中学生にとっての武田塾　―“自分で勉強する”習慣をつける場所―

こんにちは。武田塾太田校です。

武田塾というと、やはり“逆転合格”というイメージが定着してきているので、必然的に大学受験生のための塾！と考える方が多いのかもしれません。

確かに高校1・2年生を含めても、大学合格を目指す生徒さんが多いのは事実ですね。

その一方で、ここ武田塾太田校では、中学生の入塾も募集しています。

今回は、『授業をしない』武田塾で中学生が学ぶことのメリットを考えてみたいと思います。

school_gakuran_couple

メリットその1：“自分で勉強する”習慣を身につける訓練の場となる

武田塾が塾生に対して求めているものは、『自学自習』の習慣を身に着けてもらうことです。

いつも誰かに教えてもらうことを期待しているような受け身な気持ちでいると、結局学校でも塾でも、先生が一緒のときだけ（イヤイヤ）勉強はするものの、先生が離れてしまえば、次に先生に会うときまで教材を開くこともしないような生徒になってしまいます。

今はみんなスマホを持っているので、自分の部屋にいればどうしてもスマホの誘惑に勝てずに、延々とゲームや動画に熱中してしまいがちです。
You Tubeの怖いところは、いつまでも際限なく見続けてしまうところです。

このような動画の誘惑に打ち勝つためには、物理的に動画を見れない環境に身を置いてしまうのが良いと思います。

更には、誰かの授業を見たり聞いたりする段階から抜け出して、自らペンを動かして単語を覚えたり計算をすることで、自らの五感を働かせてより理解力を高めていく事ができるようになるのです。具体的には、学校のサブワークをしっかりと毎日決まった量をこなすことができるようになり、テスト前に範囲のサブワークを一気に詰め込もうとする他の生徒達に、提出ノートでも、理解力でも大きな差をつけることができるようになります。

この結果として、夏休みなどでも、計画的に課題をこなす力が養われ、始業式間際になって慌ててやり始める、といった失態を犯さなくなります。やはり、優秀な子というものは、学校の定期試験や日々の宿題も確実に処理していく能力を持っていると思います。

study_woman_normal

メリットその2：中長期的目標を具体的に意識しやすい

大学受験生にとって、“一体何から初めていいのかわからない”という悩みは共通のものであると言えます。そして、この悩みはやはり中学生にも当てはまります。

多くの人は中学3年生になって、人生はじめての受験を経験することと思います。今までテスト勉強すらしっかりとやったことがなかったのに、いきなり“受験”と言われても、それこそ、『何をしたらいいんですか（泣）』となってしまう生徒さんも多いことでしょう。

しかし、中学1・2年からしっかりと勉強を計画的に処理していくことを身に着けている子であれば、3年生になる頃までには、高校受験までの日数を逆算していつまでにどの課題をどこまで終わらせるべきかさえも理解している状態となれるでしょう。

更に言えば、中学3年生の時点で高校の学習に既に入っておくというのも有効な手段です。中3の内容と高1の内容はオーバラップしていることが多いです。特に英語や数学は中学の復習から入ることがありますから、そこを先に済ませておくことで高校1年からのスタートダッシュを狙えます。

入試というものは、それが高校入試であろうと大学入試であろうと、『先手必勝』であることは事実です。あの灘高校は、高校2年の時点で数学Ⅲまで終了させ、最後の1年はひたすらに東大の過去問を演習させると聞きます。とにかく早めに手を付けたものが勝利するのです。中学から自学自習の習慣が付けば、高校のみならずその後の大学も、そしてその先も勝利していけるのです。

yamanobori_woman

まとめ

武田塾は、中学生向けの学習塾としては料金は高めであるとは思います。

しかし、武田塾メソッドの結果として、それまで1時間も勉強できなかった高校生が普通に1日6時間以上勉強できるようになっているという事実があります。

中学生の生徒さんが武田塾に通った場合でも、やはり同学年の平均的な子たちの3倍以上勉強時間を確保することができるでしょう。そしてこの学習時間の習慣付けが早ければ早いほど、学習することを厭わなくなり、自ら学習していくことを喜びに変えることすら可能であると言えます。高3生から武田塾に入る生徒たちは、受験勉強を楽しむことまでは行かなくても、理性によって自らを学習へと向かわせる力は獲得してくれています。これがもしより幼い時期から習慣化されていたなら、きっと普段の学校のテストも問題なくクリアし、その先の自らが好む学問的志向の発見までたどり着いてくれることと思います。そして、こういった子であれば、大学受験を目指す頃には、自らの学びたい学問もはっきりと自覚し、学部選び、大学選びにも悩むことなく、自らの志望する大学に向けてやはり他より先んじて向かうことができるのです。

undoukai_tokyousou_starter