こんにちは!武田塾小山校です。
参考書一冊 一冊を完璧にすれば、確実に実力をつけることができます。この記事では、一冊を完璧にするためにどのようなポイントに気をつけて学習を進めれば良いのかについてお話をしていきます。
今日は、共通テストの地理対策に最適な参考書をご紹介します!
共通テストでしか使わない地理、いつから何を始めよう?
大学入試共通テストがいよいよ身近に感じ始める9、10月。
それまで2次試験や私立の個別試験で必要な科目をがんばってきたけれど、国公立大学志望の学生の大半は理科基礎や国語、社会など共通テストでしか受験しない科目の対策もスタートしなければなりませんね。
「そういえば共通テストで使う地理
どうしよう?」
「共通テストの地理さえ点数を上げられたら、志望校の合格が近づくのに…」
と、この時期に悩み始めた受験生へ、共通テスト地理の勉強計画を提案します!
秋から間に合わせる地理の勉強計画
まず、オススメのおおまかな参考書の流れ・勉強の流れはコチラです!
地理に時間を多く割ける場合は最短3ヶ月で計画を達成できます。
(1) 『山岡の地理B教室』で地理に出てくる基礎的な単語や内容を理解する。 まずは基本的な知識のインプットから始めなければ、問題演習をしていても点数が伸びないと思います。基本があやしい方は、そこから始めましょう。 □ 学習目標期間:約1ヶ月 |
(2) 山岡を大体理解できたら、『瀬川聡の大学入学共通テスト地理B 系統地理編 超重要問題の解き方』で分野ごとに問題を解き、理解を深める。『大学入学共通テスト地理Bの点数が面白いほど取れる本』を講義系参考書として用いる。 基本のインプットの後は問題演習を通して、さらに分野の理解を深めます。このとき、正解への導き方を自分にしっかり定着させることが大切です。 □ 学習目標期間:約1〜2ヶ月 |
(3) 共通テスト実践模試問題集やセンター試験過去問で演習を重ねる。 共通テストの出題傾向を掴み、アウトプット練習をしましょう。暗記事項や考え方を忘れてしまった範囲があれば、必ず『瀬川』や『面白いほど取れる本』で復習をしましょう。 □ 学習目標期間:約1ヶ月以上(共通テストまで) |
武田塾では、上記以外にもいろいろな参考書ルートがあります。地理に限らず、各科目の勉強法が知りたい受験生は、最寄りの武田塾を訪ねてみてください!随時、無料受験相談をおこなっています!
地理の学習ポイントと方法
ただの暗記だけでは通用しない!
地図や地形の暗記をするだけでなく、データから物事を推測することができるようになりたい。
設問を見た瞬間にヒントとなる情報を探し出し、答えを導きだせるかどうかが勝負!
講義系参考書と問題集をセットで使う
設問の解き方・考え方は講義系参考書や教科書を必ず参照していく。
人に説明できるように勉強する
正解への導き方をしっかり学んでいきたい地理は、「わかったつもり」をなくしていきたい。
解説を読んで理解したことが定着しているかどうか、実際に説明する練習をしてみるのは効果的。
自力で解けるようになるまで問題集を繰り返す
わからない問題がなくなるまで何周もしたい。設問の正しい解き方が定着するまで繰り返す!
地図や統計を参照する
知らない国や地名が出てきたら、地図帳を開いて場所を覚えよう。
また、取り上げられたテーマについての統計も随時調べていく癖をつけたい。地域・国のランキングデータなども講義系参考書にのっているものは覚えてしまうとベスト。
「GDPなどのランキングを覚えてしまうと、大体の統計問題が解けてしまうよ!」と武田塾教務の高田先生もオススメしています!
「山岡の地理B教室」の進め方
この参考書の良いところ
初学の人でも理解できる、受験地理の入門編です。教科書を受験生向けに読みやすく・親しみやすくしたもので、スムーズに読み進められると思います。
重要なところは赤で書かれ、隠してテストできます。地理の暗記事項と、論理的に解答を導き出す考え方の両方を勉強できます。
勉強の仕方
『Part I』→『Part II』の順番で学習します。
赤文字は必ず理解して暗記しましょう。地図やグラフも一緒に暗記してしまいましょう!
黒文字は、暗記まではいかなくとも、しっかり読んで理解したいです。他人に自分の言葉で説明できるよう練習してください。
これらのことがある程度できるようになるまで何周もしましょう。この参考書の利用者は最低3周はしていくようです。
わからない用語は用語集などで調べながら進めましょう。
学習ペース
復習も含め、1ヶ月で終わらせたい!
厚みのある参考書で『Part I』『Part II』とあるのですが、読みやすい内容のため1冊を1~2週間で1周することが可能です。
問題集「瀬川聡の大学入試共通テスト 地理B 超重要問題の解き方」の進め方
※写真はセンター試験ver.です。今は共通テストver. が出版されています。
この参考書の良いところ
解説がとにかくわかりやすいです。
問題に関連した分野の新たな知識を、解説部分で習得・復習できるのがポイントです。
勉強の仕方
『系統地理編』→『地誌編』の順番に学習します。
全ての問題を解いて、不正解がなくなるまで反復演習してください。
問題を解く前に「板書で学習しよう」に目を通し、基本暗記事項を覚えられているか確認しましょう。その後で、演習問題を解いてください。
解説は全て読み通して、理解して、暗記します。「なぜ間違えたか」「なぜ正解したか」自分の解答に至るまでの知識を答えと照らし合わせるようにしてください。ここで情報を読み取る力を鍛えられます。
同じシリーズの講義系参考書『共通テスト地理Bの点数が面白いほどとれる本』を用いて、瀬川の解説だけではわからない箇所を参照するようにしてください。
学習ペース
各参考書を1ヶ月で1周を終わらせましょう!
『系統地理編』を1ヶ月で1周し、復習に入ると同時並行で『地誌編』も進めましょう。
もし時間があるならば2冊を1ヶ月で1周終えることも可能です。
いずれにしても、参考書を進める上で大切なことは「問題の不正解がなくなるまで繰り返す」ことです。
まとめ
最短3ヶ月で共通テストまでに地理を間に合わせる計画を提案しました!
3ヶ月間で上記にあげた勉強法をしっかりこなすことは大変だと思います。
勉強を進める上でいつも大切なことは、「量をこなすこと」よりも「1つ1つの質を上げる」ことです。表面的な学習にならないように気をつけていれば、着実に点数をあげることができます!
武田塾では、今日紹介した参考書ルート以外にもさまざまあります。気になる方は最寄りの武田塾で [無料受験相談] を申し込んでくださいね💡
受験生の皆さん、大学入試共通テスト頑張ってください!
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