こんにちは!武田塾小山校です。
参考書一冊 一冊を完璧にすれば、確実に実力をつけることができます。この記事では、一冊を完璧にするためにどのようなポイントに気をつけて学習を進めれば良いのかについてお話をしていきます。今日は化学の参考書…
『実践 化学重要問題集』
(以下、化学重問)をご紹介します!
【📚必殺参考書 vol.7】実践 化学重要問題集
《目次》 |
どんな受験生にオススメ?
リードLightノート化学などの日大レベルの参考書を終えた人にオススメ。
『化学重問』はある程度、基本を身につけた受験生に向いています。設問の難易度は入門レベル〜難関大レベルまであり、大学入試の問題を幅広く扱っています。
難関大学や医学部受験には、これ一冊を仕上げれば対応十分可能です!
解説も問題も難易度が高めなので、初学者の方が初めに始める参考書ではありません。
化学基礎を選択する受験生は別の参考書を選びましょう💡
また、『化学重問』は問題数が多いので、入試本番まであまり時間のない受験生は問題数が少なめなものを選びましょう。
『化学重問』の攻略ポイント
一冊でほとんどの大学入試化学を制覇できる!
『化学重問』において、第一に確認したいことは、基礎系の参考書で学んだことのアウトプットができているか です。
学んだ基本的な理解をもとに、新しい応用問題を自力で解き切れるかどうかを確認しましょう。忘れていることなどがあれば、すぐに基礎系の問題集に戻って復習することが大切です。基礎固めが一番大切です!
計算問題もやりごたえがあり!
採点した後は、解説をじっくり読みましょう!解説に要点がわかりやくまとまっているのが、『化学重問』の◎なところです。
無機や有機は資料集を使って、物質の色や状態を確認しながら暗記を進めると効率がいいです!
医学部などの難関大受験者も、これ一冊を受験日までに何周も繰り返せば、入試に対応できます!武田塾小山校の講師たち(自治医科大学医学部生)も愛用していた参考書です。
参考書の問題構成
入門〜難関レベルまで取り揃える
主に[ A問題 ] [ B問題 ] [ 巻末補充問題 ]で構成されています。
〜A問題〜 日大レベルの参考書と同じくらい、または少し発展した内容を問う問題が多いです。 日大レベルの確認や入試・模試前の知識の確認に最適です! |
〜B問題〜 A問題などで出てくる基礎知識の応用や、難関大入試において重要になってくる問題が多いです。 医学部などでも B問題に掲載されている問題の類題がよく出題されます! 赤本を始める前の演習や、赤本でわからなかったことがあるときの復習用として最適な問題です。 |
〜巻末補充問題〜 旧帝大などの過去問からの掲載が多く、かなりの難問が多いです。かなりの余裕があればやっても良いと思います。 しかし、まずはA・B問題を完璧にすることと、赤本演習を優先しましょう! |
1週間の進め方
では、具体的に『化学重問』をどのように1週間進めていくのかを考えていきます!
《前提》
・1日7問程度ずつ進める
・4日進んで2日戻る
〜進める4日間〜 まずは自力で解いてみる。最低でも10分は自分で、答えを見ずに解きましょう。 そのときに日大レベルの参考書のどの問題に似ているかを考えます。 それが思い浮かばない時は、その部分の知識が足りていない可能性があるので、日大レベルの参考書や講義系の参考書に戻って、知識を整理しましょう。 その確認が終わったら、もう一度解き直しをします。 |
〜復習の2日間〜 4日間の間に解けなかった、あるいは理解が曖昧な問題を中心に復習をします。 そのときに、「解けたら終わり」ではなく、4日間で自分が確認した基礎知識や日大レベルの参考書も復習してください。 どうしても覚えられないところなどは、解説のポイントまとめ等を活用して、自分でまとめてみましょう! |
化学を極める勉強習慣とは
・基本の参考書一冊の完成度が大切
・講義系を熟読する
繰り返しになりますが、『化学重問』は難易度高めです!この参考書を完璧にすれば、難関大学の化学にも十分に対応できます。
しかし、難問を解く前に、基本の知識や理解が完成していることがとても大切です。『化学重問』で難しいと思う問題に対して、「丸付けして解説見て終わり」を繰り返してしまっては、何もできるようになりません。
資料集や講義系の参考書を多用しながら、新しい問題でも解法のヒントを見つけられる力を目指して勉強していきましょう。
基礎固めは『リードLightノート化学』または『化学の必修整理ノート』から
『リードLightノート化学/化学基礎』の オススメどころ 各章において、講義部分と問題部分に分かれています。 最初に講義部分があり、数ページにポイントが凝縮されていて、覚えるべき量が一目瞭然なところが良いです。 この講義ページではまず空所の用語の暗記をしてしまいましょう。空所の部分を覚えたら、空所以外で重要だと思うところを隠してテストできるようにしましょう。(グリーンのマーカーを引いて、赤シートで隠して、オリジナルの空所補充をつくろう!)このようにして、講義部分を完璧に覚えてしまうことが「一冊を完璧にする」コツです。 問題部分では入試で出題されるような形式が多く掲載されています。解説がとてもわかりやすく、初学者でも進めやすいと思います。 |
『化学の必修整理ノート』の オススメどころ 基本的な知識の暗記を重視したいなら、『必修整理ノート』がオススメです。問題が少なく、穴埋め問題を通して用語を暗記していく方針のテキストです。 『リードLightノート化学』の計算問題で手間取り、なかなか進まない場合は、『必修整理ノート』で全体の概要や用語を入れてしまうのも効率的です。 |
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