こんにちは!武田塾小山校です。
【生徒の悩みを解決!シリーズ】では、受験生によくあるお悩みを取り上げていきます。
今日のトピックは…
模試の成績
です。「勉強を頑張ってこなしているけど、模試で点数があがらない!」という苦しみの声をあげる受験生は多いです。
模試で点数が上がる勉強とは何か、模試はどのように活用していくべきか、などを語っていきます。
《目次》 - (1) 日大レベルを学習中の受験生 - (2) 基本がある程度固まってきた受験生 |
勉強しているのに、模試の点数が上がらない…
武田塾の宿題や勉強を頑張ってすすめているのに、結果につながっていないようでとても不安…💦受験生であれば誰しもそのような辛さを感じるでしょう。
手応えを感じずに勉強を続けるのはつらいし、意味のない勉強はしたくないですよね。
しかし、そこには受験生が乗り越えるべき
「アウトプット力」の壁
があります。
模試で結果が出ないときは、応用力を学び今までの勉強を見直すチャンスです。
そんな勉強法に挑まなければ、模試で良い成績をとることがさらに遠い出来事になってしまいます。
模試で成績を上げるプロセス
多くの受験生は、最終的に受験本番で結果を出せるように勉強計画を立てていると思います。だから途中経過にある模試でひどい点数をとったとしても、それは勉強の1つの大切なプロセスです。
〜模試や受験本番で好成績をおさめるプロセス〜
各科目の基本知識を固める ↓ 模試などの応用問題で アウトプット練習 × 基本の復習 ↓ 少しずつ初見で解ける問題が増える |
模試や試験で結果を出していくには、間違えた問題を今までの学習と結びつけ、攻略法を学んでいく必要があります。
模試の復習をしっかり行うから、次の模試で成長できるようになるのです。
パターン別、模試の活用法
パターン1:日大レベルを学習中の受験生
勉強した知識を使えたかどうか確認
日大レベル(各科目の基礎知識をインプットする段階)を学習中の受験生は、まだ模試で高い点数をとれなくて大丈夫です。まだ基本を固めている途中の時期に、高得点をとれたらすごいです。
模試で解いた問題において、勉強した範囲の知識をいかせたかどうかを確認するようにしましょう。
そして自分の課題を見つけてください。例えば、「英単語を覚えればもっと文章が読めるから、単語暗記をもっと頑張ろう!」とか「数学の問題の解き方は思いつくけど、どこで何を使うのかもう一度確認しよう!」とか。
間違えた問題は、学習中の基本の参考書で学び直しましょう。
日大レベルが固まったな、と思う時点で、その模試を解き直してください。(解き直しの仕方はパターン2へ)
パターン2:基本がある程度固まってきた受験生
[模試の解き直し]と[今までの学習の復習]を往復する
模試で間違えたところを、今まで使ってきた参考書で復習しましょう!
そして、「どこで間違えたか」「何を覚えていなかったか」「どんな考え方を身につけるべきか」などの弱点分析を行いましょう。
その間違えた問題を、自力で解けるようになるまで、毎週解き直してください
ポイントは間違えた部分を完全に理解し、覚え、自力で解けるようになるまで復習を繰り返すこと。これは過去問演習でも同じです。
模試の復習のタイミング
・模試を終えた後の1〜2ヶ月間
間違えた問題が解けるようになるまで、1週間に1回のペースで解き直しをしてください。
答えを暗記せずに、自力で最初から最後まで解けたらOKです。
・入試直前期
受験直前の1月や2月は、共通テストや私立大学の過去問演習だけでなく、今まで受験した模試の復習を入れましょう。
1度間違えた問題を2度と間違えないようにすることができれば、確実に初見でも解ける問題は増えていきます!
以前できなかった問題を [できる問題] に変えられるまで、何度も解き直してください!
同じ模試問題を解き直して、以前よりも解ける問題が増えていたら、自信につながりますね。もし点数が伸びていなかったら、しっかり復習すればよし!
模試の判定は気にしない!
模試の判定に一喜一憂しないで!最後の模試までE判定でも志望大学に合格した生徒はたくさんいます!模試で失敗し、対策を重ねるからこそ本番で成果をあげられるのです。
※共通テストリサーチの判定は考慮しよう。
模試で意識したいこと
入試本番でベストを出せるように、普段の模試でこんなことを練習していこう!
(1)時間配分を決め、その練習をする。
入試は時間との勝負です!制限時間内に自分が正解できる問題を全て解ききることがとても大事です。
そのためには、解けない問題にたくさん時間を使ってしまうことは何のプラスにもなりません。
時間配分を決めたら、それを守って解き進めてみてください。時間がきたら必ず次の問題へ移りましょう。解ききれなかった設問は、他の大問で余った時間を利用して、戻って解きましょう。
できれば見直し時間をつくりたいです!マークミスをしていないかなどの確認のための時間でもあります。
(2)本番のような環境で、集中力を発揮できるよう練習する。
「入試会場には魔物がいる…」なんてよく言われます。本番当日は予期せぬことが起きたり、慣れない環境に身を置くので、いつも勉強している時とは違ったマインドになりがちです。
いつもと違った緊張感のために全力を出しきれないことのないよう、普段の模試で練習したいです。
まず、頭が真っ白にならないようにする工夫をしましょう。特に文章問題を読んでいる時、読んでも読んでも内容が頭に入ってこないことありますよね?それを防いで、集中することのできるよう、何かしらの工夫を考えましょう。
つぎに、隣の受験生の動作に気を取られないようにしたいです。消しゴムで文字を消す時の揺れや、貧乏ゆすりなどの動作がやたら気になってしまう方は、そのような状況でも精神統一できるように毎回の模試で鍛えてみてください。
(3)受験当日と同じ食事をとってみる。
入試本番が近づいてきた、11月・12月あたりの模試では、起床時間・朝ごはん・休憩中にすること・確認する参考書やノートなどを決めてしまうのもオススメです。
本番当日にベストなコンディションで挑めるよう、いろいろと試しておきましょう。
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