こんにちは!JR鳳駅から徒歩3分、堺市の予備校武田塾鳳校です!
今回のテーマは
受験の1年を春夏秋冬別に語る 私立文系編 です。
私立文系で3科目を受験する生徒が今後どういう1年を過ごすのか、これから受験生を迎える現役生はイメージしにくいと思います。
そこでこの時期にはそれをやろう、こういったことに気をつけてようとということを時期別に解説していきます!
なお、今回のお話はこちらの動画で解説されているのでぜひご覧ください。
春(3月〜5月)にやるべきこと
まずは英語、国語、歴史の勉強を始めましょう。
3教科同時に始めないと間に合いません。
社会をあと回しにすると英語の長文演習をしたい時期に社会の暗記に追われたりします。
社会の大変さは後述するのでここでは一旦社会の勉強も春に始めるということを覚えておいてください!
英語
3、4月は基本的に基礎固めの時期です。
英語でいえば単語は 『システム英単語』、熟語は『速度英熟語』、文法では『大岩のいちばんはじめの英文法』や『関正生の英文法ポラリス1』をやっておきましょう。
英文解釈では『大学入試 Basic Lecture 動画でわかる英文法 読解入門編』、『入門英文問題精講』を終わらせましょう。
単語、熟語、文法、解釈といった基礎を固めることが重要です。
国語
国語では古文単語・古典文法を固めましょう。
単語では『読んでも見て聞いて覚える 重要古文単語315』、文法では『高校 やさしくわかりやすい古典文法』、『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』に取り組みましょう。
社会
社会は日本史、世界史どちらを選択するかによりますが、
日本史であれば『時代と流れで覚える!日本史B用語』、
世界史であれば『時代と流れで覚える!世界史B用語』に取り組みましょう。
この春にスタートして基礎を固めることが目標です。
新学期は色々と忙しい時期ではあるかと思いますが、後回しにしたり、雑にやらずに早い時期から固めることが重要です。
春には春のやるべきこと、夏には夏のやるべきことがあるのでこれらを持ち越してはいけません。それぞれの時期でしっかり終わらせましょう。
夏(6月〜8月)にやるべきこと
6月はターニングポイントになってきます。
武田塾の基準として早慶を目指すのであれば6月には日大レベルを突破することが理想です。
6月は基礎固めの時期として認識しておいてください。
歴史であれば通史を6月末までに終わらせておきたいです。学校の授業では1年かかってしまいます。通史を終えるのが受験直前であれば当然間に合わせるのは困難です。
通史はなるべく早く終わらせよう
通史を終わらせるのは早ければ早いほど良いです。
学校では年末、年越しあたりで1番入試で聞かれる現代史に入って、間に合わないからプリントで軽く済ませるなんてことも少なくないです。
それでは点を取れるわけありません。
歴史では通史が終わって勉強終わり!ではなくて、通史が完了してやっと全体像が見えてきて、ここから細かいところを詰めていくという作業になります。
勉強の終わるタイミングの設定でミスをすると受験本番に間に合わなくなるので要注意です。
おすすめの通史用参考書
今の時代は独学でも歴史を勉強できます。
軽い本で言えば、『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』、『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』がおすすめです。
日本史だと『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』が一番わかりやすくおすすめです。
世界史では『きめる!共通テスト世界史』がおすすめです。
こちらの著者の佐藤幸夫先生はYouTubeの「ただよび」というチャンネルでも世界史の解説をしているので、参考書を読んでもわからないところはこの動画でカバーしてしまいましょう。
詳しくやりたい人は『茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本』に取り組んでみてください。
早慶やMARCH、関関同立を志望する人は学校の授業を抜かすのは当然ですが、先取りが当たり前という意識で6月は進めていきましょう。
7月以降
6月までに基礎固めを終えたら夏はとにかく演習を積みましょう。
また、早慶志望者は8月末までにMARCHレベル突破を目指しましょう。
MARCH志望の人は8月末までに日大レベル突破が基準です。
志望校のワンランク下に受かる実力を8月末までに付ける意識を持っておきましょう。
使用する参考書
使う参考書はMARCHレベルの演習系のものです。
英文解釈では『関正生の英文解釈ポラリス1 標準〜応用レベル』といったMARCHレベルの英文解釈に必要な本です。
長文では『関正生のThe Rules 英語長文問題集3入試難関』『関正生の英語長文ポラリス2』といったレベルの高い問題集に取り組みましょう。
必要な人は『英語長文プラスと速読トレーニング問題集』をやって早く読むためのテクニックやルールを覚えましょう。
現代文ではここで『現代文読解力の開発講座』で文章の要旨をまとめて、筆者の主張を掴むトレーニングを行いましょう。歴史では演習に入っていきます。
『日本史B一問一答完全版』、『世界史B一問一答完全版』や『世界史用語マルチ・トレーニング』、『日本史2レベル定着トレーニング』でさらにレベルの高い知識を入れつつ、『実力をつける日本史100題』や
世界史では『HISTORIA 世界史精選問題集』で総合的な演習を積んでいきましょう。
この時期にMARCHレベルを突破するというのは、夏の時点でMARCHに受かる実力があるということです。
ここでしっかり実力をつければ早慶まで、残りの秋冬で最終調整まで持っていけます。
そのために1日12時間の勉強はマストです。
その中で苦手な科目にどれだけ時間を使うかなどの時間配分を考えて戦略を立てていきましょう。
また、いきなり毎日12時間勉強できるわけではありません。今の時期から12時間勉強することにチャレンジしていくようにしましょう。
MARCH段階突破の注意点
参考書のルートをすべてこなしてそのままスムーズにMARCH過去問を解けるわけではありません。
多くの場合そこで壁にぶつかります。
夏までに順調に勉強をこなしていけば、躓いた後に修正をしていくことができます。
何が足りていないのかを分析した後にそれを補う勉強までを8月、遅くとも9月までに終わらせていくことが基準です。
春はがむしゃらに単語や文法をインプットしていく時期ですが、夏は現状を分析して、勉強方法を改善していかないといけません。
秋(9月〜11月)にやるべきこと
志望校レベルの演習をしましょう。
例えば早慶志望であれば、難易度の高い2冊目の単語帳に入っていく生徒もいます。
『速読英単語 上級編』や『大学入試英単語SPARTA3 mastery level 1000語』、『出る順で最短合格!英検準一級単熟語EX』などを自分のタイプに合わせて選んでいきましょう。
また、正誤問題や会話文問題など問題のタイプごとに対策をしていく必要もあります。
正誤問題であれば『門脇渉の英語 正誤問題が面白いほど解ける本』や『スーパー講義 英文法・語法 正誤問題』がおすすめです。
会話文であれば『肘井学の英語会話問題が面白いほど解ける本』がおすすめです。
こういったふうに志望校にどういった問題が出るかを確認した上で分野ごとに勉強していきましょう。
ここからは情報戦です。
いままではルートにそって比較的みんな同じ勉強をしていきますが、秋以降は志望校の傾向に合わせた勉強が必要です。同じ大学でも学部によって対策が異なってきます。
自分が志望している大学学部にはどんな対策が必要なのか、武田塾チャンネルでも解説しているのでぜひ確認してみてください。
そのためにも8月末〜9月頭までに過去問を真剣に解いて、敵を知るようにしましょう。
今の時期に解いてもよいですが、ある程度実力が付いてきた夏終わりに取り組むことも必要です。
そこで課題を見つけてその後の勉強に繋げていきましょう。
おすすめの参考書
早慶の長文対策であれば『関正生の英文解釈ポラリス2』や『関正生のThe Rules4』、『関正生の英語長文ポラリス3』に取り組みましょう。
現代文では『現代文と格闘する』、古文では『古文ポラリス3』など難しい問題集に入っていきましょう。
社会では先ほど紹介した参考書たちをどんどん周回していきましょう。
10、11月は過去問演習です。
最初の得点率は3、4割程度が多いです。この時期はどんなに順調な子でも得点できない場合がほとんどです。
そこで活用したいのが赤本ノートです。
これで過去問を解いて出てきた弱いところを洗い出していきます。
武田塾であれば毎週講師がチェックして、弱点の克服に適切な参考書の紹介などをします。
課題を見つけて潰すを繰り返していけば徐々に点数は伸びていきます。
夏よりもより高度な分析力が求められているため、ここは難しいところです。
早慶レベルまでの参考書をやっていれば理論上解ける状態にはなっています。
しかし多くの場合は最初の過去問で躓きます。
そこでまず今まで取り組んできた参考書に問題があり、どれを復習すべきか、どう復習すべきかを考えて取り組むようにしましょう。
一旦は理論上解けるという状態に持っていけるのは武田塾の強みです。
武田塾はルートが決まっていて今までの勉強の軌跡がはっきりしているため、原因の特定もしやすいのです。
11月には早めや入試もあるので、それを控えている人は対策をしつつ滑り止めを確保していきましょう。
冬も過去問演習です。
特に時間配分に気をつけていきましょう。
各大問ごとに時間配分を設定して、その配分や解く順序が正しいかなどをチェックしていきましょう。
私大文系の落とし穴
春にインプットを終わらせないと、すぐに夏に影響が出てきます。
また、過去問演習を始めればすぐに点数が上がるわけではありません。
そこから課題を発見して修正するというのに2、3ヶ月はかかると見ておきましょう。
科目数が多いために油断する人もいますが、春からだんだん志望校を下げる生徒は多く、最終的に春の志望校から2、3ランク下の大学に行く人が多いです。
まとめ
①6月までに基礎固めを終わらせよう
②過去問は課題を見つけて潰していこう
③後回しにせず早めに進めていこう