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高校2年生必見!世界史を名大2次レベルまで引き上げる方法とは?

東京大学、京都大学、名古屋大学など旧七帝大を目指すならば社会科目における高得点は必須!

主要科目に手こずり、社会科目に手が回らない皆様に特別な勉強法を教えたいと思います!

無題みなさんこんにちは!

受験を控えた皆さんの中には、国公立2次試験もしくは私立の一般入試で高レベルな社会科目の実力を要求されるかたもいらっしゃると思います。

今回は主に東海地方のトップ校、名古屋大学の文系学部への入学を主眼に置いてお話したいと思います!

今回は世界史編!!

世界史ってどんな教科?

みなさんは世界史に対してどのような印象を持っているでしょうか?

想定できる答えとしては

「暗記科目なのだから暗記さえすればよい」

「人物の名前、出来事、年号さえわかれば点数になるでしょ?」

「国数英のような主要教科に比べて重要度が低い」

などのものです。

これらの意見は真実なのでしょうか?

世界史は暗記科目か

ここで世界史は暗記科目なのか考えてみることにします。

確かに世界史は勉強していくうえで覚える事は非常に多いです。

みなさんも受験勉強するうえで一問一答形式の問題集を見かけたことがあると思います。

もちろんこの形式の問題集は知識量を充実させる上では非常に役に立ちます。

しかし、この形式の問題集は学校の授業や、予備校の授業では用いられませんよね?

用いられたとしても、それは自習用教材としてであるはずです。

どうしてでしょうか?

それはつまり、

事項を覚えていくだけでは歴史を勉強したことにはならないからです!

これは英語に置き換えて考えるとわかりやすいです。

英語の勉強をするうえで、英単語を覚える事は必須です。

しかし、英単語を覚えただけでは高得点は狙えませんよね?

英単語は基礎知識、前提条件に過ぎないからです。

これと同じことが世界史においても言えます。

一問一答で覚える歴史事項、人物はいわば英語における英単語です。

なので、高得点を狙うためには歴史のつながり、流れ、つまり歴史叙述を知らなければなりません。

このように、世界史は確かに暗記量の多い科目ではあるが、暗記だけではハイレベルな記述には対応できません。

歴史叙述とはなにか?

人名、出来事、年号の暗記これだけでは受験問題、特に国立大学の記述問題には対応できません。

なぜならば、ハイレベルな記述問題では暗記したことを、正確な文脈で答えなくてはなりません。

つまりは、それぞれの歴史的事象が現代においてどのような意味づけをなされているのかを知らなければなりません。

ハイレベル国公立の記述問題でよく見るベトナムの戦後史を例とすると

「ディエンビエンフーの戦いが1954年に起こり、ベトナム側が勝利。この英雄がザップ。」

と覚えただけでは不適当です。これでは、ベトナムの独立からその後ベトナム戦争までの流れに繋げられません。

「第二次大戦後、勢力の弱まったフランス勢力を駆逐しようとするベトナムとフランスの間にインドシナ戦争が勃発。その総本山、1954年ディエンビエンフーの戦いにベトナム側は勝利し、フランス勢力の駆逐に成功。この戦いの英雄ザップはのちのベトナム戦争においてアメリカに勝利する原動力の一つとなった。」

二つの違いは何でしょうか?ただ長々と引き延ばしたのではありません。

歴史の流れ、事象の歴史の中での位置づけを明らかにしたのです。

これが歴史叙述というものですね。

ここまで覚えなければ長い記述問題には対応できません。

でも、ここまで覚えるのは非常に面倒ですよね?

しかし、歴史が得意な人はみな実行しているとっておきの覚え方があるのです!

歴史の流れを用いた暗記法

一つ一つ暗記したあとにそれを一つずつ歴史の流れに当てはめていくのは非常に困難だと思います。

効率が非常に悪い。

では、どうすればよいか?

それは、歴史の流れを知った後にそこに紐づけて知識を覚えていくことです。

ここで大事なキーワードが「紐づけ」ですね。

先ほどの例を引用すると、1954年ディエンビエンフーの戦いと覚えるのではなく

第二次大戦後、列強からの植民地の独立が相次いだ。その中の一つがフランス領インドシナだったベトナム。

と、先に流れを捉えてしまいます。そののちに

独立戦争の総本山となったのが1954年ディエンビエンフーの戦い。

と、場所を与えてあげるのです。

こう覚えてあげると、歴史の流れから戦いの名前が、

戦いの名前から当時の歴史の流れが、相互にわかるようになるのです。

このように覚えてしまえればもう無敵です。

ハイレベルな記述問題となると学校の授業などではさらっとしか触れない、名前だけ知っているような部分から長文解答の記述問題を作成することも多いです。

(例を挙げるならばサファヴィー朝の歴史や、シチリア島の歴史など)

このときに、歴史の流れと知識の紐づけができている人はすらすらと答えられますが、一問一答で知識だけ詰め込んだような人は、どんなに細かい知識を知っていても正確な解答は作ることができません。

結果として、知識が多少不足していても正しい文脈で正しい事柄を答えられた人のほうが、誤った文脈でより多くの事柄を答えられた人よりも点数が高くなるのです。

世界史のコツは「紐づけ」

このコツを覚えていただければ幸いです。

では、この歴史叙述をどのように勉強すればよいのでしょうか?

今までひたすらに一問一答などで知識を蓄えてきた人は不安に駆られるかもしれません。

安心してください。

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