こんにちは!
武田塾太田川校です!
今回は私立文系を目指す受験生の1年間を徹底解説していきます!
「私立文系を目指しているけどこの1年どうやって勉強したらいいか分からない…」という子が多いと思います!
そこで春夏秋冬でやるべきこととおすすめの参考書をご紹介します!
春(3月~5月)にやる参考書
まず春は英語・国語・歴史・社会科目の勉強を始めましょう!
毎年、歴史を後回しにしてしまう人が多いです。
受験が近づいてくると社会の暗記が固まっていないがために、英語の長文を読みたいのに社会の暗記に時間を取られてしまい、あたふたしてしまう人が多いです。
なので春にしっかりと歴史の勉強を始めましょう!
また、春は基礎固めの時期です!
英語であれば英単語や英熟語、英文法や英文解釈を勉強しましょう。
国語であれば古典単語や古典文法を勉強しましょう。
歴史であれば時代の流れを勉強しましょう。
基礎をこの春にしっかりと固めることが目標になります!
基礎固めは舐められがちですが一番大変で重要な範囲です。
後回しにしたり雑にやったりせずに、早めにしっかりと基礎固めを行いましょう!
続いて春(3月~5月)にやる参考書をご紹介します!
英単語:『システム英単語』
英熟語:『速読英熟語』
英文法:『大岩のいちばんはじめの英文法』『英文法ポラリス1』
英文解釈『動画でわかる英文法 読解入門編』『入門英文問題精講』
古文単語:『読んでみて聞いて覚える重要単語315』
古典文法:『高校やさしくわかりやすい古典文法』『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』
歴史:『時代と流れで覚える!日本史(世界史)B用語』
夏(6月~8月)にやる参考書
夏は6月末がターニングポイントになります!6月末までに基礎固めを終わらせましょう!
英文解釈や基礎的な英語長文は6月末で終わるのが理想的です!
歴史は学校の授業では通常1年かかる通史を独学で参考書で先取りをして早めに終わらせましょう!早ければ早いほうが良いです!全体像を把握してから全体を詰めていく作業に入っていきましょう!
早慶・MARCH上位・関関同立上位を目指す人は先取を当たり前だと思いましょう!
7月・8月はとにかく演習に取り組みましょう!目標としては1ランク下の志望校に合格できるレベルに8月末までになっておくことです!
英語はMARCHレベルの長文系の参考書などのレベルの高い参考書に取り組みましょう!必要であれば速読の練習も積んでおくとなお良いです!
現代文は演習を通して、文章の要旨をまとめるトレーニングをしっかりして筆者の主張をしっかり掴むトレーニングをしましょう!
歴史も演習に入ります!6月末までに終わらせた通史に加えて、より深い知識を取り入れ、総合問題を時代ごとにしっかり演習をしていきましょう!
7月・8月は受験の天王山と言われています!夏で失敗してしまうとその先は総崩れしてしまい、そこで受験の勝負がついてしまうこともあります!踏ん張りどころなので頑張っていきましょう!
また、夏は復習が大切な時期です!今自分はどの教科、単元が弱いのか確認して夏のうちにつぶしてしまいましょう!
続いて夏(6月~8月)にやる参考書をご紹介します!
英語長文:『The Rules英語長文問題集1・2・3』『英文解釈ポラリス1』『英語長文ポラリス2』『英語長文プラス速読トレーニング問題集』
歴史:『一度読んだら絶対に忘れない日本史(世界史)の教科書』『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』『きめる!共通テスト世界史』『茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本』『日本史(世界史)B一問一答』『世界史用語マルチ・トレーニング』『日本史用語2レベル定着トレーニング』『実力をつける日本史100題』『HISTORIA世界史精選問題集』
現代文:『現代文読解力の開発講座』
秋(9月~11月)と冬(12月~受験日まで)に行う参考書
秋になると志望校に合わせた勉強をしっかりすることが大事な時期になります!
早慶を目指す子であれば難易度の高い2冊目の単語帳をいれる人も出てきます!
他にも正誤問題や分野別・会話文の対策などの志望校に合わせた対策を秋からやっていきましょう!
また、この時期から同じ大学でも学部によって対策することが違ってきます。しっかりと調べて確認しておいたり、過去問を真剣に解いて敵を知ったりしましょう!
過去問を解く時期についてはある程度実力がついてきた8月末~9月に1回解いておきましょう!
英語は過去問で出てきた問題を重点的に対策したり、より難しい参考書に取り組むようにしましょう!
国語も英語と同じくより難しい参考書に取り組むようにしましょう!
歴史はどんどん演習を繰り返していきましょう!
10月・11月はいよいよ過去問演習に入ります!
最初は全然点が取れないと思います。絶望してしまうこともあるかもしれません。ですがほとんどの人がそれを経験します。
ここで大事なのは復習をしっかりすることです! 『赤本ノート』などを活用して自分の弱点を洗い出して潰していけるようにしましょう!これを繰り返して徐々に点数を上げていきましょう!
また、冬(12月~受験まで)は最終調整の時期です!苦手な部分を潰し切って受験に臨めるようにしましょう!
続いて秋(9月~11月)と冬(12月~受験まで)にやる参考書をご紹介します!
英単語・英熟語:『速読英単語上級編』『SPARTA3』『出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX』
英正誤問題:『正誤問題が面白いほど解ける本』『スーパー講義』
英会話文:『肘井学の英語会話問題が面白いほど解ける本』
英語長文:『英文解釈ポラリス2』『The Rules4』『英語長文ポラリス3』
現代文:『現代文と格闘する』
古文:『古文ポラリス3』
私立文系の落とし穴
私立文系は国公立に比べて受験科目が少ないためなんとなくで行けてしまいそうという楽観的な人が多いです。また、今のうちから本気で勉強しておかないと春に決めた志望校より2~3ランク下の大学になってしまう可能性が高いです。
そうならないためにもしっかりと1年の流れを頭に入れておき、何をどこまでに終わらせるかを計画しておきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私立文系は科目数が少ないからこそ1つ1つ突き詰めなければいけません!
来年の受験に向けて基礎固めをしっかりして、自分の苦手を潰し、第一志望に合格できるように頑張っていきましょう!