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【大学編入体験記】2024年度 名古屋大学工学部 合格 編入体験記

はじめに

皆さんこんにちは!

E判定から逆転合格でお馴染みの、武田塾尾張旭校です!!

 

今回は、豊田高専から名古屋大学工学部に合格した筆者が

どのような高専生活を送ってきたかをお話ししていきます!

 

自己紹介

私は豊田高専で機械工学科に在籍していました。

学年での成績は、1年次を除いて、上位5名の中に入っていたと思います。

受験した大学は豊田工業大学名古屋大学のみです。

3年まで水泳部に所属していました。

なぜ編入をしようと思ったか

私は中学生の時、数学や理科少し得意で、国語や社会壊滅的だった記憶があります。

そんなわけで、理系に特化している高専ってところがあると聞いた私は何も考えずに高専に入学していました。

(情報工学科を第一志望としていましたが、第三希望の機械工学科に入学してしまいました!!)

中学生のころから大学生活を夢見ていた私は、高専に入学した時点で、大学に進学することを決めていました。

ですから、進路選択のとき、高専から就職するという考えは頭に一切なく、編入一択でした。

やる気に燃える人のイラスト(男性)

高専生活

1~3年

1年の頃は、高専の寮で生活していたため、自分の生活リズムを作りづらく、あまり定期試験の結果が良くありませんでした。

ただ、部活や寮祭などしっかり参加していたため、このときが一番充実していた気がします。

2年に上がるタイミングでちょうどコロナが流行り出し、家から通うようになり、試験の結果が良くなり始めました。

(前日徹夜して勉強できるようになったおかげです…)

3年になって、専門が増えてきて、内容も難しくなりましたが、その分勉強を以前よりたくさんするようになったため、

成績も落ちずに上位をキープできていたと思います。

また、この時ぐらいから進路についての話が出始めていました。

私はこの時点では特に行きたい大学が明確に決まっていなかったのですが、

「旧帝国大学って名前かっこいいなー。行きたいなー。」

と思っていました。

そんな中、3年の終わりごろ身内に不幸があり、複雑な家庭環境になったことから、実家から出る選択肢が消えました。

そうして私は、4年に進級する前に、名古屋大学を第一志望とすることに決めました。

4年

焦って書類を書く白衣の人のイラスト(男性)

4年になると、機械工学科は工学実験が始まり、地獄のレポート祭りが始まりました。

昔に比べてレポートの量は少なくなり、先生も優しくなっているらしいですが、それでもきつかったです。

授業の内容も、もちろん難しくなっているので、テストの勉強とレポート作成に多くの時間が奪われていました。

そのせいで、4年のときに編入試験の勉強はほぼできていませんでした。

ただ、夏休みは何もなくフリーだったので、TOEICの勉強を始めました。

というのも、名古屋大学の試験科目は、数学、物理、化学、英語(TOEIC)なので、早めに英語を終わらせたかったからです。

この時点で持っていたTOEICのスコアは3年の夏休みの時に受けた545点が最高でした。

TOEICはスタディサプリを使用して勉強していました。

800点目指すぞーと意気込んで臨んだ夏休みでしたが、まだ受験1年前ということもあり、結構サボってしまいました。

その結果、学校で夏休み明けに受けたIPテストは660点でした。全然ダメです。

この結果を重く受け止め、そこから猛勉強をした結果、10月に受けたTOEICにて820点を取ることが出来ました。

目標を800点越えとしていたため、ここでTOEICは終了しました。

これで、英語はもうやらなくてよくなったので、編入数学徹底研究をやり始めました。

しかし、あとでやる精神をもつ私は春休みの自分を信じて、春休み前まで勉強はあまりやりませんでした。

どのくらいやらなかったかというと、徹底研究の1,2章やっただけでした。

あと、化学はDoシリーズを授業中に読んでいたくらいです。

物理はノータッチでした。

勉強中に値落ちした人のイラスト(男性)

春休み

春休みは1日8時間くらい勉強していたと思います。

数学は徹底研究過去問特訓

物理は、大学生の初頭力学電磁気学演習

化学は、Doシリーズ重要問題集単位が取れる物理化学ノート

上記のものを、回しながらやっていました。

あとは、名古屋大学の過去問をちょこちょこやっていきました。

5年

パソコンを使う作業員のイラスト(白衣の男性)

5年になってからは授業数が減り、卒業研究が始まりました。

卒業研究の時間の半分くらいは編入試験の勉強をしていました。

1日最低でも5時間くらい勉強していたと思います。

春休みにやっていたものの復習と、名古屋大学の過去問を繰り返し解いていました。

名大は毎年6月に昨年の編入試験の過去問が公開されるのですが、それを見て解いてみたら、半分くらい解けませんでした。

非常に焦りました。

ただ、もう試験まで2カ月もないということで、もう無理かなーと半ば諦めそうになっていました。

併願した豊田工業大学はすでに合格が決まっていたため、かなりモチベは下がっていました。

そして、試験の前日になんと熱が38.6度も出てしまいました。(父親がコロナだったので多分コロナ)

しかし、明日のために今まで半年以上勉強してきたんだから受けなければいけないと思い、熱がある中受験しました。

幸い、検温などは無かったので、試験は無事受けることが出来ました。

試験内容

受験してから半年経つので、うろ覚えです。間違っていたら申し訳ありません。

数学

➀ベクトル解析

 面積分や体積積分が出ました。ベクトル解析は出ないだろうとあまり勉強していなかったので全然手応えはありませんでした。2割

➁行列の固有値

 ここは典型的な問題でした。9割

③微分方程式と積分

 ここもそんなに難しくなかったのですが、あまり答えに自信がなく何回も解き直した記憶があります。6割

④確率

 確か漸化式の問題だったと思います。そして総和を求める問題もあったような気がします。6割

 

全体では6割くらいの出来だったと思います。ただ、凡ミスがあればもっと下を行くと思います。

 

物理

ごめんなさい全く内容を覚えていません。過去問を参照してください。

力学2問目と電磁気2問目が3割ぐらいしか解けなかった記憶はあります。

全体で5割ぐらい。

 

化学

化学もほとんど内容を覚えていません。

有機化学で反応式が与えられてその生成物の構造式を書く問題と、

ラウールの法則に関する問題はあった気がします。

これも過去問を見てください。

全体で9割くらい。

 

おわりに

私は化学が勉強してて楽しかったので、化学を他の人よりしっかり勉強していたと思います。

その結果、試験で9割ぐらいを取れていたと思うので、ここで他と差をつけることが出来たのだと思います。

化学に苦手イメージを持って、捨てるという人もいると思いますが、逆にそこでたくさん勉強すれば、

他の受験者と差を付けられるので、捨てるのはもったいないと私は思います。

あとは、TOEICを早めに800点以上取っておくことをおすすめします!心に余裕ができます。

 

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