こんにちは、武田塾佐賀校です。
この春に中学を卒業して、高校に入学される皆さん
ご卒業・ご入学おめでとうございます!
さて、高校では英語の授業が「コミュニケーション英語」と「英語表現」の2種類に分けて行われます。
それぞれ、現役高校生の方々は「コミュ英」・「英表」と略して読んでいるそうです。
今回はコミュニケーション英語と英語表現の違いと、どちらの内容をより優先して学習するべきかという内容になります!
英語の正しい勉強方法についても触れていきますので、是非最後までご覧ください!
コミュ英とは?英表とは?
コミュニケーション英語
コミュニケーション英語は長文読解をメインとした内容になっています。
英語の4技能のうち、Readingを鍛えるために用意されています。
高校では、テキストの長文和訳などが宿題として出されることが多いのではないでしょうか。
多くの高校生は、知らない単語を調べて1語、1文ずつ訳していく…という作業をしていくことになると思います。
そして授業では、宿題でやった和訳の答え合わせと英語長文の音読といったことをやる高校が殆どでしょう。
英語表現
英語表現は、英文法理解をメインとした内容になっています。
英語の4技能のうち、Writingを鍛えるために用意されています。
高校では、英文法の授業を受けて、問題演習をして、ということの繰り返しになるかと思います。
1ヶ月に1単元くらいのペースで進む高校が多いでしょう。
また、英語教育に熱心な高校だと、英作文の課題なども出されます。
どっちを優先するべき?
では、コミュニケーション英語と英語表現、高校入学後にどちらを優先して学習するべきでしょうか。
真面目な方だと「えっ、どっちも一生懸命やらないといけないに決まってるじゃん!」と思われたかも知れませんが
実は、よほど英語に慣れているような方ではない限り、順を追って攻略していったほうが効率的なのです!
ではどちらを優先するべきかというと、ずばり
英語表現です。
まずは英語表現で、英文法の知識をしっかりつけていく必要があります。
コミュニケーション英語の宿題に追われて、英文法の知識がちゃんと身につかないままになっていると、いざ英文を読み解こうと思った時に読み解けないままになってしまいます。
高校で出される英語の宿題を効率よく進めるためにも
①英文法・英単語(英表)
②構文(英表)
③音読・長文読解(コミュ英)
の順番で攻略していくようにしましょう!
コミュ英の宿題は後回しにするべき!?
過激なことを書きますが
コミュニケーション英語で出される宿題は、英文法の知識が身についていないならば放置して
英文法の学習に時間を使ったほうが身のためです。
先述のようなコミュニケーション英語の課題は、英単語や英文法の知識がないままに始めても
「調べもの」になってしまう可能性が高いからです。
多くの高校生の皆さんは、コミュニケーション英語の宿題として出された「長文和訳」を以下のような手順で進めていくと思います。
①知らない単語を辞書で調べる
②単語の意味を当てはめて和訳していく
③文法的に分からないところは調べるか、文脈的にそれらしい文を書く
どうですか?
「調べもの」をしている時間が多くないでしょうか?
この調べものだけでも、かなりの時間を消費すると思います。
しかも、こんなに手間をかけて全文和訳した英文は、99.9%受験には出ないんです。
宿題提出のためだけに、せっせと「調べもの」する時間がもったいないですよね。
英単語や英文法の知識をしっかりつけてからだったら、時間もかからず
すらすらと訳すことができますので、英語学習は正しい順番でやることが大切です。
最後に…
高校英語は中学英語よりも文法が複雑で、覚えることも多くなります。
限りある時間を効率的に使って、高校生活を楽しみつつ受験に臨むためには、できる限り早めに英文法を先取りしておきましょう!
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