こんにちは、武田塾佐賀校の松下です。
今回は英語の勉強方法、そして成績の伸ばし方を紹介していていきたいと思います。
よく巷で耳にする「たった5分で偏差値爆伸び！」「楽して合格！」のような胡散臭いものではなく、
とにかく基礎基本に忠実に勉強するいわゆる王道の勉強法ですが、確実に力がついていくので是非読んでいって下さい。
基本的な勉強方法
① 英単語
まず英語を学習するうえで最も重要になってくるのがこの英単語の学習です。
英単語が分からなければ英語の文章を見ても頭に「？」が浮かぶだけで何も分かりません。
武田塾では「システム英単語」を推奨していますが、学校で配られた単語帳などがあれば、その単語帳でも構いません。
とにかく毎日何単語覚える、というようにノルマを決めてどんどん単語を覚えていってください。
最終的な目標としては、自分の持っている単語帳のどの単語を出されても、9割以上は意味を速答できるような状態になっておくことです。
その状態に持っていくまで何度も何度も単語帳を開いていれば、きっと受験当日になる頃には単語帳はボロボロになり、自分の努力を実感することができるでしょう。
② 英文法
単語の次は英文法です。
当然のことですが、英単語を覚えただけでは、英語の長文を正しく読めるようにはなりません。
武田塾では「大岩の一番初めの英文法」や「レベル別問題集」といったものを推奨していますが、こちらも学校で配布されたものがあればそれで構いません。
まずは文法の問題集の問題を解き、解説を読んで「なぜその選択肢が正解になるのか」だけでなく、「なぜほかの選択肢は駄目なのか」まできちんと理解しておきましょう。
また、完成した文を5回程度音読しておくこともおススメです。こうすることで英文法の学習に中で出てきた単語や熟語を復習することができるだけでなく、
その文章を頭に入れておくことによって「英作文」をする際にとても役に立ちます。
英文法が重要な理由は、大学受験において「訳せ」と言われて下線が引かれるようなところには大抵難しい文法項目が隠れているからです。
それをきちんと精読できるようになるためには英文法をきちんと身につけておくことが重要です。
③ 構文解釈
英文法が身に付いたら、いよいよ構文解釈です。
構文解釈とは、比較的短めの文章でSVOCなどをつけながら、正確に訳していく練習をするというものです。
この際気をつけることは、どこがこの文のVにあたるのか、この副詞はどこを修飾しているのかをひとつずつ丁寧に学習することです。
構文解釈もまた、下線部和訳などをする際に超重要なものとなります。
構文解釈も、復習の際には必ず声に出すようにしましょう。
私のオススメの音読方法は、最初の5回は書き込みをした英文を見ながら音読をし、次の5回は何も書かれていない真っ白な英文を見ながら音読をする方法です。
こうすることによって真っ白な文章を見ながらでも、自然と構文を意識することができるようになります。
④ 長文読解
①~③がある程度完成してきたら、いよいよ長文読解です。
今まで身に付けてきた知識をふんだんに使ってある程度長めの文章を読んでいきましょう。
まずは文章を読んで問いに答えていってください。
そして丸付けをして、解説を読んで終わり・・・
になっていませんか？これだけでは絶対に成績は上がりません。
英語は復習で決まるのです。
まずは読んだ長文に解釈の書き込みや、分からない単語に意味や発音などを書き込みましょう。
そしてその書き込みを入れた長文を１５回音読しましょう。15回です。5回ではありません。15回です。
この時に意識することは、長文の中の単語、熟語、文法、構文において分からないものを一切無くすということです。
これらの項目に関しては完璧に理解できている長文を作るために15回音読をするのです。
そして、今度は何も書き込みをしていない状態の同じ長文を用意します。
書き込む前にあらかじめコピーを取っておくと便利でしょう。
そのまっさらな状態の長文を見ながらまた１５回音読をします。
この時に意識することは、「英語を英語のまま理解する」ということです。
例えば「apple」と聞いたら、日本人であれば「りんご」と翻訳し、その後あの赤い果物を想起すると思います。
しかし、まっさらな文章を見ながら音読をする際には、「apple」と聞いたら「りんご」を介さずに赤い果物を想起することです。
これは、そう簡単にできるようになるものではありませんが、訓練すれば必ずできるようになります。
最も重要なこと、それは音読！
いままで基本的な英語の学習方法について話してきました。
ここでみなさんこうは思いませんでしたか？
「音読、多くね？？？」
そうなんです。英語の成績を上げる上で最も重要なことは「音読」なんです。
こんな風に武田塾チャンネルでも紹介されている通り「音読」が英語学習の最大の勉強法なんです。
２０～30回長文を音読して、血や肉まで英語になったあかつきには必ずあなたの英語力は2倍3倍に跳ね上がり、
見たこともない偏差値を取ることを、私が保証します。
是非皆さんも実践してみてください！！
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