「滋賀医科大学の化学対策はどうしたらいいのか知りたい!」
「現時点で合格圏外、E判定でも滋賀医科大学に合格する方法を教えてほしい!」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは!武田塾大津石山校です。
今回は滋賀医科大合格を左右する
化学を徹底解説していこうと思います!
武田塾では、
日本で出版されている全ての参考書を分析し、
滋賀医科大学の過去問分析を積み重ねて、
たくさんの生徒と共に、
逆転合格を掴み取ってきました。
そんな武田塾だからこそ提供できる
滋賀医科大学の合格に向けた
対策を紹介できればと思います。
大津石山校には
滋賀医科大学に通う講師も複数名います。
現役の大学生である
彼らの2020年入試の化学徹底分析!
是非ご一読ください。
あなたの滋賀医科大学合格への一助となれば幸いです。
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各科目の目標点数
まずは簡単に目標点数を確認しておきましょう。
共通テストに変更となり
多少の変動はありましたが
全体を通してセンター試験が
ボーダー付近であれば筆記試験の目標得点は
45%から55%付近になります。
2019年入試の合格最低点は
合計781.5点/1200点であり、
仮にセンター(共通テスト)が
85%(510点/600点)であれば、、、、
2次試験は271.5点/600点以上、、、
つまり二次試験では
45.2%以上が必要になります。
もちろん年度によって変動があるため
55%以上取れると安心です!
最も高得点が狙いやすいのが
英語だと思います。
共通テストでの文系科目の配点が
2倍ということもあり、
周りの合格者には
2次試験での英語高得点者が目立ちます。
自己採点で180点/200点はあると思う
という強者もいます。
次に得点しやすいのが理科だと思います。
典型問題は少ないですが
過去問対策で攻略していけば、
傾向が見えてきて
対策しやすいのではないでしょうか。
最も得点しにくいのが数学です。
年度によるばらつきも大きいため
安定化して点をとるのは困難だと思います。
化学もほかの教科に漏れず
癖が強めの出題になっています。
模試などで見られる典型問題もありますが、
単科医大らしい文章記述問題が鍵になります。
少し前は実験手順の説明を記述する問題が
出題されることが多かったですが、
最近では理由などを解答させる記述が中心です。
ここで、対策しにくいのが、、、
理由を答えさせる問題のうち
典型パターンの問題が少ないということです。
つまりその場で考察してこと得る必要があるということです。
そのあたりも踏まえて、
2020年入試を元に分析を進めてみましょう!
滋賀医科大学の二次試験の傾向と対策、まとめ記事はこちら!!↓↓↓
2020年度 第一問
まずは第1問
熱化学方程式、反応速度、平衡、理想気体など
多岐に渡る分野からの出題です。
滋賀医大の化学でよくあるパターンですが、
融合問題が多いです。
なお解答ですが、問題によって差はあるものの、
途中過程まで要求される問題がいくつかあります。
どれぐらいの量を書くべきなのかは常日頃から
添削などしてもらう方が良いかもしれません。
問1の(1)は問題ないでしょう。
(2)の「生成熱の定義」は
戸惑う受験生も多いかもしれません。
こういうタイプの問題は事前の理解が重要です。
(3)や問2は典型的なので落としたくないですね。
問3も典型ではありますが、
グラフなどは特徴を取られるようにしましょう。
入試問題は採点する上で、
ポイントとなる箇所が存在します。
普段からの演習や過去問を解く際に
どこが点数になるのかは意識しておきましょう。
問4は普段からしっかり考えて解いている人は
なんの問題も無いでしょう。
しかし、共通テストでも出題されるレベルの
内容で、変に問題慣れしてしてしまうと
“結果だけ暗記”してしまっているかもしれません。
答えを出すだけであれば、
共通テストレベルであっても、
理由まで問われれば2次試験レベルになる
ということはよくあります。
是非、常に疑問を持ちながら、
解答を考えるようにしましょう。
普段、生徒をみている中で、
直近のテストはしっかり取れても、
模試などではいまいち伸び悩んでいるという
生徒が結構いますが、
そういった生徒は
理由まで考えられていないことが多いです。
確かにしっかりと理由を考えて解くと、
最初のうちは結構大変だと思います。
しかし、何回もそのステップを踏んでいると
徐々に考えていた理由自体が
「常識化」してきます。
すると、普段は答えを瞬殺で出せるけども、
理由を問われれば説明できるという
理想の形を作れます。
また、この練習は初見の問題を考える上で
非常に大事な力の養成にもなってくるため、
是非参考にして挑戦してみてください!
問5も基礎的な話なので
確実に点を取っていきたいところです。
教科書にもしっかり載っているようなグラフなので
不安な人は一度熟読してみるといいと思います。
問6は計算問題ですが、
解きやすい問題だと思います。
気体と言えば状態方程式(PV=nRT)が
成り立つことを理解できれば
シンプルかなと思います。
計算ミスが怖いので、
有効数字の取り方を間違えないようにしておきましょう。
(有効数字2桁でと言われているので、
計算はしっかり3桁で解きましょう!)
問7はいろいろな形で問われる
「実在気体」の問題です。
これは問4で説明したような
思考のプロセスを繰り返し練習した人であれば
楽勝だと思います。
実在気体と理想気体の差は、
①分子間力
②原子分子自体の大きさ
の2点がポイントになります。
しかし今回は標準状態であるため、
圧力はそれほど高くないので
原子自体の大きさは
無視して考えて良いと思います。
つまり①だけを記述に書ければ
問題ないと思いますが、
②を考慮しない理由まで書ければ完璧でしょう。
上記の説明で
「どうして②を考えなくていいのか?」と
疑問を思った人は
是非この機会に詳しく調べてみてください。
教科書に載っている実在気体のグラフと
一緒に理由が説明できれば完璧だと思います。
以上第1問を見てきましたが、
解きやすい問題が多かったと思います。
以前の入試に比べれば
かなり癖のある問題は減りましたし、
対策は立てやすいかなと思います。
注意点としては
計算問題は途中過程を要求されるため、
しっかりとその練習もしていった方が
いいと思います。
目標は7割埋め、6割前後取れていればいいかなと思います。
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2020年度 第二問
溶解度積の問題です。
問題慣れしていないと
混乱しやすい分野だと思うので、
練習が大事になってきます。
問1は共通テストでも必要な知識ですので、
資料集などを活用しながら覚えてきましょう。
余談ですが、、、
無機化学で一番覚えにくかったのが
僕自身は「色」でした。
僕だけでなく、多くの受験生が後回しにして、
直前期に詰め込むものになっていると思います。
ではなぜ覚えにくいのでしょう?
これは、実際に実験を授業で行っている高校は
ほとんど無く結果のみを
教えられるからではないかと思います。
大学に入ってやった化学実験は、
白衣に反応した液体などが
つくことで汚れたりして、
反応の様子は覚えています。
別に試験などがあったわけではなく、
暗記しようともしていないですが
割と鮮明に残っています。
つまり、色は文字で理解するよりも
実際に見た方が
インパクトが強く残るのだと思います。
実験がほとんど無いのであれば、
資料集でそのイメージだけでも掴んでおくと
インプットしやすいと思います。
問2は大丈夫だと思うので割愛します。
問3はひらめくのは結構きついかもしれません。
経験がものを言う問題だと思います。
酸塩基の反応なので、
クロム酸が二クロム酸へと変化してしまうことは
思いつけるのかなと思います。
一方で、銀が酸化銀として沈殿してしまうことは
なかなか思い出しにくいかもしれません。
言われてみれば、当然だけど、、、
「塩基との反応で銀は沈殿」というのは
意外と盲点かもしれません。
問4も難しいと思います。
そんなに問題集で見ない記述だと思うので、
差はつかない問題だと思います。
教科書や資料集をチェックしてみて、
特に理由が説明されていなければ
無視してもいいかもしれません。
もちろん「化学の新研究」を
調べれば載っていると思いますが、、、
そんなことを言っていたらきりが無いので
どこかで諦めをつけるのも大事です。
問5はザ・溶解度積の問題です。
数値も綺麗なので落としたくない一問です。
問6は難しくはないですが、
時間との兼ね合いがどうかで
解くか解かないか決めていいと思います。
化学に自信があれば是非解きたいですが、
物理や生物に時間を回した方が
コスパはいいと思う人もいると思うので、
解いてみた感覚でいいのかなと思います。
問7は有名な光との話ですし、
書けるようにしておきましょう。
完全に余談ですし、
確実に合っている話かもわからないので
読み飛ばしてもらっていいのですが、、、
物理選択の人には少し考えてみて欲しい話です。
今回、可視光で通常起こるとされている
反応がX線でも起こるという話ですが、
この理由説明できますか?
僕自身、理学部ではないので、
あくまで入試範囲内での考察ですが、
おそらくこれは、
可視光よりもはるかに
X線の方が振動数が大きいためと考えられます。
化学反応がおこるためには
エネルギーがある値を超える必要があります。
(エネルギーはE=hνですね。νは振動数です)
わかりやすい例は、太陽光とこたつです。
太陽光は紫外線つまり、振動数が大きく、
エネルギーは大きくなります。
このため皮膚に当たると日焼けとして
化学反応を見ることができます。
一方で、こたつは赤外線つまり、
振動数は小さく、エネルギーは小さくなります。
このため、日焼けは起こらず、
暖かく感じる程度ですね。
このことをもとに、可視光とX線を考えれば
はるかにX線のほうが振動数は大きいので、
今回の解答すべき反応が起こって
当然なのではないかと言うことです。
以上余談でした。
問8は問題文から答えが見え見えですね(笑)
スクロースは還元性を示さないというのは
受験生の常識ですし、
この還元性を見るのに銀鏡反応が有効だ
ということも思いつきやすいと思うので
簡単に実験手順を書ければ
問題ないかなと思います。
問9は難関大でおなじみの
チオ硫酸ナトリウムの反応です。
半反応式から書けるようにしておけば
十分だと思います。
以上問2を見てきましたが、
問1よりは書きにくい問題が多いと思いますし、
計算的にも少し
頭を使う問題があるように思います。
合格するには
6割埋められれば大丈夫かなという印象です。
時間的に少しタイトなため、
解く問題を選択するのも重要だと思います。
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2020年度 第三問
第3問はアミノ酸系の話がメインですが、
高分子、無機・理論、
全部詰め込みましたみたいな問題です。
僕は物理選択だったので、
おそらく、受験生の時にこの問題を解いても
なんとも思わなかったと思いますが、
医学を勉強し初めてからこの問題を見ると
結構興味深いなと思います。
医学を本当に理解するには
化学はかなり大事です。
しかし、実際はそんな深くは必要としません。
なんといっても暗記量が多すぎるので、
いちいち細かい話までは追っていけない
と言うのが実状です。
結果を覚えるだけで手一杯になります。
第1問で思考のプロセスの話をしましたが、
大学入学後もああいった勉強を医学ですると、
よっぽど要領が良くないと地獄を見ます(笑)
そのため、結果だけ知っている今、
この問題でホスホリパーゼが
加水分解をする反応を考察してみると、
確かに一致していて納得がいきます(笑)
だからと言って入試に特に役に立たないので、
大学に入ってからまた深く勉強してみてください!
問1、問2は特に説明不要かなと思うので割愛します。
問3はアミノ酸の構造決定ですが、
分子量からも少し予測が付くといいかなと思います。
アラニンが分子量89は
覚えておいて損はない知識です。
それを覚えているだけでも、
かなり時短ができると思うので、
これを機に覚えて欲しいなと思います。
(2)は確実に取りたい問題です。
(3)は暗記できていないと厳しいと思います。
しかし、こういったいわゆる有名な反応の実験手順は
滋賀医大で頻繁に出題されている問題なので、
確実に押さえておきたいところです。
細かい手順はいいですが、
重要なポイントは整理してまとめておきましょう。
問4、5はサクッと答えて終わらせましょう。
問6は構造決定ですが、
異性体に注意できれば問題ないかと思います。
問4からBは予測しやすいので、
そこからAを答えられればいいのかなといった感じです。
問7は無理矢理詰め込んだような問題ですね(笑)
分子量からCはBがどれだけ脱水縮合したかを
確認できれば簡単かなと思います。
沸点上昇は問題ないと思うので、
確実に正解したい問題です。
問8は覚えてるかどうかですね。
時間などを考えて解けなくてもいいと思いますし、
解ければアドバンテージかなと思います。
特に現役生はなかなか高分子の完成度は
高くないと思うので、
浪人生で余力があれば取りたい
というスタンスでいいと思います。
第3問は難しくはないですが、
時間次第かなと思います。
有機化学は経験がものをいう分野なので、
直前期には特に力をいれたい分野です。
どうしても二次試験前は理論をメインに
復習してしまうと思うのですが、
暗記しておけば確実に取れる問題も
有機化学には多いため、
最低でも大問1題は解けるようにしておきましょう。
目標点は6割程度です。
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対策・まとめ
以上滋賀医大の2020年入試を見てきました。
ここ5年ぐらいを見てみると
徐々に簡単になっているように感じます。
昔は癖のある馴染みがあまりない問題が
多かったですが、
最近は典型問題でほぼ構成されています。
重要問題集をつまることなく
すらすら解けるようにしておけば、
まず間違いなく、
化学が足を引っ張ることはないと思います。
逆に、重要問題集がスムーズに解けないと、
時間的にタイトなため、厳しい戦いになると思います。
僕自身は化学は得意とは言えず、
物理で点を稼ぐ方針だったので、
物理をスピーディーに終わらせ、
短縮した時間を化学に回すことで、
少し化学でもアドバンテージを作れていました。
一応、「化学の新演習」までやりましたが、
最近のレベルであれば、
重要問題集で足りるかなと思います。
新演習などの難しい問題が解けるよりも、
基礎を徹底して詰め込み、
スピーディーに解ける方が重要だと感じます。
以前は、
重厚な問題をいかに点が取れるかが
求められていたように思いますが、
最近は単科医大らしくない、
総合大学に近い戦い方が
求められているように思います。
それでもなお、記述問題が目立ちますし、
滋賀医大を第1志望とするのであれば、
専用の対策をしていくのも重要だと思います。
具体的には、
1.教科書・資料集に載っている有名な反応は過程も覚えておく
2. 理論化学での理由が答えられるような思考プロセスを作っておく
といった内容になると思います。
1は総合大学ではそこまで求められないため、
直前期に詰め込むのも手だと思いますが、
2は化学という科目を勉強する上で
欠かせないものだと思うので、
意識して勉強してみてください!
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