「京都大学の日本史対策はどうしたらいいのか知りたい!」
「現時点で合格圏外、E判定でも京都大学に合格する方法を教えてほしい!」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは!武田塾大津石山校です。
今回は京都大合格を左右する日本史を徹底解説していこうと思います!
武田塾では、日本で出版されている全ての参考書を分析し、
京都大学の過去問分析を積み重ねて、
たくさんの生徒と共に、
逆転合格を掴み取ってきました。
そんな武田塾だからこそ提供できる
京都大学の合格に向けた対策を紹介できればと思います。
大津石山校には京都大学に通う講師も複数名います。
現役の大学生である彼らの2020年入試の日本史徹底分析!
是非ご一読ください。
あなたの京都大学合格への一助となれば幸いです。
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各科目の目標点数
【共通テスト日本史】
京都大学文系学部の共通テスト(旧センター試験)の合格ラインは例年85%〜90%程度です。
目標点数は個々人の得意不得意と関連してきますが、
得意な人は90%以上を目指す、
苦手な人は、80%を切らないようにしたいところです。
今年度、センター試験から共通テストに移行しますが、
日本史に関しては、旧来とさほど出題形式に変化は無いので、
得点率80%は堅持したい所です。
※ボーダー数値はパスナビを参照しています。数値には幅がありますのでご了承ください。
【二次試験日本史】
例年京大の日本史は大問四題構成で、100点満点。制限時間は90分です。
第一問から第三問は空欄補充を中心とする単答式の記述問題です。(計70点)
そして第四問は200字の大論述問題2問が出題されます。(15点×2)
目標点数の目安としては、60〜70%でしょうか。
(論述問題で15点程度、そのほかの問題で45~55点程度とるのが目標です。)
日本史は難易度の変化は小さく、他の科目と比べると安定した得点が期待できる科目です。
過去問演習等でも毎回70%近く得点できるように仕上げたいところです。
2020年度 第一問(20点満点)
第一問は、古代、近世、近代についての史料問題です。
単なる記述問題に加え、簡単な論述問題(20~30字程度)も2問出題されています。
それぞれ、
A『日本三代実録』(藤原時平、菅原道真ら編)、
B『神皇正統記』(北畠親房著)、
C『日本改造法案大綱』(北一輝著)を出典としています。
2020年度の史料問題はどれも日本史選択の受験生なら、知っておくべき文献からの出題で、
当該文献が成立した時代背景などを考慮しつつ解いていくことが求められます。
問題の難易度は一部の問題((1)清和天皇の即位した年齢を問う問題)を除き高くないので、
7割(14点)程度確保できるのが理想的でしょうか。
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2020年度 第二問(20点満点)
第二問は原始(縄文時代)〜現代(昭和時代)の知識を空欄補充形式で問う総合問題です。
空欄補充問題では、答えが空欄前後の文字と重複しないよう十分注意してください。
(例:空欄ウ 佐賀県□遺跡
答えは、「菜畑」とすべきであり、「菜畑遺跡」とすべきではない。)
本問は、かなり基本的な知識(『日本史用語集改訂版』(山川出版社)で赤字で表示されているような用語)
しか問われていない(空欄ス(院評定衆)はやや難)ので、
この大問で高得点を記録した受験生は多かったと思われます。
あまり落としたくない問題群と言えます。
他の受験生に差をつけられないよう、8割(16点)以上を目標にしたいところです。
2020年度 第三問(30点満点)
A
古代(飛鳥時代)における東アジアとの国際関係についての問題です。
問題文自体は国際関係を絡めたものとなっていますが、
設問で主にに問われているのは、律令制についての知識です。
律令制の時代について、しっかり勉強していた人にとってはそんなに難しくなかっただろうと思います。
B
中世における鎌倉仏教の誕生と展開についての問題です。
鎌倉仏教は教科書でも多くのページを割いて説明されており、落としたくない問題です。
ただ、鎌倉仏教はその大きな影響力ゆえに、
ほかの宗派(南都六宗)との対立や、一向一揆といった戦乱をも引き起こしました。
鎌倉仏教を勉強する際には、鎌倉仏教のみではなく、その関連知識も意識するべきでしょう。
C
近世(江戸幕府)の支配・統治の仕組みについての問題です。
江戸幕府は、日本各地を効率よく支配するために、さまざまな役職を置きました。
『〇〇奉行』といったような、江戸幕府の統治機構は教科書や資料集に図表としてまとめられていることが多いので、
図表で整理して押さえておけば高得点が期待できたのではないかと思います。
比較的難易度の高い文化史の知識も問われていますが、大問全体としては、7割(21点)程度を目標にしたいところです。
2020年度 第四問(30点満点)
⑴
田沼意次の財政政策について問う問題です。
江戸時代中期の老中田沼意次という超有名な人物について問われており、
⑵に比べると、比較的書きやすかったのではないかと考えられます。
田沼の政治のキーワード(株仲間の推奨、運上・冥加、印旛沼・手賀沼などの新田開発)をピックアップし、
文章としてまとめることによって、まずまずの得点が期待できそうです。
江戸時代の三代改革(享保、寛政、天保)+田沼の政治は
その内容のみならず特色(各々の政治の比較)についても押さえておきたい所です。
⑵
明治・大正期の社会主義運動の展開についての問題です。
ただでさえ複雑で覚えるべきことが多い、明治・大正期の範囲の中でも、
特にややこしい社会主義運動からの出題で、
苦戦した受験生も多かったのではないかと思われます。
社会主義運動をする側(社会民主党、日本社会党といった政党や団体)、
そしてそれを抑圧する側(政府側の動き。大逆事件や治安維持法の制定など)
を意識してまとめると書きやすかったのではないでしょうか。
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対策・まとめ
★高1・高2の時期に意識すべきこと
☆単答記述問題について
日頃の定期テストに向けた勉強を大事にしましょう。
京大の日本史を制するには、
学校の教科書、テキストを用いて、基本的な知識を漏れなく習得することが第一です。
例年、京大の日本史の難易度は決して高くありません。
空欄補充問題などは、一部の例外を除き、あくまでも高校の定期試験レベルであり、
一部私立大学で散見されるような、教科書で見たことの無いような知識の出題はほぼありません。
なので毎回の定期テストで良い点を取れるように全力で勉強に取り組みましょう。
☆論述問題について
京大の日本史の論述問題は、教科書の内容から大きく離れたものは出てきません。
つまり教科書をしっかり読み込むことが大事です。
もちろん教科書を読むのが難しければ、『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』(東進ブックス)など、市販の参考書を読み込むのも良いでしょう。
教科書の中では、『詳説日本史B』(山川出版社)は、実際に論述で使えるような言い回しも沢山あるので、特におすすめです。
★受験生になってから意識すべきこと
☆単答記述問題について
京大の日本史の単答問題は、全範囲から満遍なく出題されるので、
繰り返し繰り返しの学習で、知識の定着を図ることが不可欠です。
『スピードマスター日本史問題集』(山川出版社)や
『日本史B一問一答完全版』(東進ブックス)など
を繰り返し利用して、これまでの勉強で得た知識の再点検をしましょう。
また、日本史は、人名や事件名など漢字で答えなければならないものが多いので、
漢字を覚えなければならないものは、必ず紙に書いて勉強するようにしましょう。
☆史料問題について
日本史に特有の史料問題についてですが、
京大では、例年初見の史料を基にした、問題が出題されることが多いです。
だからと言って、「初見のものばっかり出るのなら、対策しなくて良いや(笑)」ではなく、
初見でも対応できる力をつけていかなければなりません。
具体的には、『日本史史料一問一答完全版』(東進ブックス)などを使って、
すらすら史料を読めるように訓練しておきましょう。
☆論述問題について
京大日本史の大論述問題の特徴は、世界史に比べて問題文が短く、
受験生に与えられるヒントが少ない所です。
例えば、2020年度京都大学入学試験問題日本史第四問(1)を見てみましょう。
『田沼意次の財政政策について、享保の改革との違いにも着目しながら、基本方針と具体的政策を述べよ。』
この短い問題文からヒントとして読み取れるのは、
実質的には、「田沼意次」という名前のみです。
ただがむしゃらに一問一答などに取り組み、用語を暗記しているだけでは、
このヒントから200字の論述を完成させるのは不可能です。
この問題を解くには、少ない問題文のヒントから、沢山のキーワードを導き出す力が必要となります。
(本問においては、「田沼意次」という人物名からどれだけ多くの関連ワードが想起出来るか。)
そこで日頃から、一問一答などで知識を暗記するときには、
それぞれの用語のつながりを意識して勉強するようにしましょう。
メモリーツリー勉強法
(重要な用語を木の幹に見立て、関連する用語を木の枝葉のように記入していき、一枚の紙にまとめる勉強法)
なども大変有用だと思います。
あとは、実際に論述問題に取り組んで、200字書いてみることが大切です。
『”考える”日本史論述「覚える」から「理解する」へ』(河合塾SERIES)
などの日本史論述用の参考書を使って、大論述問題に取り組んでみましょう。
最初のうちは自力では解けないことも多いでしょう。
そんな時は、教科書や参考書を参照しながら。何とか答案を書き上げることが大切です。
この作業を繰り返しているうちに、徐々に自力で書けるようになってくるはずです。
そして実際に自力で論述問題が書けるようになってきたら、
学校の先生や、塾の講師に見せて、添削してもらいましょう。
客観的に評価してもらうことはすごく大切です。
また、京大の形式の問題に取り組むことも大切ですので、
京大の過去問に取り組んでみたり、河合塾や駿台、東進が実施する京大模試を利用して、実践練習するようにしましょう。
特に、京大模試は本番さながらの緊張感が味わえるうえに、
採点してもらえるのでとてもおすすめです。
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