ブログをご覧の皆さんこんにちは!
JR鳳駅から徒歩3分、堺市の予備校武田塾鳳校です!
今回のテーマは「舩澤流 英単語の勉強法」です!
武田塾特別講師である船澤先生が英単語をどのように勉強したのか、どのようなことを意識していたのかなどのポイントを紹介していきたいと思います!
船澤先生は受験生時代『クラウン チャンクで英単語』という単語帳を使っていたそうですが、非常にマイナーなので使っている受験生は少ないかと思います・・・。
しかし今回はどんな単語帳でも使える、覚え方を伝授しますので、船澤先生と違う単語帳の人もご安心ください!
こちらの動画では実際に船澤先生が英単語の覚え方について、お話ししていますので、ぜひこちらもご覧ください!
船澤流 英単語の覚え方
船澤先生の基本的な単語の覚え方は3語1フレーズです。
チャンクがそのような形になっているので、例文の中で単語を覚えていけます。
そして赤シートなどを使って何回もテストをし、定着をさせていきます。
しかし、単語によってどうしても覚えられないものや、場所で覚えてしまい、不意に出てきたら答えられない単語が出てきます。
そうなったときに船澤先生が取り組んでいたのは、何回やってもできないものだけ単語帳を作ることです!
今時単語帳は正直少数派だと思いますが、これには明確な理由があるのです。
どうしてもできないものを単語帳に1回書くことで、「あの時書いた!」と印象をつけることができるのです!
また覚えているものとそうでないもので、覚え方を区別することで、さらに印象付けができるのです!
多くの受験生はこの区別ができていないので、書いて覚えられる人は単語帳を作るのがお勧めですが、そうでない人も、何らかの区別はつけておくといいでしょう。
区別をつけるためのおススメの方法としては、単語帳にチェックをつけておくことです!
何回もチェックがついているものは、覚えにくいものなので、それは別で覚えるようにしておきましょう!
似ている単語の覚え方
単語を覚えられない状況として、場所で覚えてしまうのは、先ほどのように区別することで対処できるかと思います。
しかしconから始まる単語のような、似ている形の単語はどのように覚えるべきでしょうか?
ここで船澤先生の対策としては、ローマ字読みと意味を結び付けるというのを行っていたそうです!
例えばAugustでしたら、ローマ字読みをしたら大体アウグストと読めます。
こうすると似ている形の単語でもかなり変わってくるので、それでひとまずは覚えられます。
しかしローマ字読みであれ正しい発音であれ、根本的に大事なのは繰り返し取り組み、単語と意味を結び付けることです。
これを達成するために、手段を変えながら完璧になるまで取り組みましょう!
繰り返し覚える際のポイント
ここまではできない単語をどう覚えていくかについてお話ししていきました!
では実際そのできないものを、どう繰り返せば覚えていけるのでしょうか?
最初に覚えるとき、大体10~30個ずつやると思いますが、そのまま先まで行ってしまうと序盤の単語は抜けてしまうのです・・・。
この対策として途中でまとめテストを入れることが大事です!
自分の無理の無い程度でまとめテストをはさむことで、しっかり覚えているかどうかを確認できます。
学校ではこのまとめテスト行わない所がほとんどだと思います。
また、武田塾もこのように復習を適宜挟むことを意識した取り組み方をお勧めしています!
基本的な流れとして、
①まずは単語10個の訳1個を5分で覚え、
②これを50個まで進めていきます。
③そしてこの50個を復習し、
④できなかった単語を覚えなおして完成させていきます。
最初のハードルが10個なので、楽に取り組めるのではないかと思います!
後に生かせる単語の覚え方
船澤先生のできない単語の覚え方と、繰り返しの仕方についてお話ししていきました。
ここからは入試問題など、実践的な場面で後々生かせる単語の使い方についてお話ししていきます!
ここで船澤先生は語源を知るというやり方で、実践力を高めたそうです。
先ほど紹介した、似ている単語は、語源が同じなことが多いのです。
「この単語とあの単語、似ているな!」と思うことで、意味が自然に刷り込まれていくのです。
語源を知りたかったら語源辞典を使うことをお勧めします。
またほかにも単語の例文がどういうテーマの文なのか抑えておくと、長文に取り組んだ際、たとえ覚えてなかったとしても、「こういうイメージの単語だった気がする・・・。」と自然に大体の意味が分かってくるようになります!
語源を覚えるメリット
今紹介した語源を使った覚え方ですが、語源を使うことでほかにどんなメリットがあるのでしょうか?
これは長文を解きやすくするだけでなく、他の単語を覚えるのにも役に立つというのがあります。
わかりやすいのが『鉄録会東大英単語熟語鉄壁』で、これは語源ごとに単語が並んでいます。
こうすることで暗記の負担が減らせるのです!
語源で覚えておくことで、覚える部分がその語源以外のスペルになり、覚えるスペルの数も減っていきます。
また長文に取り組んでいると、どうしても未知の単語と出会うことがあります。
しかし、語源で覚えていると、ある程度この予想がしやすくなります!
実際船澤先生も鉄壁をやらずに、語源からの推測を使って東大に合格しています!
時間に余裕のある受験生は語源を一通りさらっておくといいかもしれません!
船澤先生から高校生へアドバイス
船澤先生の様々な単語の覚え方を伝授していきましたが、ここで船澤先生から、今から単語を勉強する人へのアドバイスや注意点をお話ししていきたいと思います!
まず絶対に言えることは、単語は数が大事です!
そのうえで覚えたつもりにならないようにしてほしいです。
例えば場所と単語の意味が結びついてしまい、場所を覚えただけなのに、単語の意味を覚えたと錯覚してしまう人は、必ず単語帳だけで終わらないように意識しましょう。
また武田塾の単語への向き合い方として、時間をかけないということも非常に大事です。
単語を思い出すのに時間をかけてしまい、それで覚えた気になっていたら、長文では時間がいくらあっても足りないです。
最低でも2秒以内に答える、テストも時間を測って解くなどして、スピードをとにかく意識するようにしましょう!
単語を覚えたつもりの人が多い
武田塾の無料受験相談でも、『システム英単語』や『ターゲット1900』などに取り組んできた話を受け、確認テストを解かせますが、ほとんどの受験生が8割行けると自負しておきながら、覚えたつもりになって6割ぐらいに収まってしまうのです・・・。
そもそもですがテストの前は完璧にしてくるのが普通です!
単語は1個でも多く覚えた方が志望校合格に近づけます!
実際解いたら8割~9割だったというのは仕方がないですが、 最初から満点を目指さないというのは、やめるようにしましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は武田塾特別講師である、船澤先生の単語の覚え方についてお話ししていきました。
単語は覚えた気になりやすいものなので、定期的な復習を怠らず、覚えるリソースを減らすために語源なども活用し、すべての単語を覚えたうえでテストに挑むようにしましょう!