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英語長文を速く読むテクニック!「パラグラフリーディング」とは?

こんにちは!
群馬県太田市の逆転合格専門個別指導塾「武田塾太田校」です!

受験生の皆さん、英語の長文問題の対策は進んでいますか?

英語 勉強

英語長文は受験科目に英語がある人はほぼ確実に避けては通れませんが、
ニガテ、点が取れないといった人も多いのではないでしょうか。
単語、文法や他の科目に時間を取られてしまい、なかなか対策出来ていない人もいるかと思います。

しかし、英語長文は単語、文法に比べて配点が高いので英語全体の点数に大きく関係することも確かです。
また、早慶レベルになると他大学の入試とは比べ物にならないほどの超長文も出てくるので
いかにスピーディに文章の内容を把握していくかが重要になってきます。

そこで今回は、長文を早く読むテクニックパラグラフリーディング」についてご紹介したいと思います!

[目次]

英語長文を速く読むテクニック!「パラグラフリーディング」とは?

 - 「ディスコースマーカー」とは?

実際にパラグラフリーディングを身に着けるには?

 - パラグラフリーディングは文章自体をちゃんと読めるようになってから!

 

英語長文を速く読むテクニック!「パラグラフリーディング」とは?

「パラグラフリーディング」とは、形式段落ごと、あるいは意味段落ごとの主張を拾って読んでいく方法です。

英字新聞

英語長文で出題されるような論説文では、基本的には1つの段落(パラグラフ)の中ではテーマ、主張は1つだけです。

つまり、その主張の部分さえ分かればその段落全体の意味を理解することが出来るのです!

これを利用して長文を段落ごとに意味を把握していくテクニックがパラグラフリーディングと呼ばれるものになります。

 

「じゃあどこを読めばその段落の主張がわかるのか?」

という部分が今度は気になると思います。
それを見つけるためには「ディスコースマーカー」と呼ばれるものに注目して読むことが重要です。

 

「ディスコースマーカー」とは?

「ディスコースマーカー」とは、話の流れや意味の区切りの目印となるような接続詞や前置詞などのこと「論理マーカー」や「シグナルワード」とも呼ばれます。

マーカー

そもそも、論説文の基本的な構造として

・序論…何についての話であるか、主張は何なのかという提起

・本論…序論で述べた主張についての具体例や根拠などの理論展開

・結論…序論、本論を踏まえたうえでの最終的な主張の再提起

という3つのセクションに分かれており、それぞれの役割があります。

そして、それぞれのセクションの区切りとなる部分には意味の切り替わりを表すような接続詞や前置詞が必ず存在するので、そういったキーワードを総じて「ディスコースマーカー」と呼ぶのです。

例を挙げてみると、文章の中で「for example/例として」が出てきた場合、その後ろには具体例が記述されます。
具体例や根拠は本論の内容なので、この文章の前までは序論であることが分かりますね。

また、別の例として、「after all/要するに」が出てきた場合、これまでの話のまとめが書かれると分かります。
まとめは結論の部分で書かれるので、この文章の前までは本論だったということが分かります。

これらの例から、ディスコースマーカーが意味の区切りとして機能しているということが分かっていただけたかと思います。

 

 

以上のことを踏まえると、これらのディスコースマーカーに注目することで

・序論および結論(=主張)がどこにあるのか

・この段落の主張は何なのか

ということを簡単に見つけることが出来るようになります。

さらに、これを利用してパラグラフリーディングを行うことで文章全体の意味をより早く読み解くことが出来るようになります!

 

実際にパラグラフリーディングを身に着けるには?

では実際にパラグラフリーディングを身に着けるには何をすれば良いでしょうか?

 

パラグラフリーディングに必要なのは

・段落の主張を理解すること
・文章全体の流れを理解すること

この2つです。

ですから、それらを身に着けるために以下のような流れで取り組んでみましょう。

初めに、文章の冒頭と結末部分を読んで全体の流れを理解しておきます。

どういった問題提起から始まり、どういった結論で文章を終えるのか

これをまず最初に把握しておきましょう。

 

次に、それらを踏まえてそれぞれの文章の要点を考えながら読んでいきます。
その文章が書かれている意味は何なのか?」ということを考えながら読んでいくと、次第に重要かそうでないかを見分けられるようになります。

そして最後に文章を読み終えたら段落、意味段落ごとの要約を作る練習をしてみましょう。
また、入試において文章全体の要約を作る問題頻出なのでそれについても練習しておくと本番に活かすことが出来ますね。

しかし、このパラグラフリーディングにも注意しなければいけない点があります。

 

パラグラフリーディングは文章自体をちゃんと読めるようになってから!

このパラグラフリーディングですが、一見すると長文が読めるようになる魔法のようなテクニックのように見えるかもしれませんが、英文を一文一文しっかり読めることが大前提となっているのです。
つまり、単語や文法がしっかりできていない状態でやっても意味がない、ということです。

パラグラフリーディングはいわゆる「飛ばし読み」のテクニックなので、当たり前と言えば当たり前なのですが、万能だと勘違いしてしまう人も少なくないようですね。
ですから、文章をしっかりと読めるようになってからパラグラフリーディングの練習に取り組んでみましょう!!

 

パラグラフリーディングについてはこちらの参考書もオススメです!

パラグラフリーディングのストラテジー 河合塾

パラグラフリーディングのストラテジー 河合塾SERIES

こちらは武田塾の参考書ルートには入っていないのですが、使いこなせればとても素晴らしい参考書なので、基礎を固めてからチャレンジしてみてください!

また、こちらの動画でも英語長文の勉強法について紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!!

 



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