「模試が自宅受験になったんですけど、本当の実力ってはかれますか?」
そんな疑問を受験生の方々は抱くのではないでしょうか。
それもそのはず、受験において「模試」というものは避けては通れない「通過点」ですよね。
偏差値とか順位とか判定とか、平素であれば全国一律の時間で試験監督官に監視されつつ解く模試ですから、不正も少なく、自分の立ち位置を正しく知ることが容易だろうと思います。
しかし、今回はどうでしょうか。
中止になったもの、中には自宅受験で受ける模試もあるようですが、
きちんとした判定がでないのではないか
だれかが不正をしたり、時間超過でいい点を稼いでくるのではないか
一度猜疑心を持ったら最後、模試を信用することができなくなってしまいます。
そこで、本記事では、自分の実力をはかる2つの方法を紹介したいと思います。
その1 順位を気にせず、自宅で模試を受験する
いやいや、不正があるかも知れないから模試を信用できないんですよ!
もちろん、中には不正をする方がいるかもしれませんし、そうでなくとも一分一秒のズレは自宅受験ならもう仕方のないことだと思います。
そのため、自ずと誰かと点数を競い合う「相対的な」実力は把握できないと考えた方がいいです。
しかし、実力って他人と比べることでしか把握できないものでしょうか?
過去の自分より成長しているか否かという点でも、実力ははかれるはずです。
そのため、あくまで自分の「現状」を知るために、模試の問題の「どこまで」自分は時間内で戦えたのかを主眼に置きましょう。
例えば数学の記述であれば、大問1つに対して問が3つあるとします。
問1:自信をもって瞬殺し完答できた。
問2:時間はかかったが、なんとか点数になるだろう解答はできた。
問3:粘ったものの全然手も足も出なくて結局白紙。
この大問に時間をかけすぎて、小問の見直しができず、小問の正答率はいつも7割なのに今回は5割だった。
数学の合計点数は3ヶ月前に受けた模試とほとんど同じ点数だった。
もしあなたが自宅で模試を終え、採点が終わり、このような状態であったら次に何をしますか?
「まあ前回より点数落ちてないならいっか」
……と、点数だけ見てそのまま「ぽいっ」てしていませんか?
大切なのは、解き直しと自己分析です。
今回の事例であれば、あなたはいくつの反省点を挙げられるでしょう?
何をすれば、もっと点数を上げることができたのでしょう?
そのような疑問を持って、自分の反省点を洗い出し、知らなかった知識を補い、さらに同じような類題がもう一度出題されたら確実に解けるように仕上げる。
この作業さえ怠らなければ、少なからず模試後のあなたは、模試前のあなたよりも成長をしているはずです。
いや、自分の実力を客観的に誰かに分析してほしいんですよ!
そのための模試ではないんですか?!
そう言われてしまうと、完全に方法その1は論破されてしまいますね……
では、そのような方のために、「客観的に自分の実力を示す指針」をひとつ紹介させていただきたいと思います。
その2 武田塾の志望別ルート
武田塾を一言で言うならば「授業をしない塾」です。
武田塾は講師が生徒に一方的に「授業」をするのではなく、生徒の皆さんが問題を理解できているか参考書を使って「勉強の仕方」を教え、家庭学習の礎を作っています。
ここで、ここで生徒さんが解くテキストは、生徒さんの志望大学と実力からオーダーメイドで算出をするのですが、その土台となっているのが「ルート」の存在です。
ルートとは?
武田塾には、志望大学別に「東大レベル」「地方国公立レベル」「日大レベル」といった具合に、私学も含め様々な大学のレベルに合わせたルートを有しています。
このルートとは、各大学に受かるにはどのレベルの参考書をいつ・どのような順番で活用すればいいのかを表にまとめたもので、これに沿って指導が行われます。
参考書をやるだけで実力がわかるってこと?
いえいえ、それだけではありません。
ルート内すべての参考書を修了した場合、武田塾では「段階突破テスト」を実施しています。
段階突破テストでは、今まで参考書を使って「問題の解き方」をいわばインプットし続けたわけですが、実際に実力がついているかをみるため「実際の入試問題を解いていただく」ものです。
しかも、この「段階突破テスト」は8割以上得点できていないと合格できず、次のルートに入れません。(ちなみに入試本試で8割を取れば、合格どころかトップ合格が狙える点数です)
そのため、段階突破テストを合格できるか否かで、今実際に自分の実力がどれくらいであるのかはかることができるのです。
武田塾ではすでに大学のレベル別に「ルート」が確立されていますので、
これからこういう流れで学習が進んで、●ヶ月後には〇〇をすればいいんだな
という基準と小さな目標を持ってモチベーションを保ちつつ学習を進めることができるのです!
おまけ 分析力
ちなみに先ほどの数学の事例で、どれだけの反省点や改善点を見つけることができましたか?
自分の解答の癖や、じゃあどうしたらいいという改善点って、割と分析するのが難しいですよね。
例えば、仮にそのような生徒さんがいたとして、段階突破テストで先ほどの例のような解答をしてきた場合、講師からのアドバイスとしては、
・問2を解くときに、曖昧にではなくしっかりと解法を知っていればもっとはやく解答できた
・問3の解法を事前に学習しておくべきだった
・問3を解くのを諦めて小問の見直しにいけばよかった
などが上げられそうです。
さらに、生徒さんの解答の癖と性格から、
・●分でわからない問題を捨てて見直しに移るといい
・類題として〇〇参考書の〇〇ページの問題を1問解くように
・理解ができない場合、〇〇参考書の3段落から読み直して、それでもわからなかったら説明をする
・問3の解法を来週までに講師に対して説明ができるレベルで理解してくるように
などといった改善案+αのアドバイスをさせていただくことになるかと思います!
まとめ
さて、いかがでしたか?
「自分で見直しとか改善案まで分析やれるよ!」という方は、ぜひとも模試の問題の活用を!(模試の問題は良問揃いです)
「やっぱり客観的な立ち位置が知りたいな…」という方は、武田塾の無料相談をご利用ください!
無料相談会
無料相談会では、無料で、生徒さんのお悩みや志望から、今後どのような学習をしていけばいいのか、どんな教材を使えばいいのか、過去問はいつ解くべきかなどなど様々なアドバイスを行なっています。(こちらから入塾を強制することはありません)
現在は新型コロナウイルスの影響で、対面での面談は実施しておりませんが、お電話等様々な方法でサービスを提供できればと思っております!
受験生の不安を、少しでも解消できるよう、我々も切に願っております。
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