掴むこと
②勉強時間を安定させること
この2点です。
春は基礎固めの時期です。単語をひとつひとつ確実に覚えたり(システム英単語なら、一周なんとなくやるより、1200番までを完璧にしておくほうが良いです)、数式をひとつひとつ使い方まで覚えたりすることが大事です。
最初は勉強や努力の量に比例して成長が実感できますが、しだいに成長がゆるやかになることが知られています(参考;learning curveの形状)。成長がゆるやかになったあとにも継続することでさらに成長することができます。
勉強習慣が身に付いていなかったり、長時間勉強机に向かうことに抵抗があったりするかもしれません。焦らずにゆっくりと継続することが大事です。
高3の春の過ごし方に関しては、以下の動画も参考にしてみてください。
夏
夏の目標は
最低1科目以上は志望校のワンランク下のレベルの入試問題の合格最低点が取れている状態になる
ことです。
夏が終わるまでに最低1科目以上は 志望校ワンランク下の大学の合格最低点は取れるようになっておきましょう
特に、習得に時間のかかる英語または数学がこの時点で到達できているなら 少し余裕が生まれてきます。英語や数学がワンランク下の大学の合格最低点が取れるようになったら、他の科目でも合格最低点を取ることを目指してみてください。
夏は受験勉強の道のりのなかで、半ばくらいの季節です。この時期に春からの積み上げの成果が実感できると、これからの受験勉強のモチベーションアップにもつながりますよ。
詳しくは、こちらの動画も参考にしてみてくださいね。
秋
秋の目標は
取捨選択とやり込みを意識すること
です。
秋になると、すべてを勉強する余裕が時間的になくなってきます。どこに力を注ぐのか取捨選択し、やりこむことが重要です。やると決めたことは人に教えられるくらいまで徹底的にやりましょう。
また、志望校の過去問も、志望校を分析し、自分の現状を知る上で、解いておくとよいでしょう。
秋の過ごし方に関しては以下の動画も参考にしてみてください。
冬
冬の目標は
メンタルや体調を含めて、本番で実力を出し切れるようにすること
です。
本番で実力を出し切るためには、
・やらかすケースをつぶすこと
・点数を期待し過ぎないこと
・点数を取る箇所と点数を捨てる箇所を見極めること
が重要です。
志望校の過去問が合格最低点を取れるような状態になっていることが理想です。その上で、やらかしがちなミス(試験時間を間違える、試験前日に勉強し過ぎて翌日の体調が悪い、計算ミスしてしまう……)を減らしてはじめて、他の受験生と競いあうことができます。
春からの積み上げをこの時期に活かしましょう!
まとめ
春の土台固めからはじめて冬に万全の状態で受験に臨めるようにしましょう。
受験から逆算するかたちで、今何をしたらよいのかを考えましょう。
武田塾佐賀校では、無料受験相談を承っています。「受験勉強の仕方がわからない」「勉強しているけれどなかなか成績があがらない」などのお悩みをぜひぜひお聞かせください。
最後になりましたが、読んでいただきありがとうございました。よい一年となることを祈っています。