こんにちは!武田塾小山校です。
今日は、英語の文章を速く読めるスキル…
速読力
について書いていきます。
入試や模試を経験した受験生の多くは、「英語が制限時間内に解き終わらない💦」と感じたことがあると思います。ゆっくり読めば理解できそうな長文読解問題も、速く読まなければいけない状況下では点数につなげづらくなります。
この記事では、速読力を鍛えるメソッドを提案していきます!ぜひ参考にしてください。
【💪共通テスト9割めざせ!】速読力を鍛えるメソッド
《目次》 |
速読力が鍵となる入試英語!?
入試で高得点を叩き出す英語力とは、すなわち速読力だといっても過言ではありません。
大学入試共通テスト、私立・国公立の個別試験において、ゆっくり読めば正解できる問題があっても、制限時間内に解き終えなければ点数となりません。
特に2021年度入試から始まった大学入試共通テストの英語リーディングでは、時間内に解き終えることが難しいと感じている受験生が多数だと思います。共通テスト英語は、いかにして英文を正確にスピーディに読み続けていくかが勝負です。
速く文章を理解できるようになれば、共通テスト英語で8〜9割とることは可能です!
速読力が鍵となる入試英語ですが、どのように身につけていけば良いのでしょうか。
速読力を上げるのに求められるスキルとは?
The number of people who suffer from hunger all over the world began to slowly increase again due to man-made comflicts, climate change and economic downturns.
この例文を読むのに、後ろから訳を完成させていたら、とても時間がかかると思います。
文を速く読むには、1文を行ったり来たりできません。英語の順番で、左から右に単語を追っていっても、正確に内容が掴めるスキルが大事です。よって、速読力を鍛えるにあたり大事なポイント2つ!
① 左から右に文を訳せる
② ①が速くできること
③ 内容を理解していること
速読力を身につけるには少し時間がかかります。高校1・2年生のうちから対策を始められるとベストですね!
左から右に読むとは
「左から右に読む」とは、
「日本語訳の 戻る をなくして、英語の順番で理解すること」です。
先ほどの英文を例にとって練習してみましょう。
The number of people who suffer from hunger all over the world began to slowly increase again due to man-made comflicts, climate change and economic downturns.
英文には基本的にS, V, O, Cなどの土台構造があります。
まずは、どこがどれなのかを見分けましょう。
S : The number of people
Sにかかる形容詞 : who suffer from hunger all over the world
V : began
O : to slowly increase again
M(副詞句) : due to man-made comflicts, climate change and economic downturns
次に、この順番で日本語訳をしましょう。
S :「人々の数」
Sにかかる形容詞 :「飢餓で苦しんでいる 世界中で」
V :「始まった」
O :「再びゆっくり増えることが」
M :「人間が作った紛争、気候変動、経済低迷のせいで」
「人々の数」「飢餓で苦しんでいる 世界中で」「始まった」「再びゆっくり増えることが」「人間が作った紛争、気候変動、経済低迷のせいで」
この順番で内容を掴んでいくのが「左から右読み」です。英文構造がわかり、瞬時に英単語の意味が思い浮かぶことが必要ですね。
この「左から右読み」を速くできるように練習するには、シャドーイング・音読が最も効果的です!
速読力を鍛えるシャドーイング・音読
「左から右読み」をスピーディにこなす練習の方法です!
シャドーイングとは、shadow (影) のように CDと一緒に発音していくことです。そうすることで、読むペースやリズムが掴めます。
英語が苦手な受験生にとって、いきなりシャドーイングを行なっていくのは難しいと思います。そのため、まずは「左から右読み」が可能な自分のペースから音読を始めましょう。何度も音読練習を重ね、最終ゴールとしてCDの速さで文章が理解できる・シャドーイングができるようにしましょう!
〜手順〜
step 1 : まずは目標の速さをCDを聴いて確認。
step 2 : いきなりCDのスピードで読めなければ、1文ごとに切ってゆっくり音読練習。この時CDは2分の1倍速にするか、聞かなくてもOK。
step 3 : 徐々に音読スピードを上げ、最後はCDと一緒に音読できるように練習。
step 4 : CDだけを聴いて(文章は見ないで)リスニング練習。もしくは文章だけで速読練習。
音読練習をするときのポイント
・雰囲気読みをしない!しっかり声に出して読み上げることで、読み飛ばしをしない。
・先に現代語訳を見たりしない。読めている気になりたくない。
・CDの速さで読めるまで諦めない!
「読めるのが速くなったな」と実感するのは、音読を毎日続けて2〜3ヶ月後だといいます。1日10分くらいでも良いので、以上に挙げたポイントを意識しながら毎日がんばっていきましょう!
There is no elevator to success. You gotta take the stairs.
道のりは長く、今やっている勉強が本当に合っているのか不安になることもよくあると思います。しかし、勉強法を信じて、結果が出るまで継続することで、必ずゴールが見えてきます!
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