こんにちは！
群馬県太田市の逆転合格個別指導塾「武田塾太田校」のO・Tです！
12月も半ばに差し掛かり、先週のはじめあたりから厳しい寒さが続いていますが、
皆さん、体調管理の方は大丈夫でしょうか？
また、インフルエンザが流行り始めているという情報も聞くようになりました。
入試本番を万全の状態で迎えるためにも、体調管理には特に気を付けていきましょう！
さて、今回は私立大学の一般試験科目のうち、数学についてのお話です。
特に理系志望の人は数学ⅠA・ⅡB・Ⅲまでと、間違いなく避けては通れない教科ですね。
私立大学の一般入試では、それぞれの大学独自の問題が出題されますが
文系っぽいイメージのある大学と理系っぽいイメージのある大学では
出題形式や傾向など、どういった違いがあるのか？ について比較してみました！
文系っぽい大学と理系っぽい大学の数学を比較してみた
今回、それぞれの大学の代表として
文系っぽい大学代表 上智大学(理工学部)
理系っぽい大学代表 東京理科大学(理工学部)
の2大学について比較してみました！
配点や大問構成についての比較
配点(2018年度)
上智大学…150/450点
東京理科大学…100/300点 (※数学科のみ150/350点)
大問構成
上智大学…試験時間 90分 大問 4題 すべてマーク式
東京理科大学…試験時間 100分 大問 3題
大問1:小問集合 大問2,3:記述式
どちらの大学も配点自体は大きく変わるところはありませんが
試験時間や大問構成で大きな違いが出ています。
意外にも、文系っぽい大学である上智大学の方が
試験時間が短いうえに大問が多くなっています。
それぞれの大学の出題内容の特徴
上智大学は設問の条件が特殊だったり、問題文が異常に長いなど
他の大学と比べて少し変わった問題が出されることが多いです。
なので、設問の状況を整理するための国語力も必要になってきます！
一方、東京理科大学は問題自体はとてもオーソドックスなものが出題されやすいです。
なので、解法の指針などは上智大学と比べると立てやすいのですが
そうは簡単にいかないのがやはり理系っぽい大学！
解き方が標準的な分、複雑な計算を要求されるものが多いです。
また、東京理科大学では
数学Ⅲ…極限、微分積分
数学ⅡB…ベクトル、数列、三角関数 ...など
特に出題されやすい範囲がかなり決まっています。
これらの範囲がニガテな人は基礎部分からしっかり対策しておきましょう！
まとめ
上智大学の数学
・東京理科大と比べると試験時間が短いうえに大問が多い。
・設問の内容や条件は複雑なものが出やすいが、計算量自体は東京理科大学よりは軽め。
・全てマーク式なので、数値があっていないと0点になってしまう。(部分点が付かない)
→ 問題文を読み解く国語力や試験本番で設問に対応する本番力が試される！
東京理科大学の数学
・上智大学と比べると試験時間も長め、大問も少ない。
・問題設定などはオーソドックスなものが出やすいが、計算量が多く計算自体も複雑。
・多くの理系学生が対策を取るような範囲・分野が出やすい傾向にある。
→ 複雑な計算を素早く解く計算力や頻出分野の対策がどれだけ出来ているかが試される！
上智大学と東京理科大学、同じ数学の入試でも比べてみると意外と大きな違いが出ましたね。
東京理科大の数学は他の大学の延長線上として対策を取ることが出来そうですが、
上智大学の場合は、先ほども書いたように設問が他大学と比べて少し変わったものが出題される傾向にあるので、
個別の対策は特に必須となりそうです。
もちろん、東京理科大学の数学も対策をしなくて良いということでは決してありません！
むしろ、上智大学よりも他大学の対策もカバーできる範囲が頻出となりやすいので
MARCHレベルの併願校の問題などと合わせてしっかりと対策しておきましょう！
武田塾太田校では、志望校別の対策も独自のカリキュラムで進めていくことが可能です！
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