こんにちは!
武田塾太田川校です!
今回は2024年度版数学のルートについてご紹介します!
2024年度数学ルートの詳細
武田塾のルートはレベル別に参考書を順番に行うことで高い学習効果が得られます。
数学の成績を向上させるために無理に高いレベルの参考書から始めるのではなく、効果的に学習していきましょう!
基礎徹底レベル
数学苦手者向けのルートです。
定期テストが赤点や平均点に届かない場合はここから始めていきましょう!
・やさしい中学数学
・やさしい高校数学
・高校これでわかる問題集
数学が苦手な人は、小学校・中学校から数学が苦手だった人が多いです。無理に高校レベルから始めるのではなく、しっかりと基本から始めるようにしてください
優しい中学数学から学習開始し、中学数学1冊で3年分を復習→優しい高校数学と問題集で解説理解、分野ごとに演習
パターン化できるまで同じレベル帯で問題量を行うためにこれでわかる問題集をたくさん解くイメージです。
日大レベル
模試で偏差値50程度を取れている人や、定期テストで平均点以上は取れている子はこちらのレベルから始めていきましょう。
・入門問題精講1A・2B(3C)
・基礎問題精講1A・2B(3C)
・ドラゴン桜式数学ドリル
・坂田アキラのベクトルが面白いほどわかる本
・大学入試数学 落とせない必須101題スタンダードレベル
入門問題精講2Bにはベクトルが載っていないので、ベクトルが苦手な子は坂田アキラのベクトルが面白いほどわかる本をその後に行うようにしてください。
文系の子たちは入門1A→基礎問1A(並行してドラゴン桜1A)→入門2B→(坂田アキラのベクトルが面白いほどわかる本)→基礎問2B(並行してドラゴン桜2B)という流れで行ってください。
入門問題精講を飛ばしてしまう子もこれまではいたかと思いますが、抑えるべきポイントをわかりやすく解説してくれています。基礎問題精講では考え方という部分が省かれているので、入門問題精講からしっかりと取り組んでいきましょう。
注意点として必須101題で正答率が低いときは注意が必要です。
落している分野に偏りがある場合は、その分野を復習し、理解を深めましょう。その後、基礎問や入門で落とした分野や例題・演習問題を再度解き、理解を再度確認してください。
理系の子たちに関しても2Bまで終えた後に取り組むようにしましょう。
高1・高2生は 単元ごとに基礎問題を解き、定着度を確認しながら進めるのがお勧めです。
MARCH・地方国公立レベル(文系)
・文系の数学 重要事項完全習得編
・文系の数学 実践力向上編
文系の数学 重要事項完全取得編は、解説が詳細で必勝ポイントを示している参考書で考え方をしっかりと固めることができます。
基礎問と文系数学重要事項は問題が被っているといわれることもありますが、文系数学は基礎問から誘導を省いているような問題の出方です。
時間がある場合は演習問題にも取り組んで、考え方が身についているか確認をしてください。
上記の参考書の良い使い方として、解き方・ポイントをそれぞれまとめておくと初見の問題により対応しやすくなります。
神戸大、筑波大、横国、千葉などは演習量が不足する可能性があるので、それらの大学を目指す人たちは演習問題を行った後に国公立標準問題集Canpassを追加で行うようにしてください。
早慶・旧帝レベル(文系)
・大学入試問題集 ゴールデンルート数学1A・2B 応用編
・文系数学の良問プラチカ 数学1A・2B・C
プラチカは問題・解説共に骨があるものがたくさんあります。ゴールデンルートに載っている問題はプロセス・アプローチ方法がまとまっているのでこちらを必ず行うようにしてください。
全体の設計図をイメージして、段階を踏むことが大事です。そのためのゴールデンルート→プラチカの流れです。
すべての問題を完璧にやりきらなくても、合格の可能性はあります。
数学の範囲によって、優先順位をつけて取り組むべき分野を選んで取り組むようにしてください。自分が志望する大学がどの単元の問題が出やすいかを調べ、その問題から取り組んでいくようにしましょう!
MARCH・地方国公立(理系)
・数学良問問題集
良問問題集はまずは必須問題、確認問題を取り組んでからレベルアップ問題を取り組むようにしてください。
かなりの時間(3か月程度)がかかるものですので、じっくりと取り組んでください。
神戸大、筑波大、横国、千葉未満の大学であれば対応できます。文系数学と同様、上記の大学を目指す子たちはCanpassを取り組むようにしてください。
早慶・旧帝レベル(理系)
志望校ごとに使う参考書が変わってくるので、それぞれ紹介いたします。
東大・京大・東工大・早慶
・国公立標準問題集Canpass
・ハイレベル数学1A・2Bの完全攻略
ハイレベル数学はかなり歯ごたえあり、挫折する受験生もいますが、これらの大学を志望する場合は全範囲をしっかりと行いましょう。解説の考え方の部分を特に時間をかけて理解し、身に着けるようにしてください。
やさしい理系数学、上級問題精講なども不足があるわけではないので、解説の好みで選んで使用してください。
阪大・名古屋・東北大
これらの志望のの中でも【高得点狙いタイプ】か【数学で確実にタイプ】で使用していく参考書が変わります。
【高得点狙いタイプ】
・国公立標準問題集Canpass
・ハイレベル数学1A・2Bの完全攻略
良問問題集で解ける問題もあるので、分野によってハイレベル数学で演習を行うようにしてください。
【数学で確実にタイプ】
・国公立標準問題集Canpass
良問問題集とCanpassのレベル帯はそこまで差はないので、これらを完璧に仕上げて過去問に取り組むようにしてください。
考え方を鍛えたい場合は追加で『世界一わかりやすい阪大の理系数学合格講座』等を取り組んでください。論証が必要な問題や発想力を問われる問題などを身に着けることができます。
北大・九大
・国公立標準問題集Canpass
・世界一わかりやすい九大の数学
上記の参考書の標準的な問題が関税度高く仕上げられているかが非常に大切です。これらを丁寧に進めることを中心に行ってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
・基礎問で基礎固め
・基礎問で学んだ解き方で良問問題集等典型的な入試問題を解いていく!
・考える問題もすぐに答えを見るのではなく、しっかり考えてみる!
・最上位の参考書もかなり考えさせられる問題が多いが、試行錯誤をして挫折せずに挑戦してみる!
数学は、一冊当たりの時間がかなりかかる科目ですが、粘り強く1問1問解いていけば、必ず成長できる科目です。
最期まで諦めず、取り組んでくださいね!
下記の動画でも説明されているのでぜひご視聴ください!