医学部医学科は日本の受験界において最難関の入試学部です。
多くの人が合格を目指す一方で合格難易度がとても高いのでが特徴になります。
そこで今回は高校1年生・2年生の皆さんが医学部を目指すとしたら
どのようなことが必要なのかや学部の特徴についてまとめてきたので
本日は医学部医学科がどのようなところなのか紹介させていただきます!
受験対策はいつから始める?
まずは英語と数学から
医学部入試の受験科目は、
英語、数学、理科2科目が基本です。
もちろん、国公立医学部を目指している場合は
共通テストで国語や地歴公民が必要になるため
それらのの対策もしなければいけません。
また、ほとんどの場合、理科の選択科目は
高校2年生の時に決めるため、まずは
英語と数学に集中しましょう。
高1の受験勉強のポイントは?
高1の受験勉強のポイントは、
基礎固めをしっかりとすること
苦手科目をつくらないこと
です。
医学部医学科を目指すとなると、
とにかく難問を解きまくろうと考えがちですが、
それ以上に苦手科目や単元があることが
命取りとなります。
苦手科目を作らないように基礎固めを
しましょう。
高2の受験勉強のポイントは?
高2からは理科が加わります。
いよいよ本格的に受験勉強を始めようと
意識し始める人も多いでしょう。
ここからは、
高1までの内容に抜けがある場合と
そうでない場合で勉強の仕方が変わります。
高1までの内容に抜けがある場合
高1までの内容に基礎の抜けや
苦手部分があれば早めに見直しましょう。
一番大切なのは、
どの科目を優先するべきかということ。
まずは、英語と数学に力を入れてください。
英語と数学の力をつけるのには時間がかかり、
膨大な勉強量が必要となるからです。
また、医学部医学科は英語や数学の配点が
高いことが多いです。そのことを考えれば、
合格の可能性を少しでも上げるために、
英語と数学は必ずマスターしておかなければ
いけないことがわかるでしょう。
高1までの内容に抜けがない場合
高2までに基礎に抜けがない人や
苦手科目や単元がない学生は少ない
と思いますが、
この場合は、高2でも同じように基礎に抜けが
ないように、苦手科目や単元をつくらないよう
勉強を継続していきましょう。
また、
高3の内容の先取り学習に挑戦するのもありです。
ただ、高3の先取り学習に時間を取りすぎて、
苦手科目や単元、基礎の抜けを作ってしまわない
ように注意しましょう。
高2の冬休みごろまでに
高2の冬休みごろに一度、
医学部の過去問を何個か解いてみましょう。
ここでは正答率よりも、
今の実力でどこまで解けるのか、
何が解けなければいけないのかなど、
志望校との距離を測ることが目的です。
実際の入試問題が解けるようになれば
良いです。
高2の冬時点での自分の実力から、合格までの
距離を把握して、高3の受験勉強につなげて
いきましょう🌸
高3の受験勉強のポイントは?
基礎の抜けはないか?
苦手科目や単元はつくっていないか?
英語と数学の得点力はついているか?
がカギです。
ここまで正しく受験勉強を継続できていれば、
高3から受験勉強を始めようとしている人とは
大きな差をつけられていることでしょう。
しかし、ここで安心してはいけません🙅
なぜなら、受験で戦うのは高校3年生だけでなく、
1年以上多く勉強している浪人生も含まれるからです。
実際の入試本番を経験した先輩たちは、
非常に強いライバルとなるでしょう。
医学部入試に必要な科目は?
共通テストに必要な科目
英語(リーディング)
英語(リスニング)
数学(ⅠA)
数学(ⅡB)
国語
理科(物理・化学・生物から2科目)
社会(倫理・政経・地理B・世界史B・日本史Bから1科目)
の5教科7科目です。
特に医学部に行くなら生物は必須なのでは?と
思う人もいると思いますが、ほとんどの大学は
3科目の中から2科目を選ぶことができます。
自分が勉強しやすいものを選ぶとよいでしょう。
※一部の大学では物理必須の場合もあるので、
志望校について確認しておきましょう😲
ちなみに、理系受験生で一番多いのは
物理・化学の2科目選択です。
大学に入ると最初に一般教養で生物を
履修するので、物理選択だから不利になる
ということはないので安心してください。
2次試験に必要な科目
英語
数学(ⅠAⅡBⅢ)
理科(物理・化学・生物から2科目選択)
理科については1科目で受験可能な
ところもあります。
自分が行きたい大学の入試科目を
確認しておきましょう。
また、医学科入試では面接が課されます。
医師を目指している理由や高校生活のこと、
医療問題についての時事的な問題や自分の
考えなどを問われることが多いです。
また、
面接の対策もしないといけません。
勉強の合間に自分の考えをまとめたり、
話す練習をしておくといいですね!
入試難易度は?
偏差値についてはおよそ65~78ほどとかなり幅は
ありますが、入試では高い学力が求められます。
学費を抑えられる国公立の医学部医学科の場合は、
共通テストと2次試験の両方で失敗しないことが
とても大切です!
入試のポイント
非常に難易度の高い医学部医学科ですが、
難しい問題をひたすら解きまくるという
勉強法は効果的ではありません。
確かに、
合格者の共通テストの平均合格得点率は
87%~93%と非常に高いです。
この得点率の高さは、難問を解く力ではなく、
圧倒的な基礎力が関わってきます。
共通テストは第一関門です。
得点率を聞くと、
「こんなにとれるわけない💦」と
言いたくなるかもしれません。
ですが、共通テストで出される問題は
あくまでも基礎的な問題ばかりです。
きちんと問題の本質を理解するような
勉強をしていきましょう!
本質を理解しよう!
勉強において一番大切なことは、
正しい勉強法で効率よく基礎を積み重ねていく
ことです。
つまり、
「解答の根拠を持つこと」です。
ただ、解法の暗記をするだけでは応用問題を
解くことはできません。
「なぜその答えになるのか?」
「どうしてこの式を使うのか?」
「どうやってその答えを出したのか?」
を理解して自分の言葉で説明できるかどうかが
カギです🔑
こうして1問1問取り組むことで、
応用問題を解くための土台が出来ます。
これのベースとなるのが基礎力です✨
英語なら、単語と文法がこれにあたりますね。
これらがわからない状態で英文解釈や長文を
解くことはできないです。
どの科目も基礎問題を絶対に落とさないことが
医学部医学科入試を乗り越えるのに必須です。
合格に近づくためには…
国公立大学の2次試験の問題は理系の
他学部と同じ問題を解きます。
各大門の前半の問題は比較的易しい問題も
多いですが、医学科の合格を狙うなら後半の
問題でもきちんと得点しておく必要があります。
比較的難易度の高い問題で完答することが
できれば合格により一層近づくことが
できるでしょう。
そのためには、他学部受験生にとって難問と
見られる問題を解けるように、基礎力を早めに
身につけて応用問題を解く練習を増やせるように
日頃から計画を立てて勉強しましょう✏
まとめ
医学部医学科に合格するには高い学力が
必要なのは言うまでもありません。
しかし、
それだけではなく、医者になりたいという
強い気持ちを持つことも大切です。
根気強く基礎を固めていきましょう。
また、医学科入試では倍率や変更点などの
前年度やそれまでの入試の傾向に大きく
左右される部分があります。
志望大学の情報もきっちり確保しておくことも
合格につながります。
入試傾向に関する正しい知識も身につけて
受験勉強を進めましょう。
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武田塾大曽根校から伝えたいこと
受験勉強は何からやればいいの?ほとんどの生徒は基礎の完成度がボロボロ
「受験勉強って何をやったらいいですか?」
「何から始めたらいいですか?」とよく聞かれますが、
「人によって違います!!」
最短合格を狙うためには、
「今の実力」から、
「志望校合格まで足りないところだけ補う」のが、
最も効果的な勉強方法なんです。
武田塾だと入塾時に、
何が苦手で何が足りないかをしっかり分析をします。
4択の問題や穴埋めの問題が
正解できればいいではありません。
例えば英文法だったら、
「形容詞って何か言える?」
「副詞って何か説明できる?」って聞くと、
9割以上の生徒さんが言えないです。
実は文法の一番初めから、
完成度が低いことに気づかずに勉強を進めているのです。
これは受験勉強において大問題です!!
単語帳も覚えていない英単語が多く、
覚えていても意味が出るのが遅すぎて、
長文では使い物にならないレベルです。
数学も、その問題は「覚えてるから」解けるでは、
類題やその応用問題まで解けるようになりません。
物理だったら「速さって何?」というと、
「速度との違いは説明できる」のに、
「速さが何か」はわからない生徒さんが多いです。
勉強方法を変えないと、一生効率は上がらない
入試の日程は決まっています。
決められた時間で結果を出さないと入試は厳しいです。
1月に共通テスト、2月に2次試験
そのため12月31日(年内)までには合格点を取りたいです。
10月~12月は過去問を解く期間です。
今11月なので、高3だったらあと1か月ちょっと、
高2ならあと13か月で過去問を
解ける実力をつけないといけないです。
つまり、参考書をすべて終らせないといけないんです。
スゴイ大変そうですよね、、、。
なかなか大学受験ですと、
高校受験より規模感が全く違いますし、
自分1人で志望校合格するまでの計画を
立てて勉強するのは難しい場合が多いので、
志望校に合格したい、受験勉強に不安という方は、
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