校舎長の母校紹介!! 武田塾大曽根校の雰囲気を知る手掛かりになるかも。
武田塾大曽根校の校舎長が通っていたのはこんな大学です。
大阪大学
大阪府吹田市、豊中市、箕面市にキャンパスを置く国立大学で、国内では東京大学や京都大学に次ぐ研究力を有する総合大学として知られています。その歴史は古く、福沢諭吉、大鳥圭介らを輩出した、緒方洪庵の「適塾」を原点に持ちます。
著名な卒業生に、小説家の司馬遼太郎さん、ソニー創業者の盛田昭夫さん、KUMON創設者の公文公(くもんとおる)さん、漫画家の手塚治虫さんなどがいらっしゃいます。
大阪大学の入学難易度
<経済学部の偏差値>
東京大学67.5 京都大学67.5 大阪大学65 名古屋大学62.5 名古屋市立大学60
<法学部の偏差値>
東京大学67.5 京都大学67.5 大阪大学65 名古屋大学62.5 静岡大学55
<工学部の偏差値>
東京大学67.5 京都大学62.5~67.5 大阪大学60~62.5 名古屋大学57.5~62.5 岐阜大学50~55
<医学部の偏差値>
東京大学72.5 京都大学72.5 大阪大学70 名古屋大学67.5 名古屋市立大学65
それでは続いて私が大阪大学に通って良かったことと、残念だったことを紹介していこうと思います。
大阪大学の良いところ!!
1、学生のレベルが高い
私は岐阜県の出身ですが、高校は県内でも指折りの進学校に通っていました。それでも大阪大学の人たちは、彼らよりも頭一つ抜けていたと思います。
よく覚えているのが入学直後にあったフランス語の授業のことです。この授業では最後に数人のチームに分かれて、フランス語によるスピーチを行うというテストがあったので、昼休みなど授業外の時間を使ってチームのメンバーと発表の準備をしました。
すると、どんどん新しい案が出てきて、ものすごいスピードで発表の形にまとめられていくのです。高校でも当然、文化祭の出し物などで話し合う機会は複数ありましたが、その比ではありませんでした。そして、なんと練習を一回もやらずに本番を迎え、当たり前のように成功してしまったのです。
テスト前の勉強会などもやはりとてもレベルが高く、このような仲間たちと過ごす4年間はとても刺激的だったと思います。
2、officeを無料でインストールできる
大学で課されるレポートは多くの場合ワードで作成する必要があります。私は経済学部でほぼ毎日エクセルを使用していましたし、大学生になれば自分のパソコンを持つ人が多いです。でもワードやエクセルなどのoffice製品が初めから入っているパソコンって高いですよね。
でも大阪大学の学生であればofficeが入っていないパソコンを購入しても、学内で無料インストールできます。もちろん他の大学と同じように、大学のパソコン室にあるパソコンを使用すればいつでも利用することはできますが、自分の購入したパソコンにインストールできるのは便利ですよね。
3、朝食も無料!!
現ケロッグ社長の井上ゆかりさんが大阪大学のご出身で、毎年春ごろにケロッグ製品のシリアルやゆで卵、バナナ、牛乳などの朝食セットが学生向けに無料で配布されていました。私も初めての一人暮らしで炊事に慣れていなかったのでとても助かりました。
4、色々な職業の第一線で活躍する方たちが大学に来る
各界で活躍する諸先輩方のおかげか、色々な方が大学に来ます。私の在学中は、例えば財務省の方が一つ講義を持っていたり、他にも金融庁、上場企業の社長、公認会計士、外資系金融機関やコンサルティングファームの方なども良く来ていて、色々な話を聞くことができました。もしかしたらコネも作れるかも(?)しれませんね。
5、他学部の授業を受けられる
他学部の講義を履修して、単位として認められる制度があります。私は経済学部に在学していたので、経済学部の必修科目はもちろん全て受講しましたが、自由選択科目で人間科学部や法学部、文学部、基礎工学部などの授業を受講したことがあります。
6、就職に困らない
就活をサボらない限り、就職先には困りません。大学にも就職支援課があり、有名企業の説明会も大学で開催されます。
就活サイトに登録すれば、いろいろな企業から「初年度から年収500万保証します」とか「社長が対応するので説明会だけでも来て下さい」というはがきがよく届くようになります。
しかしもちろん学生人気の高い企業に入ろうと思ったら「阪大生」というブランドだけでは勝ち上がれません。企業がどんな学生を求めているのか、よく勉強する必要があります。
7、世界レベルの研究者が集う
国内外で多くの賞を受賞し(詳しくは大阪大学の公式HPへ!!)、名だたる学術誌に何度も論文が掲載されてきた強力な教授陣が4年間学生を鍛え上げます。
経済学部では2年生からゼミを呼ばれる少人数の参加型授業があり、そのような”普通に生活していたのではなかなか会う機会のない方たち”と議論し、彼らの知識や考え方を吸収することができます。おかげで私も、「経済学的に考える」というスキルを手に入れ、受験を「合理的な戦略で」乗り切るための指導に活用することができています。
また、そんな教授陣や諸先輩方のおかげで、「Osaka University」 といえば、研究者の間では各分野で名の知られた大学であり、世界各国から多くの留学生が学びにきます。私が入ったゼミは3年と4年合わせて6人のみでしたが、うち3人は海外からの留学生でした。
大阪大学の残念なところ…
1、シンボルがない
東大の安田講堂!!
京大の時計台!!
早稲田の大隈記念講堂!!
でも大阪大学にはこんなかっこいい建物はありません。全11学部を有する学内には多くの講義棟や、世界レベルの研究所、大図書館などがありますが、建物はどれも無味乾燥な直方体ばかりです…
2、駅からちょっと距離がある
吹田キャンパスや豊中キャンパスは最寄り駅から少し歩く必要があります。特に豊中キャンパスは石橋阪大前駅を降りてから「待兼山」という山を上る必要があります。
キャンパス間はバスが通っていますが残念ながら、最寄り駅からはバスが出ていません。
3、単位取得が大変らしい
京都大学の単位は空から降ってくる。神戸大学の単位は道に落ちている。でも大阪大学の単位は地中に埋まっていて、しかも掘っても出てくるとは限らない…
これは関西の難関国立大学3校の学風を比較した有名な話です。(他にも「大阪湾に沈んでる」とかさんざんな言われようでした)
正直、私は京都大学や神戸大学に通ったことがあるわけではないので、比べることはできません。もちろん勉強しないといい成績は取れませんでしたが、それって当然のことだと思います。それとも他大学には「半分以上の学生が落とされる魔の講義」ってないんでしょうか…?
3、都心からは離れている
「大阪大学」ときいて、大阪梅田の大都会を思い浮かべる方がいらっしゃるかもしれません。
でも阪大のキャンパスは、名大や北大など他の旧帝大のように県庁所在地にはありません。大阪市の北、豊中市、吹田市、箕面市の静かな町にキャンパスがあります。
都心の喧騒を避けたい人には良いですね。
豊中キャンパス(文学部、法学部、経済学部、理学部、基礎工学部)…梅田駅~石橋阪大前駅 約20分
吹田キャンパス(医学部、歯学部、薬学部、工学部、人間科学部)…梅田駅~北千里駅 約30分
箕面キャンパス(外国語学部)…梅田駅~彩都西駅 約1時間
※箕面キャンパスは2021年移転予定
5、京大が最強
関西には言わずと知れた超有名大学、京都大学があります。大阪大学からは電車で1時間くらいの距離です。
数々の国際賞の受賞や、東大に並ぶ受験偏差値。そして卒業生の各界での活躍などはやはり大阪大学より頭一つ抜けています。阪大入学者の中には京大諦め組もかなり多く、関西ではどうしても"京大に次ぐ2番手"という意識からは抜けだせない学生は多いかもしれません。
いかがでしたでしょうか?東海圏では「名大」ほどインパクトがあるわけではない阪大の魅力が少し伝わったでしょうか?
生徒や講師からの要望があって作成した記事ですが、在学時代のことを思い出しとても懐かしい気分に浸ることができました。私にとって大学時代は本当に貴重な4年間でしたから、いつも、これから学生生活を送ることになる生徒たちのことがうらやましくて仕方ありません。
私は武田塾大曽根校の開校当初からずっと校舎に常駐しているので、「阪大のことをもっと知りたい!」とか「経済学部って何するの?」などの質問があったら、いつでもお越しください!!
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