こんにちは!
群馬県太田市の逆転合格専門個別指導塾「武田塾太田校」の荻野です!
群馬大学の一般入試二次試験における、化学の出題形式・傾向・対策について
お話をしていこうと思います!
今回は理工学部の化学についてご紹介していきます!
群馬大学理工学部 化学の出題形式・傾向
群馬大学理工学部 化学の出題形式
大問は全5問(2018年度のみ全4問)、試験時間は120分です。
解答の形式は選択問題から指定の文字数の記述に至るまで、様々な形式で出題されます。
第1、2問が理論化学、第3問が無機化学、第4、5問が有機化学から出題されています。
また、第5問は高分子化合物についての出題がされていますが、
天然高分子化合物と合成高分子化合物の両方の分野から出題されています。
群馬大学理工学部 化学の出題傾向
第1問は、2017年以前は原子の構造や結合について問う問題が頻出でしたが、
2018年以降では熱化学方程式や化学平衡について問う問題となっています。
無機化学分野は金属元素について問う問題が出題される傾向にあります。
有機化学ではサリチル酸や酢酸などの芳香族化合物からの出題がメインとなっており
メタンなどの炭化水素からの出題はあまりありません。
合成高分子化合物の範囲はナイロンやゴムなどメジャーなものからの出題が多く
天然高分子化合物からは糖類やアミノ酸など、生物と近い内容から出題されています。
群馬大学理工学部 化学の対策
計算については複雑、あるいは細かい計算が必要なものは少ないですが
問題文の情報をもとに正しく式を作り、正確に計算を進めていける力が重要です。
知識の内容も押さえるべき内容を覚えられていればしっかりと点数が出せる内容なので
基礎の完成度がはっきりと結果に表れてしまう試験であるといえます。
論述が必要な部分もありますが、基本的にその場で発想の転換をしたりすることはないので
「標準的な問題をどれだけ正しく解けるか」
つまり基礎をどれだけ固めたかが重要であると言えます。
群馬大学理工学部 化学の対策におすすめの参考書
鎌田の理論化学・福間の無機化学・鎌田の有機化学(大学受験Doシリーズ)
化学の覚えておきたい知識や反応の仕組みなど、独学だと難しい内容でも
豊富な図と丁寧な説明で解説している参考書です。
それぞれの単元もコンパクトにまとまっており、すっきりと情報が整理されています。
練習問題の数は少ないですがきちんと要点を押さえたうえで出題されており
この参考書だけでも化学の学習をスピーディにこなせる内容となっています。
そのため、時間を掛けずに最低限のレベルを押さえるのには非常に効果的ですが、
化学をメインで使っていきたい人には演習量がどうしても足りないので
後述する問題集などと併用して問題演習を積む必要があります。
リードLightノート化学基礎・化学(数研出版編集部)
基礎的なレベルの問題から実際の入試でも見かけるような標準的な問題まで
化学の成績を伸ばすのに必要な問題がたっぷりと詰まった参考書です。
似たような参考書で同じ数研出版から発売されている「リードα」と比較すると
問題の難易度や到達できるレベルはリードαのほうが上ですが、
このリードLightノートはリードαよりも詳しく分かりやすい解答解説となっており、
何を根拠にこの計算になったのか、この用語の使い方をどうなっているのか など
解答解説から学ぶことが出来るので、リードαよりも独学に向いている一冊であると言えます。
ただし、あくまで問題演習がメインであり細かい部分のフォローは決して多くないので
前述のDoシリーズと併用して疑問点を解決しながら参考書を進めるのがおすすめです。
実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学(数研出版編集部)
リードLightノートが基本的な問題の解き方や知識を覚えるための参考書、
いわゆる「インプットをするための参考書」であるのに対し、
この重要問題集はそれらの知識や解法を実際の問題の中で使えるようにする
つまり「アウトプットをするための参考書」であると言えます。
収録されている問題も、大学の実際の入試問題から抜粋されたものがメインとなっており
様々なタイプの実践問題に触れていくことで実力を伸ばしていくことが出来ます。
解説もそれぞれの問題については非常に詳しく書かれていますが、
基本的な反応や現象についての説明などは省略されているので、
効率よくこの参考書を使うために、基礎を固めてからこの参考書に入ることをお勧めします。
過去問演習
基礎が固まったタイミング、また実践問題を解き慣れてきたタイミングで
過去問を実際に解いてみましょう。
基礎が固まったタイミングでは現状の実力と合格するための実力の距離を知るため
実戦問題を解き終えたタイミングでは合格するために足りない部分の確認のため
というように、合格に必要なものは何なのかを見極めるのに非常に有用です。
出題形式に慣れるという意味でも非常に効果的なので必ず解いておきましょう。
今回のまとめ
今回は群馬大学理工学部の化学についてお話をしました。
複雑な問題設定や実験はないですが、記述や論述が必要な問題が多いので
標準的な問題を正しく正確に解ける力が必要です。
正解さえ出ればOKになるわけでは無いので、正しい立式や計算の根拠など
実際に自分が正しく解けているのかを簡単な問題からもう一度見つめなおしましょう。
教科書や授業のノートを使って勉強をするのももちろん良い方法ですが、
今回ご紹介した参考書はどれも解説が豊富で説明も分かりやすく書かれているので
きっとこれからの自学自習の助けになってくれます。
これらの参考書は全て市販の参考書なので、書店で見かけたときにはぜひ手に取ってみて下さい。
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