はじめに
ブログをご覧の皆さん、こんにちは！
JR鳳駅から徒歩3分、堺市の予備校武田塾鳳校です！
今回のテーマは「要注意！秋に大量発生する受験の病気5選」です！
寒くなってくると感染症にも気をつけないといけないですが、実は他にも様々な気をつけるべき病があります！
そこで今回は秋に大量発生する病について紹介していくので、ぜひ皆さんも気をつけてください！
また、今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも併せて参考にしてみてください！
①ポレポレプラチカ病
1つ目はポレポレプラチカ病です。
これは毎年流行する病で、どういう病かというと自分のレベルに適していない参考書を選んでしまう病です。
『ポレポレ英文読解プロセス50』や『文系数学の良問プラチカ』はレベルの高い人向けの参考書になっているのですが、もちろんやっても問題がない人もいます。
ただ、『ポレポレ』や『プラチカ』に限らず自分のレベルに合っていないレベルの高い参考書に無理に手を出すと、進捗が滞ってしまうパターンがあります。
他の参考書でも言えることがあって、例えば過去問でもどのような問題が出題されるのか、自分の志望校を知って取り組んでみることには価値がありますが、自分に足りないものが多くて他の参考書もやらなければいけないというのが見えたにも関わらず、無理して5割くらいしか取れない過去問を繰り返し解いても成績は伸びません！
そして、この病気にかかると本来やるべき勉強に手が回らなくなります。
どんな受験生にも言えることですが、その人に合った最適な参考書を最適なタイミングで取り組むことが、最短で成績を伸ばす上で欠かせないことです。
また、本番までに使いこなせるかどうかのリミットも考えなければなりません。
参考書を終わらせるだけだったら1月ギリギリに終わるかもしれないですが、そこから参考書を活かして入試で長文を読めるまでになれるのかはよく考えなければいけません！
無理して難しい参考書はやらなくても良い
早慶志望は『ポレポレ』をやった方が良いと言われますが、どうしても間に合わず仕上げ切れないのであれば、それまでの勉強の復習や完成度を高めることに集中した方が点数を取れることも多いです。
このあたりの判断は誤らないよう注意しましょう！
②速読病
2つ目は速読病です。
もちろん速読自体は悪いことではないですが、速読“風”病というような感じで、早く読むことを意識しすぎて身になっていない病です。
特に共通テストなどはボリュームが多いので、解いた箇所の正答率が低くて解いた意味がなくなってしまうこともあります。
例えば、最後の長文に入るときも全く時間が足りず、あと5分で読み切ってとりあえず埋めて全部外すのであれば、前の設問をしっかり読んで解答した方が、点数が取れた可能性もあります。
そうならないために、普段の勉強のときにどうやったら正確かつ素早く読めるようになるかを意識しながら勉強することが大事です！
今まで時間が足りず読解できなかったものを、意識だけで時間を短縮して正答率を上げることは不可能です！
本当の速読は日々の読解や音読の練習によって成り立つものです。
正確に読むことを前提に解答スピードを上げるというような考え方で速読と向き合っていきましょう！
③浮気病
3つ目は浮気病です。
これは参考書をたくさん取り組んでしまう病です。
受験期の不安で色々な参考書に手を出してしまいたくなります。
例えば今解釈がアツくて、どんどん良い参考書が出てきています。
ただ、そこは我慢して今自分がやるべきもの、これは適切だと思って取り組んでいる参考書があるならまずそれを仕上げることに徹しないとキリがないです。
やると決めた参考書は最後までやりきることが大事です！
参考書の量や解説の薄さで上手くいっていないから少し難易度を下げるなどで参考書を変更するのはアリですが、どんどん足していくのは危険です。
注意しましょう！
過去問病
4つ目は過去問病です。
これは過去問を多く解くだけで復習を疎かにしてしまう病です。
一番注意するべき病かもしれません。
過去問は解いた方が良いよと誰でも言うので、過去問をひたすら解くことに徹してしまう人が多いです。
過去問は何年分解いた方が良いのかなど年数に着目する人は多いですが、受かる受験生は1回解いた時に得るものが多いです。
逆に受からない受験生は年数ばかりにこだわって、問題を解いてから得るものがすごく少ないです。
1回解いた過去問の中で出てきた課題を課題だと認識せずにまた新しく同レベルの大学の過去問を解くので、結局同じ課題が発生することがループします。
普通は5～10年分やっていたらレベルは上がるはずなのに、1年あたりの分析や振り返りができていないとことで浅い過去問病のようになってしまいます。
そのため、しっかりと過去問と向き合ったときに難しいと感じたときは、今の自分に何が足りないのか自己分析をしてレベルアップをしてからもう1度過去問に挑んでみましょう！
⑤基礎漏れ病
最後は基礎漏れ病です。
これは過去問を解いていく中で、ある程度期間が経つと身についていた基礎が抜けてしまう病です。
現代文の読み方なども演習をしすぎて雑になってしまう人も多いです。
それでは基礎となる地盤が固まっていないことになってしまいます。
今までの基礎の参考書に戻って読み直すことで、正しい読み方を再度身につけてから、また演習に入ると意外にスラスラと解けることが多いです。
他にも定番なところでいうと英単語もそうで、勉強をしていくうちに読解の方に意識が移ってしまい『システム英単語』などを久しぶりに開くと忘れていることもあります。
基礎をこのタイミングだからこそ改めて確認することも大事です！
その勇気を持って今まで取り組んだ参考書を見返しましょう！
まとめ
今回は秋に大量発生する受験の病気5選についての紹介でした！
秋に大量発生する受験の病気は以下の5つです！
①ポレポレプラチカ病
②速読病
③浮気病
④過去問病
⑤基礎漏れ病
もしどれか１つでも当てはまった人がいれば、すぐに改善しましょう！
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