こんにちは!武田塾小山校です。
参考書一冊 一冊を完璧にすれば、確実に実力をつけることができます。今日は、一冊を完璧にするためにどのようなポイントに気をつけて学習を進めれば良いのかについてお話をしていきます。今日は日本史、生物、英単語の参考書をご紹介します!
さらに、武田塾小山校に在籍する 自治医科大学医学科の講師が、自身の受験勉強で用いた武田塾の参考書の一部を取り上げています。講師が参考書を進める上で重要だと思うポイントもぜひ参考にしてください。(武田塾小山校の講師紹介はこちら)
[目次]
【武田塾の必殺参考書 vol.1】学力を伸ばせる参考書の使い方を会得しよう!
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』
入試では知識とともに、歴史の流れをきちんと理解しているかを問われます。この参考書で大まかな流れをつかみましょう。初学者にもわかりやすい参考書です。各時代の流れをマンガにしてあるところもあり、楽しんで進められると思います。
日本史の通史は一通り早く終わらせられると、その後の学習がうんと捗ります。学校の授業を待っていては受験に間に合わないので、現役生にも特におすすめしたいです。
〈各章の進め方〉
(1) 『金谷』の前に『30日完成スピードマスター』で用語を完璧に覚えます。一瞬で答えがわかるようになるまで回数をこなしてください。用語を覚える前に歴史の流れを理解するのは難しいでしょう。(武田塾の暗記方法はここを参照してね)
(2) 『スピマス』の後に『金谷』を読みます。まずは「この章のあらすじ」のページをパッと読もう。今からこんなことを勉強するのか、と大まかに把握しましょう。
(3) 次に、具体的な流れを読んで理解します。
(4) その章を最後まで読んだらもう1回「この章のあらすじ」を見て、頭を整理します。
(5) 時間に余裕がある場合は、その章に該当する教科書の範囲を読みましょう。教科書を理解しながら読めたらOKです。
〈1週間の進め方〉
1日1〜5章すすめ、4日進んで2日戻る。復習があればより良いです。だらだら進めてはいけません。一旦走りきり、何度も復習をして覚えていきたいです。
現役生で、学校のある時期に日本史に割く時間を持てない人は、夏休みなどの長期休みに一気に進めましょう。
『生物の必修整理ノート』
生物の最終目標は、教科書をきちんと理解しながら読めることです。単語の定義を自分の言葉で言える・書けることが大切です。
〈各章の進め方〉
(1) 冊子に直接書き込まず、何度も繰り返し問題を解きましょう。完璧に覚えてください。
(2) 次に教科書や講義系参考書を読みましょう。読み込める・理解できるようになっていたらOKです。
(3) 『整理ノート』のあらかじめ空所になっている箇所はもちろんのこと、空所でない部分も覚えましょう。暗記ペンなどを使い、オリジナルの問題を増やしてみましょう。
〈1週間の進め方〉
1週間に1〜2章は進められると理想です。しかし、ノートをやり込み教科書を読むことが1セットなので、中途半端に進むことのないようにしましょう。
『ターゲット1900』
英単語帳『ターゲット1900』の勉強の進め方を一緒に確認していきましょう。英単語は英語力の基盤です。単語を覚えずに長文読解を解こうとしても、安定した点数が取れることはほぼありません。早め早めに学習をスタートしましょう!
『ターゲット1900』の特徴は、使いやすさです。レイアウトがシンプルで見やすく、単語は難易度別に並んでいます。
〈基本の単語の暗記方法〉
(1) まずは分からない単語を抽出します。赤シートで日本語を隠し、2秒で訳が言えないものを『単語シート』に書き出します。
(2) 2秒で言えるようになるまで繰り返す。「あ〜そうだった、と見て思い出す」「1分かけて思い出す」のでは本番では通用しません。しっかり隠して、単語を見た瞬間に訳を言えるまで、暗記を続ける!
(3) 単語シートの分からない単語を全て覚えたと思ったら、正解していた単語も含めもう一度テストをします。
詳しい進め方は武田塾チャンネルを参照してください ↓
【講師のおすすめ学習ポイント】
⭐️ [アク][発]のマークがあるものは、できればCDを聞いて覚えておこう。今後の入試ではリスニングは勿論のこと、スピーキングの学習も必要になる学生が大半でしょう。単語の日本語訳と一緒に暗記していけるのが理想です。
⭐️ 自分に親しみのない単語が出てきたら、右のページの例文を読んで、単語の使い方を知りましょう。『システム英単語』で言えば "MINIMAL PHRASE"ですね。例えば、permanentという単語をそのまま覚えるのが苦手なら、parmanent teeth(永久歯)というフレーズや例文で、イメージを持ちながら覚えてみましょう。
⭐️ マーチ以上を志望する場合、2〜3周目以降からは派生語も覚えていこう。名詞形、動詞形、形容詞形、副詞形などを、見出しの単語だけを見て言えるようになるまで練習してみましょう。
〈1週間の進め方〉
DON'T:1日に1回まとめて覚えて終わりにすること。スペルをゴリゴリ書いて覚えようとすること。
DO❗️:1日1時間を単語暗記に割くとしても、15分×4回(朝・昼・夕方・寝る前)に分けて行いましょう。特に現役生はこのように進められると効率が良いのではと思います。あらかじめ単語シートに分からない単語をリストアップしておき、そのシートを1日で覚えきりましょう。
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