英語の勉強進んでますでしょうか。
単語、文法、解釈など皆さんそれぞれの段階で学習を進めているところと思いますが、
英語を学習する多くの人におすすめな参考書とその使い方を解説します。
「大岩のいちばんはじめの英文法」の使い方注意点
今回ご紹介するのは「大岩のいちばんはじめの英文法（超基礎文法編）」の使い方です。
この参考書は基礎的な英文法を講義形式で理解できる一冊です。
武田塾に通う皆さんにはお馴染みのとてもわかりやすい参考書なのですが、
間違った使い方に陥ると効果が半減してしまうかも、、、。そうならないための注意点を５つ紹介します。
大岩を舐めてやらない
高校の授業で英語の基礎を一通り確認するという機会は意外にも少ないものです。だからこそ本質の理解を助けてくれるこの参考書はすべての高校生におすすめの一冊です。
帯には「中学レベルから総復習！」とありますが、中学レベルだけでなく高校レベルでも大半の重要事項は網羅されていて、各単元の基本的な部分がカバーできる一冊です。そのため英語が基礎レベルの生徒だけでなく、英語の偏差値が60台の生徒でも使うべきという場合は多くあります。
例として仮定法過去と仮定法過去完了の違いが説明できるでしょうか。即答できなかった人はぜひ対策しておきましょう。
チェック問題が解けて理解したつもりにならない
「大岩の英文法」は全部で25講の構成で、各講の後ろにチェック問題がついていますが、ここの四択問題が正解できたことで理解できたと勘違いする人は要注意です。
「大岩の英文法」は問題集ではなく講義の本です。チェック問題はおまけとして、説明できるレベルまで理解を深めることにこだわることが重要です。
問題の右側に回答根拠が書かれているのでそれを全部自分の言葉で説明出来たらクリアという認識でいきましょう。
読んでわかったつもりになって終わらない
大岩先生は勉強が苦手な人に教えることが上手く、その説明はとても分かりやすいです。ただし、わかりやすい丁寧な参考書であるがゆえに読んだだけで理解したつもりになってしまいがちです。
各講ごとまたは各ページごとに、「読んで、閉じて、説明する」ことを繰り返す訓練をしましょう。人に説明できるくらい読み込む積み重ねが完成度を大きく変えます。
例文を軽視しない
大岩の英文法では各テーマごとに例文が用意されていますが、この例文と訳をセットで学習するのとしないのでは実力の伸びに差がでます。
また、すべての例文でSVOCの色分けがされているので、ここで文型も意識して学習を進めると英文解釈で楽になります。ひとつの文法事項につき一例文が浮かぶよう、連動して覚えましょう。
ポラリスやネクステージなどの参考書に移った時、解説を理解するのにもここでの基礎知識が重要になります。次に移ってから抜けている部分があった場合、後から読み返して学びを深めるのにも良い一冊です。
第0講や巻末付録もしっかり見ること
みなさんは形容詞と副詞の違いは説明できるでしょうか。ドキッとした方、第０講は品詞の説明になっているのでしっかり確認しましょう。
品詞の役割の理解は複雑な文法の大前提であり、今後の学習の土台になるので必ず押さえておく必要があります。
巻末の付録には不規則動詞変化表などが載っていますが、こちらも分詞や受動態にも関りがあるところなので完璧に暗記し、文法の法則と照らし合わせて理解しましょう。
まとめ
「大岩の英文法」は受験英語の基礎を固める上で多くの人にとってとても重要な参考書です。
基礎を怠らず、自分の言葉で説明できるように理解することが長い目で見ると英語を伸ばしていく近道になります。
今回紹介した５つの注意点に気を付けながら最大限に活用してみてください。
武田塾大曽根校 公式Instagram開設
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武田塾大曽根校から伝えたいこと
受験勉強は何からやればいいの？ほとんどの生徒は基礎の完成度がボロボロ
「受験勉強って何をやったらいいですか？」
「何から始めたらいいですか？」とよく聞かれますが、
「人によって違います！！」
最短合格を狙うためには、
「今の実力」から、
「志望校合格まで足りないところだけ補う」のが、
最も効果的な勉強方法なんです。
武田塾だと入塾時に、
何が苦手で何が足りないかをしっかり分析をします。
4択の問題や穴埋めの問題が
正解できればいいではありません。
例えば英文法だったら、
「形容詞って何か言える？」
「副詞って何か説明できる？」って聞くと、
9割以上の生徒さんが言えないです。
実は文法の一番初めから、
完成度が低いことに気づかずに勉強を進めているのです。
これは受験勉強において大問題です！！
単語帳も覚えていない英単語が多く、
覚えていても意味が出るのが遅すぎて、
長文では使い物にならないレベルです。
数学も、その問題は「覚えてるから」解けるでは、
類題やその応用問題まで解けるようになりません。
物理だったら「速さって何？」というと、
「速度との違いは説明できる」のに、
「速さが何か」はわからない生徒さんが多いです。
勉強方法を変えないと、一生効率は上がらない
入試の日程は決まっています。
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1月に共通テスト、2月に2次試験
そのため12月31日（年内）までには合格点を取りたいです。
10月～12月は過去問を解く期間です。
今11月なので、高3だったらあと1か月ちょっと、
高2ならあと13か月で過去問を
解ける実力をつけないといけないです。
つまり、参考書をすべて終らせないといけないんです。
スゴイ大変そうですよね、、、。
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