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【大学入試共通テスト 英語】長文読解の力が命運を分ける❗️

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こんにちは!武田塾小山校です。

今日は 大学入試共通テスト英語の長文読解対策についてお話します!

2021年度に新たに導入された『大学入試共通テスト』。センター試験利用入試以上に、私立大学入試の共通テスト利用入試が増えました。私立大学志望の受験生にとっても、国公立大学志望の受験生にとっても、共通テストで得点をゲットすることの影響力は大きいです。

共通テスト英語は、しっかりと対策を重ねれば8割以上を安定してとることは十分に可能です!英語を得点源にできるよう、どのような対策をすべきなのか、しっかり分析・検討していきましょう。

 

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大学共通テストとセンター試験の傾向の違い

2021年度入試から『大学入学共通テスト』が始まりました。センター試験のように過去問題集はほとんどなく、どのような対策をすればよいのか不安に感じてしまいますね。しかし、大学共通テストの英語において受験生が問われる技能は明確になっています。

(1) リスニングの比重が高い

旧来のセンター英語と異なり、大学共通テストでは点数配分が大きく変わります。

〈英語の配点〉 リーディング(試験時間) リスニング(試験時間)
センター試験

200点

(80分)

50点

(60分)

大学入学共通テスト

100点

(80分)

100点

(60分)

よって、リスニングの学習はこれまで以上に重要となり、英語学習の最初から組み入れていく必要があります。

 

(2) 日常生活で使える英語が問われる

共通テストでは、長文読解が中心となる問題構成となります。文章題を通して思考力・判断力・表現力を試され、更には課題発見力と解決能力などを評価できるような設問が作成されています。

大学入試共通テストが目指すのは

『大学生活などの日常生活で使える英語能力』

の向上です。

そのため、試験の題材にはWebサイト、雑誌、メモ、ブログなどの文章を扱い、そこから得た情報を適切に使えるかどうかが見られます。つまり、センター試験の第4問やTOEICの文章題、TEAPのような設問形式が多くなります。

また、大問6つが全て長文問題で構成され、発音アクセントや文法などの知識問題を主に問うことはなくなります。

大問1から6に進むにつれ難易度が上がります。しかし、全体的に英単語や英文法、解釈は日大レベルなため、しっかり対策すれば安定して高得点を取ることが可能です。

 

(3) リーディングでは、制限時間内に解き終えられるかどうかが勝負

上記したように、単語や文法などの難易度は日大レベルであり、難しすぎない長文読解です。

しかし、大問6つ構成で、文章題は10こあります。

スピーディーに文章を読み、制限時間内に内容を理解し正解する必要があるため、長文読解能力の基本の完成度が問われます。

 

入試英語は共通テストの対策だけではNG

共通テストのための勉強だけでは国公立2次試験や私大入試では戦えません。

共通テストでは対策の比重が下がる文法ですが、個別試験のためには 今までと同じように しっかり仕上げる必要があるでしょう。またグラフ・広告の読み取りだけでなく、学術的な文章を読み解ける必要があります。大学の難易度が高くなればなるほど、設問は知識力よりも読解力を問うものが増えてきています。

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共通テスト英語を解くときに意識すべきこと

(1) 時間配分を決めたら、その通りに進める

共通テスト英語を解き切るためには、あらかじめ決めた時間配分通りにすすめることが一番です。

時間配分内で解ききれない問題に時間をかけてしまうと、正解できる他の設問にかける時間が少なくなり、点数が下がってしまいます。時間配分内に解けないということは、そもそも自分にとって難しい問題なのです。

決められた時間内で、解けるべき問題を解き、時間が来たら次の大問に進むことで案外良い点数をゲットできるでしょう。

時間配分の決め方はいろいろですが、1つの例を紹介します。

大問1(A, B):7〜10分

大問2(A, B):10分

大問3(A, B):10〜13分

大問4:10分

大問5:10分

大問6A:15分

大問6B:10分

⭐️ 余りの5分:見直し、解ききれてない設問に戻る、他の大問に配分する、など。

 

(2) 焦らず、ゆっくり読む意識を

制限時間に追われているからといって、焦って文章を読んでしまっては読み間違えてしまいます

プレッシャーや緊張から、文を読んでも読んでも内容が頭に入ってこないパターンもよくあります。

焦って解いた問題の正答率は低いです。

それならば、ゆっくり丁寧に読み、解いた問題を確実に正解させる方が点数が高くなるでしょう。

 

(3) どの大問から解き始めるか

時間配分さえ決めてしまえば、大問1から順に進めて問題はないと思います。

しかし、受験生によっては、一番難しい大問6から始めて落ち着いて解く方針がうまくいったりします。

または、大問1で英語脳に切り替えて大問6→5→4…と進めるパターンもあります。

どんな進め方が一番効率よく解けるのか、模試などで実験してみてください。

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長文が解けないのは なぜ?

入試英語は長文読解で勝負!

共通テスト英語は全て長文読解問題。しかも、文章題の数はだいたい10題と多いです。

「でも、長文読解で点数がなかなか取れません」

「長文ができません。何したら良いですか?」

という相談の声はよく聞きます。

以前、小山校から上智大学に合格した生徒はまさにこの疑問を抱いていました。しかし彼が解いた模試の英語長文を一緒に読んでみると、「長文」ができないのではなく基本的な「単語」を覚えていないことが主な原因だと判明。彼は早速、基本の単語・熟語の暗記にかかり、見事 上智大学の英語をクリアしました。

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長文問題が解けない原因はいろいろ

「長文が苦手」なのではなく、長文を構成する要素のどこが苦手なのか原因を究明し、しっかり対策をすれば長文読解の点数は着実に上がります!

長文読解が苦手なあなた。何が原因で解けないのか、考えてみましょう!以下のどれにあてはまりますか?

(1) ほとんどの単語の訳を知らない・瞬時に訳を思い出せない。
(2) 文法・構文がつかめていない。SVOCMが見えてこない。
(3) 読むスピードが遅めで、設問の答えをしっかり導けるほどの時間を持てない。解き終わらない。
(4) 筆者の言いたいことや、各段落の要点など内容がわからない。
(5) 設問の考え方が難しい。選択肢の違いがわからない。記述回答が苦手だ。
 

原因がわかれば、どの学習から始めれば良いのかわかりますね。単語・熟語・解釈ができていなければ、焦らずそこから始めましょう。急がば回れです。

 

 

多読か精読か、どちらをやるべきか。

「たくさん文章を読んでも、一向に読めるようにならない!」

長文問題をたくさん解き、たくさん読んでいるのに点数が伸び悩むのはつらいですよね。しかし、そのような多読の効果が出るにはタイミングがあります。まずは精読ができているか確認しましょう。

 

(1) まずは精読

精読=1文を正確に読み取れる

英文構造や構文を理解して読めているか、確認しましょう。

よくよく考えてみたら

1文1文を正確に読めていないかも?

どのレベルの長文も精読を怠っていないか必ずチェックしましょう!長文読解の選択肢や文法問題、リスニングでも、雰囲気で1文の意味を理解しようとすると、必ずどこかで間違いが発生します。

どんな文に出会っても、文構造を正しく捉えた上で訳せるようになりましょう!それができてから、多読(たくさんの文章を読む)に移りましょう。

『レベル別』『ハイパー』『ポラリス』など、解説ページにSVOCが振ってある参考書が最初はおすすめです。

【 英語長文問題集の進め方 】

2日に1長文程度

 全ての文にSVOCMを振り、正しく読めるようにする。音読を重ね、左から右に正しく読めるようにする。

 読めない文がなくなったら、次の文章問題へ。

 

 

(2) つぎに多読

多読 → 速読力と読解力を鍛える

精読ができるようになってきたな、と思ったら多読に移りましょう。速読力と読解力を身につける目的で行います。

多読とは1つの文章を何度も読み返したり、いくつもの文章を読むことです。

〜速読力〜

多読の際、気をつけるのは「左から右に読む」ことです。1文全体を眺め、行ったり来たりしながら文を訳せても、入試本番ではタイムアウトになり、点数につながりません。精読で理解した英文構造や単語を、スラスラと読めるように何度も練習しましょう。

〜読解力〜

1文ごと、段落ごとの内容が整理できているのか、要点を押さえられているのかを確認する作業が必要です。何度も文章を読み返し、内容理解を深めるよう意識してください。

またもう1つの多読の目的は、様々なトピック・テーマの知識を入れることです。なので『リンガメタリカ』の文章を多く読むこともおすすめです。

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速読力の身につけ方

速読力を身につけるためには、

音読が一番効果あり。

左から右にスラスラ読めるようになるまで、音読の練習をしましょう。まずは自分の理解できるペースから始めて、つっかえずにスラスラ内容理解できるようになるまで自身を鍛え上げてください。

ただただ英単語を読み上げているだけではダメです。内容を理解しながら読めているかどうかをいつも確認してください

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長文参考書の進め方

「すぐに解説を読んでもいいの?」

長文読解の参考書を進める際は、以下の進め方をオススメします。自分でしっかり考える時間を設けることがポイントです。

【 進め方 】

(1) 長文を読んで問題を解く

(2) 丸つけする

(3) 間違えた問題をどうして間違えたか、どうしたら解けるようになるかを考える

(4) 自力で思いつかなければ、解説を見る

(5) 自分の解き方と照らし合わせて、反省点をあげる。

(6) 次に解く長文読解で、その反省点をいかす。

 

「全文和訳はいつ見るの?」

できればあまり見て欲しくありません。

よく生徒が間違えてしまう方法があります。それはまず英文を読み、そのあと現代語訳を読んでまた英文を読み返すと、読めている気になっていることです。

しかし、自力で訳や内容理解を編み出せていますか?SVOCMをもとにした読解 (精読) を意識しましょう。

(1) まずは自分で1文1文を丁寧に訳し直そう。SVOCMや単語の意味など、不確実要素を参考書で確認し、自力で読めるかどうかを確認。

(2) そのあと初めて全文訳を読み、間違えている部分を洗い出そう。

最初に長文を解いている時点で、読みづらい文にはマーカーを引いておきましょう!後で復習(精読 → 多読・音読)できるようにね!

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まとめ

今回は大学入試共通テストの英語対策としての、長文読解の学習方法を紹介しました。

共通テスト英語は、単語や文法などの難易度がそこまで高くないが、制限時間内に解き終え正解する能力が問われています。

つまり、基本の長文読解能力の完成度が大切です。

さまざまな受験生が長文読解に苦しんでいますが、それぞれの原因を分析し、的確にアプローチしましょう。

特に精読力・読解力・速読力に弱点のある生徒が多いと思いますが、この記事で紹介したポイントを意識しながら学習を進めてください。

入試当日まで学力は伸びます!共通テスト当日に自己最高得点をとってみせましょう!

 

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