ブログ

滑り止め校の受験をしない貴方がやるべき3つのこと

こんにちは、武田塾佐賀校安藤です。

 

受験学年の皆さんは、そろそろ受験校を決め、受験期のスケジュールを立て終わる頃ではないでしょうか?

日程管理に苦戦する私立専願の方、ちょうどいい併願私立を探している国公立志望の方など、人によって状況は様々かと思います。

 

そんな中、第一志望校しか受けない!と決めた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

今日はそんなあなたに向けての記事です。

第一志望しか受けない受験生は、何に気をつけなければならないのか?というまとめに向けて書いていきますので、どうぞ最後までご覧ください。

 

 

滑り止めは受けないと駄目?

そもそも、滑り止めは受けたほうがいいのでしょうか?

この疑問に関しては、「受けるに越したことはない」というのが答えです。

 

ただ、滑り止めを受けていない=本命に受からないというわけではありません。

何事にもメリットとデメリットがあります。

 

まずはメリットとデメリットについて、それぞれ紹介していきますので

それをもとに自分で納得のいく決断をすることをお勧めします。

 

メリット

本命の受験に向けて、練習ができる

これが1番大きなメリットです。

 

練習なんて、模試で散々やってきたよ、と思っていてはなりません。

模試は模試、入試は入試です。

 

入試本番ならではの、孤独感・緊張感を、志望校の入試本番よりも前に体感しておくことができるというのは、かなりのアドバンテージになります。

 

 

万が一本命が駄目でも、大学生になれる

受験生の方の中には、絶対に浪人はしたくない!

18歳から大学生になりたい!と強く決めている方もいらっしゃるでしょう。

 

そんな方にとって、たとえ本命の受験が駄目だったとしても

大学生になれるというのは、非常に安心することかと思います。

 

 

浪人する場合の自信につながる

本命の合格に向けて、もう1年頑張ろう!となった時に

去年は全落ちだった…どの大学からも必要とされなかった…という思いで勉強をスタートするのと

去年は○○大までは合格できた!今年はもう1ステップ上に進んで行くぞ!と自信を持った状態で勉強をスタートするのでは

大きな違いが生まれます。

 

浪人に向けての自信付け・自分の現在地把握のために、滑り止めを受けておくというのもお勧めな考え方です。

 

 

デメリット

当日の受験や対策に時間と体力を使う

受験は、受けに行くだけでも丸1日潰れます。

受験地によっては、移動も含めて前後1日ずつで合計3日間は何もできない!という状態になることもあるでしょう。

 

また、滑り止めとは言え

全く何もせずに受けにって合格できるというような、簡単な話ではないため

滑り止め校の受験に向けた対策にも、多少なりとも時間を取られることになります。

 

数万円単位で受験料がかかる

私立の受験は、1つ出願するのに3万円程度かかります。

(大学によって、金額は異なります。詳しくは受験校の受験案内にてお確かめください。)

 

滑り止めを3つ受けたら、10万円くらいがすぐに無くなるということですね。

大学入学後の新生活のことを考えて、ここは節約でいきたい…!と考える方もいらっしゃるかと思います。

 

この受験料に関する話は、この後の章でも触れていきますね。

 

 

本命に向けて浪人したくても、できなくなる可能性

滑り止めに受かってしまうと、親御さんから

「せっかく受かったんだから、浪人せずにそこに行ってしまいなさい」と言われてしまって

本命に再度チャレンジする可能性を失う、と考える方もいらっしゃるようです。

 

これに関しては、自分の人生なので

滑り止めは飽くまで滑り止めで、その大学に進学して満足いくかっていうとまた別の話だ、ということを

ご家庭内でしっかり話し合う必要がありますね。

 

 

滑り止めを受けないのは、自分の意志ですか?

ここで少し、人によっては話が逸れるかも知れない議題を挟みます。

 

滑り止めを受けない!と決断した方の中には

本当は受けたかったけど、事情があって…というような方がいるのではないかと思います。

そんな方に向けて、お伝えしたいことがあります。

 

「自分の意志ではない」というワードにドキリとした貴方は、以下の内容を読んで

受験計画について再度考え直したほうがいいかも知れません。

 

 

実体験から思うこと

実は私自身は、自分の大学受験の時に滑り止めを受けていません。

 

当時、親から

・必ず国立に行くこと

・私立を受ける受験料はないということ

・現役合格でなければならないということ

の3点を言い渡されていて、出願するという選択肢すらなかったためです。

 

 

これについて、現時点では大きな後悔はありませんが

自分がいつか親になって、子供が大学受験に臨むことになった時には、絶対に同じことは言わないだろうという確信があります。

 

というのも、上記の3つは全て、親の都合だからです。

 

自分が大人になって振り返り、改めて考えると

上の3つはどれも、親のお金の都合や、親の凝り固まった価値観によるものなんですね。

 

また、学校側が「滑り止めを受けたら油断が生まれるから駄目」などと教え込むパターンもあるようです。

 

 

親・先生だからと言って、受験期の大変な思いをしている子供に、無駄なプレッシャーをかける権利はありません。

 

 

自分の意志ではないならば

もしこの記事を読んでいる方で、「本当は滑り止め受けたかったけど、親に駄目って言われた」というような方がいれば

この年末年始に自分にとって、なぜ滑り止めの受験が必要なのか、しっかり説明して説得を試みてください。

 

 

また、もしも保護者の方でこの記事を読んでくださっている方がいれば

お金や自分の価値観を理由に、滑り止めの受験に反対していないかどうか、考えてみていただきたいのです。

 

子供の受験をサポートするうえで

お金がないから○○させてあげられない

は子供の人生をすり減らす危険ワードです。

 

 

滑り止めは受験しない!と固く決めた貴方へ

では改めて、滑り止めは受験しない!本命一本で行く!と決めている貴方に向けてアドバイスをお伝えしていきます。

 

アドバイスは大きく分けて3つです。

時系列順に紹介していきますね。

 

やり過ぎなくらい体調管理を徹底する

本命一本で行く、ということは

本命の入試日に、万全の態勢で臨めなければ、ほぼ終わり

ということを意味します。

 

 

なので、試験当日に

風邪気味だ~だとか

寝不足で頭が重い~だとか

インフルになって、受けに行けなかった~だとか

全て一発アウトです!

 

もちろん、滑り止めを受ける方も体調管理はばっちりにしておかなければなりませんが

本命一本の方はそれ以上に、自分の健康に気を遣わなくてはならないということを肝に銘じてください。

 

 

寒い恰好で出歩く、机にすわったまま寝落ち、遅くまで受験勉強をしていて生活リズムを崩す

こんなことをしていては、絶対にいけません!

 

 

共通テストで高得点を取る

主に国公立志望の方向けの話にはなりますが、私立でも共通利用入試があるので、当てはまる方も多いと思います。

 

大学によって、共通テストの得点が反映される割合には差があるものの

やはり共通テストの得点が、大学の求める基準を大きく上回っておけば、二次試験に向けてかなり心の余裕ができます。

 

私立志望の方だと、共通テストの得点だけで合格して、もう受験終了!なんでこともあり得るかも知れませんね。

そうではなかったとしても、自分は共通テストでこのくらいの得点がとれた、という自信をもとに

一般入試に向けて対策をしていくことができます。

 

滑り止めを受けない方は、自分の志望校が求めるボーダーラインよりも、1割高い得点を狙って共通テストの対策をやっていきましょう。

 

共通テストから個別試験までの期間を効率的に使う

これも主に国公立志望の方向けの話です。一部、難関私立志望の方にも当てはまるかと思います。

 

 

滑り止めを受けないことの弊害として、共通テストから個別試験までの日数が空きすぎて

中だるみしてしまう、というものがあげられます。

 

 

個別試験対策の計画を、しっかり立てておきましょう。

共通の日の夜から次の入試日までの期間は、記述試験や論述試験、自由英作文などの、共通テスト前までは一旦脇に置いておいた内容を完璧にするためにあります。

 

自分の志望校の入試形式に合わせて事前に

この参考書を完璧にするぞ!というものを、科目ごとに1冊は決めて用意しておくと、中だるみする前に取り掛かることができます。

 

 

自分の志望校の個別試験のために、何をするのがいいか見当がつかない!

という方は、武田塾参考書だけで合格.comというサイトをご活用ください。

 

大学ごと、科目ごとに対策をまとめてあるサイトです。

 

 

まとめ

今回は、実際に滑り止め校を受けなかった私の視点から

滑り止め校の受験をしない貴方がやるべき3つのこと、というテーマで書いていきました。

 

・滑り止め校の受験には、メリットとデメリットがあるということ

・滑り止めを受けないという決断が、自分の意志かどうか再確認して欲しいということ

・自分の強い意志で滑り止めを受けない場合に、やって欲しい3つのこと

という3点について、紹介しました。

 

 

今、自分の受験について悩んでいる方や、困っている方は

武田塾無料受験相談にお越しください。

 

完全無料で、受験勉強に関する悩みを相談することができます!

無料受験相談

 

 

受験勉強のことで迷っている人は…

武田塾佐賀校は、浪人生・高校生・中学生・小学生対応の塾・予備校です。

受験勉強って何から手をつけたらいいの??

いつから受験勉強すればいいの??

塾・予備校に行くべき?行かなくてもいい??

などなど、受験勉強に悩まれている方は、まずは武田塾佐賀校無料受験相談にお越しください!

 

 

完全無料で、あなたに合った今後の学習計画までお伝えさせていただきます!

お申込みはこちらから↓

無料受験相談

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる