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【📚必殺参考書 vol.3】『基礎問題精講 数学』で基礎を完璧に!

こんにちは!武田塾小山校です。

参考書一冊 一冊を完璧にすれば、確実に実力をつけることができます。今日は、一冊を完璧にするためにどのようなポイントに気をつけて学習を進めれば良いのかについてお話をしていきます。今日は数学の参考書基礎問題精講 数学(以下、基礎問)をご紹介します!

さらに、武田塾小山校に在籍する 自治医科大学医学科の講師が、自身の受験勉強で用いた武田塾の参考書の一部を取り上げています。講師が参考書を進める上で重要だと思うポイントもぜひ参考にしてください。武田塾小山校の講師紹介はこちら

 

【📚必殺参考書 vol.3】『基礎問題精講 数学』で基礎を完璧に!

基礎問

 

「本当にこの参考書で勉強したら、数学できるようになるの?」と不安の声をあげている受験生❗️心配ご無用です。

MARCHレベル、地方国公立レベル、東大レベルなどの数学問題集は、全て『基礎問』に載っている問題の応用にすぎません。よって、まずは『基礎問』の設問へのアプローチを理解し、素早く解けるようにならなければなりません。

 

『基礎問』を完璧に仕上げるポイント

理解したつもりで終わらせるのはダメ!分からないところはとことん調べ、解決する!

自力で解法を思いつけるようになるまで何度も繰り返し練習する!

✅ 計算が省略されていて分からないところは、きちんと解決する。学校の教科書、『初めから始める数学』『合格る計算IAIIB』などがオススメ。

✅ 計算の仕方がわかっていても、省略せずに書く。特に計算ミスが多い人は必ず書くよう習慣づけよう。

✅ 答えが分からないとき、すぐに答えを見ない!まずは自分で考える癖をつけよう。

✅ 答えを考える時間は10分程度に決める!制限時間内で解き方が思い浮かばなければ、解説を読み理解する。

✅ 言葉と記号の定義はしっかり覚える!教科書などを参照するのが早いです。

✅ 復習するときは、問題を見て解法がすぐに浮かぶものは飛ばしてOK。時間がかかる or 分からない問題はチェックを入れ、もう一度復習しよう。

✅ IAのデータ分析は基礎問だけでは足りないようなので、センター試験過去問のデータ分析のみを解いて理解するのがオススメ。20年分くらい演習できれば十分でしょう。

いつ見ても反射的に解ける状態にまで持っていこう!

 

中学レベルの数学があいまいなら、どんどん初歩に戻ろう!

中学レベルの計算や基本的な概念があやふやな受験生!焦らず初歩に戻りましょう!

『基礎問』を解いていても、基本的な計算や概念がまだ分からない場合は『基礎問』だけでは効率的に勉強を進められません。

まずは『やさしい数学ノート』などで基本計算をマスターしましょう。それから、教科書や講義系『初めから始める数学』を読みながら『基礎問』を進めていきましょう。

 

『青チャート』v.s.『基礎問』

『青チャート』も『基礎問』と同様、基本を学ぶための良い参考書であり、『青チャート』を宿題に出して欲しいという生徒からの要望も多くあります。小山校在籍講師である自治医科大学の医学部生たちも、『基礎問』派と『青チャート』派に分かれ、それぞれに良さがあります。

この2冊の大きな違いは、掲載されている問題数です。『基礎問』では全範囲の基本的な例題が、400題程度にまとまっています。一方、『青チャート』は例題だけでも1000題あり、かなり問題量の多い参考書です。

武田塾で『基礎問』をオススメする理由は、必要最小限の時間 で基本の数学を完璧にすることが 可能だからです。『基礎問』で基礎をおさえ、そのあとどんどん問題演習を重ねていきたいので、武田塾のルートでは『基礎問』を採用しています!

この400題を解けるようにしておけば、あとは応用問題への取り組み方次第です。大学のレベルが上がれば、問題は頭をひねる問題ばかりになり、基本パターンをもとに自分で解法を導ける力が必要です。

『青チャート』の利点は、あらゆるパターンの問題が掲載されていることです。応用問題なども自分で解法を考え出すのではなく、『青チャート』を通して解法を覚えてしまうことが可能です。しかし、問題数が多いので、受験まであまり時間のない生徒には向きません。逆に、数学が割と得意で、受験まで時間もある生徒にとっては良い問題演習になると思います。

どちらも良いポイントがあります!しかし、思考力を問う大学入試共通テストを考慮すると、『基礎問』で対策していく方がうまくいくのでは?と個人的には考えています。

 

 

共通テストの数学で高得点をとるために

大学入試共通テストの趣旨は日常生活や大学生活において発揮できる思考力・判断力・表現力を問うことです。共通テスト試行調査の内容を見ると、基本的な数学の設問・公式が日常のシチュエーションにあてはめられ、文章や会話文によって状況説明されるように変化しています。したがって、数値や要素を文章から読み取り、適した公式をあてはめる読解能力そして応用力が必要となります。

では、そのような能力をどのように養えば良いのでしょうか?

『基礎問』を解くときに、利用できる数値求めたい数値から公式や解法を逆算できるように意識していきましょう。結果と過程の因果関係を理解しておいてください。

利用できる数値 & 求めたい数値 → 使う公式と解法

「この結果になるには、どの過程をふんだのか」「手元にある数値を利用すると、どの公式を使うのが望ましいか」文章中からヒントとなる数値を抜き出し、『基礎問』の設問パターンと同一視できるようになりたいです。

決して問題の答えを丸暗記しながら進めてはいけません。理屈を理解した上で復習し、このパターンを覚えていきましょう!

 

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