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【📚必殺参考書 vol.4】『入門英文解釈の技術70』

こんにちは!武田塾小山校です。

参考書一冊 一冊を完璧にすれば、確実に実力をつけることができます。今日は、一冊を完璧にするためにどのようなポイントに気をつけて学習を進めれば良いのかについてお話をしていきます。今日は英語の参考書入門英文解釈の技術70(以下、解釈70)をご紹介します!

(※『基礎英文解釈の技術100』でもOK!)

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【必殺参考書 vol.4】長文の読みやすさが違う!『入門英文解釈の技術70』

解釈 70 小山校

"受験運命の分かれ目"と言ってしまいたいくらい、とても重要な英語の学習である解釈

解釈の理解がままならずに長文読解の演習に移ってしまった受験生は、速読力や内容理解の上でなかなか苦労をする傾向にあるようです。

一方、解釈の技術を身につけることで早慶上智などの難関大学の文章を攻略することができます。『解釈70』を学習したおかげで、文章が読めるようになった!と喜びの声を聞かせてくれる生徒が続出です。

 

まず、長文が解けない理由は何だろう?

入試英語は長文読解で勝負!しかし、長文読解で点数がとれない場合はどう対策していきましょう?

「長文ができません。何したら良いですか?」という相談の声はよく聞きます。

以前、小山校から上智大学に合格した生徒はまさにこの疑問を抱いていました。しかし彼が解いた模試の英語長文を一緒に読んでみると、「長文」ができないのではなく基本的な「単語」を覚えていないことが主な原因だと判明。彼は早速、基本の単語・熟語の暗記にかかり、見事 上智大学の英語をクリアしました。

また、ある生徒は単語や熟語、文法のインプットはできていたものの、1文1文の英文構造の取り方がおぼつかず正確に文意を読み取ることが苦手でした。『解釈70』を丁寧に学習したのちは、どの長文を読んでも雰囲気読みをして読み間違えることがなくなり、センター英語で安定して8割以上を取れるようになりました。

「長文が苦手」という生徒のうち、ほとんどは長文問題を構成する単語・熟語・解釈・速読力などの何かが苦手です。原因を究明し、しっかり対策をすれば長文読解の点数は着実に上がります!

 

長文読解が苦手なあなた。何が原因で解けないのか、考えてみましょう!以下のどれにあてはまりますか?

(1) ほとんどの単語の訳を知らない・瞬時に訳を思い出せない。
(2) 文法・構文がつかめていない。SVOCMが見えてこない。
(3) 読むスピードが遅めで、設問の答えをしっかり導けるほどの時間を持てない。解き終わらない。
(4) 筆者の言いたいことや、各段落の要点など内容がわからない。
(5) 設問の考え方が難しい。選択肢の違いがわからない。記述回答が苦手だ。

原因がわかれば、どの学習から始めれば良いのかわかりますね。単語・熟語・解釈ができていなければ、焦らずそこから始めましょう。急がば回れです。

 

 

解釈とは何のこと?

解釈 = 英文構造や構文を理解し、スラスラ読める技術

長文読解で点数がとれない時、よくよく考えてみたら1文1文を正確に読めていないのではないでしょうか?

読めていない長文は必ず精読から入りましょう!文章に限らず、長文読解の選択肢や文法問題、リスニングでも、雰囲気で1文の意味を理解しようとすると、必ずどこかで間違いが発生します。

もしかしたら、センター試験や大東亜レベル日東駒専レベルの文章ならば、構造をとらなくても、何となく内容が見えて正解を選べることもあると思います。しかし、MARCH・関関同立・早慶上智・難関国公立・医学部入試などの英語長文では雰囲気読みでは通用しません。また、和訳問題なども苦手なままになってしまいます。

英語の文には主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C)という文を構成する主要な要素と、その他修飾語(M)があります。1文のうち、どれがどの要素にあたるのかが理解できれば、どんなに難しい文でも日本語訳に組み替えることができ、意味を把握することができます。

さらに!解釈の勉強を通して、速読力を身につけることができるのが正しい勉強の仕方です。SVOCM構造の取り方を理解し、何度も音読練習することで、左から右にスラスラと文意をとれるようになります。文を行ったり来たりしながら和訳ができても、制限時間内に読み終えなければ点数に繋がりません。戻ることなく、内容をとりながらスラスラ読める!このネイティブのような英語スキルの習得は、解釈の学習にヒントがあるのです。

実は!このような解釈を意識した英文の読み方は、難関大学ほど有効です。早稲田大学の英語長文では複雑な構造文が連なり、トピックは専門的で、字数も多いです。そのような難しい文章を制限時間内に読み切るためには、機械的に英文をさばいていく必要がありますよね。たとえ文構造が複雑でも、「いつ、何が、何を、どうした」などに当てはめることができれば読み解けるものです。

解釈とは、どんな文章でもSVOCMを武器に正確に解読し、スラスラと戻らず文章を読み進めるための勉強です。受験生には必須の対策です!

 

 

『入門英文解釈の技術70』の進め方

この参考書は、全ての文をスラスラ理解できるようになるまで繰り返すこと!

[1] 各ページの英文を印刷もしくはノートに書き写す。

[2] まずは自分でSVOCMを振り、参考書でSVOCMの答え合わせをする。振り方の分からないところは解説を熟読!

[3] SVOCMをもとに自力で直訳をつくる。見本の訳と答え合わせをするが、決して見本訳どおりに訳せている必要はない。言いたいことが同じかどうかを確認しよう(自分で正誤を判断しかねるときは、講師や英語の得意な友人に採点してもらおう!)。また、見本訳を丸覚えしてはいけませんよ。

[4] 復習日は、初見ではできなかったページだけを復習しよう。SVOCMが振れて、自力で訳を導けるかどうかを確認してね。

[+α] 受験まで時間に余裕のある生徒は、演習問題でアウトプット練習をしよう。また『ポレポレ』もおすすめ。『ポレポレ』の英文は構造が複雑で、トピックの難易度が高いが、『解釈70』の知識でなんとか訳せると思います。良い練習本です。

 

 

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