こんにちは武田塾佐賀校の講師の伊東です。
中学英語でもよく出現する "depend" は「頼る、依る」という意味を持つ英単語です。
また、形容詞にすると "dependent" となります。
上の二つの単語は、後ろに "on~" をつけて用いられることが非常に多く、
多くのサイトでは「同じ意味として用いることが出来る」と書いてあることもありますが、実際には違いがあります。
"dependent on ~" の用法
"depend on~" と "dependent on~" は、和訳すると大きな差は生まれないということもありますが、実際にどういう状況かをイメージすると大きな違いがみられます。
ex) She seems unwilling to be dependent on medicine.
和訳:彼女は薬に頼りたくないようだ。
"on"に続くものに「頼る」という意味をもち、「それに頼らざる負えなくて、それ以外に選択肢がない(もしくわほとんどない)」状況を相手にイメージさせることが出来ます。。
しかし、"depend on~" ではまた違った意味になります。
"depend on ~" の用法
"depend on~" は二つの用法があります。
ex) You can depend on friend to do you a favor.
和訳:友人にお願いをして頼ってもよい。
"on"に続くものに「頼る」という意味を持ちますが、"dependent on~"とは内容がだいぶ異なります。
「助けを求めるために頼る」という意味になり、「頼らざる負えない」とはちがってきます。
上記の文を見てわかるように、
友達を固有名詞的に扱っておらず概念のように扱っているので、「この特定の友達に頼る」という意味は全く持ちません。
ex) It depends on what time I get up.
和訳:それは私が起きる時間に依ります。
"on"に続くものに「依る、しだいである」
つまり、それによって今後の行動や状況が変化したりすることの説明に用いられます。
また、この用法でよく用いられるのが「状況によるかな」というフレーズです。
単純に、"It depends on situation" といえますが、
会話の中では省略して "It depends." だけを言うことで、同じ意味を相手に伝えることが出来ます。
まとめ
"dependent" は単なる "depend" の形容詞バージョンだから、手前にbe動詞置くかどうかの違いしかないよという説明があふれているのをみて、この記事を作成しました。
英語は言語なので、数学や理科のように公式は存在せずおおまかなルールがあるだけです。
より簡単に考えたくなる気持ちもわかりますが、
その考え方が学習にの大きなモチベーションになる興味関心を削いでしまうこともあるので気をつけましょう。
武田塾佐賀校は、浪人生・高校生・中学生・小学生対応の塾・予備校です。
受験勉強って何から手をつけたらいいの?
いつから受験勉強すればいいの?
塾・予備校に行くべき?行かなくてもいい?
などなど、受験勉強に悩まれている方は、まずは武田塾佐賀校の無料受験相談にお越しください!
完全無料で、あなたに合った今後の学習計画までお伝えさせていただきます!
お申込みはこちらから↓