受験相談の声

【高校生必見】国立?私立?志望校の決め方を徹底解説!

 こんにちは。武田塾佐賀校です!

 新学期がはじまって約ひと月が過ぎましたね。みなさんは将来の志望校が決まっていますか?武田塾の受験相談でも、志望校の決め方などを聞かれることは非常に多いです!

 本日は武田塾が配信している動画を参考に、志望校の決め方について紹介していきたいと思います(今回は下の動画の「併願校を考えよう!!」のところには触れません)。 

1将来の夢・職業を決めよう!!

 大学進学はあくまでも手段であり、通過点にすぎません。大学進学したあとに、どんな職業につきたいのか、どんなことをしたいのか、を一度考えてみてほしいです。

 たとえば、美容師になりたいひとであれば大学進学せずに専門学校に通うことが、弁護士になりたいひとであれば大学の法学部へ進むことが将来なりたい職業になるうえで近道になるでしょう。

 最近では将棋のプロ棋士の藤井聡太さんが高校を中退していたことがニュースになりましたね。このように、大学進学はあくまでも手段であり、通過点であることは頭にとどめておいてほしいです。

2文系・理系を決めよう!!

 基本的に文系<英・国・数or社>理系<英・数・理>を重点的に勉強します。

 将来やりたいことがはっきりしているひとは、志望校・志望学部によって文系・理系が決まります。そうではないひとは、得意科目で文系・理系を決めたほうがよいでしょう

 動画の中で紹介されている判断基準は、

英語が得意なら文系、数学が得意なら理系

②英語は苦手だが、社会と国語が得意なら文系

③数学は苦手だが、理科が得意なら理系

 というものです。ぜひ参考にしてみてください。

3国公立・私立を決めよう!!

 受験するうえで国公立大学私立大学には、大きな違いがあります。

 まずは学費面国公立大学は私立大学と比較して学費が安いです。とくに医学部などの学部の場合、国公立大学と私立大学の場合、学費の違いはかなり大きいです。

 つぎに受験形式。国公立大学は共通テスト+その大学の一般入試、私立大学はその大学の一般入試だけが基本です。

 最後に受験科目数。国公立大学は5教科6,7,8科目。私立大学は3教科3,4科目ほどが目安となります。

  国立大学 私立大学
学費 授業料約55万円/年

大学・学部によって異なる

国立大学よりも高い

受験形式 共通テスト+一般入試

一般入試(一部共通テスト利用あり)

受験科目数 5教科6、7、8科目 3教科3,4科目

 もし、同じ勉強時間をかけるのであれば、国公立大学よりも私立大学のほうが、偏差値のよい大学にいきやすいです。

 他にも、さまざまに違いはありますが、最終的には自分の行きたいところを貫いてください

4大学・学部・学科を決めよう!!

 行きたい学部を決めてから大学を選ぶ人も、行きたい大学を決めてから学部を選ぶ人もいます。

 志望学部が決まった人は「学部+優先するワード」で検索してみてください。志望大学のある大学の一覧から候補を選ぶことができます。

 志望大学が決まった人はその大学のHPを見たり、所在地をきちんと調べたり(同じ大学でもキャンパスの位置が異なることがあります)、山火先生おすすめの「大学図鑑」(大学のイメージがぼんやりとつかめます)を見たりしてください。

 オープンキャンパスに参加してみることも大学や学生の雰囲気を知るうえで重要です。

 県外にある大学を志望する場合などには、夏休みなどを利用して出かけてみるのもおすすめです。

<番外編>過去から、あるいは細かいところから関心を広げてみる

 これまで武田塾の動画を参考に、志望校の決め方を述べてきました。

 それでも、「将来の夢(職業)が決まっていない」「各科目の成績もそんなに変わらない」「行きたい大学・学部のイメージもぜんぜんつかめない」という方向けに、筆者なりに志望校の決め方をアドバイスしてみたいと思います。

①幼少期から今までに好きだったことを振り返ってみる

 現在、得意なことや好きなことが見つからない場合、過去のどの時期にどんなことが好きだったのかをなるべく具体的に振り返って自分の関心のありかを探ってみてください

 過去に何に関心を持っていたのかをなるべく自由に出すかたちで振り返り、自分の関心がどこで変化し、どこで持続しているのかを探ってみて欲しいです。その上で、自分の関心のありかをぼんやりと俯瞰してみてください

②現代文の問題文や本を読んで、その著者について調べる

 高校で使われる現代文の教科書や、現代文の入試問題は、非常に興味深い内容のものが多く含まれています。

 読んでみて面白かった文章を書いていた著者の所属する大学や学部、専攻している分野について調べて、志望校を決定するのもひとつの手です。

 とくに、武田塾でも用いている「柳生好之の現代文ポラリス」はテーマごとにまとまっているため、読んで面白かった文章から、関心のある分野を探るのに適しています。ぜひ参考にしてみてください。

 また、本では、岩波ジュニア新書ちくまプリマ―新書などのやさしく書かれた新書などから関心を探ることもおすすめです。学校図書館や地方公共団体が運営している図書館も利用してみてください。

おわりに

 ここまで読んでいただいてありがとうございます。最後に今回紹介した内容をまとめると

1将来の夢・職業を決める

2文系・理系を決める

3国公立・私立を決める

4行きたい大学・学部・学科を決める

というものでした。番外編として筆者なりのアドバイスも付け加えています。

 武田塾佐賀校では、無料受験相談も承っています。志望校選択はもちろん「志望校はあるけれど、合格までにすればいい勉強がわからない」「勉強しているけれどなかなか成績があがらない」など、さまざまなお悩みや不安についてぜひお聞かせください。

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 最後になりましたが、これまで読んでいただきありがとうございます。よい志望校選択の助けとなればうれしいです。

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