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速報 高1生必見【受験英語】東京大学が2021年2月の実施の試験での英語民間試験の成績提出を必須としないってどういう事!?

こんにちは!

群馬県太田市の逆転合格専門個別指導塾「武田塾太田校」の鈴木です!

 

昨日9月26日に、

東京大学英語民間試験義務化しない方針を固めた

というニュースが流れました。

受験生の方にとっては関わりのある内容になりますが、

恐らくこのニュースを見てもよく意味が解らなかった方もいらっしゃると思います。

 

ということで、今回はこのニュースの内容について説明させていただきたいと思います。

 

今回のニュースの概要

2020年度より実施される「大学入試共通テスト」の英語において

大学入試センターが作問した問題民間の資格・検定試験の2つが受験生に課されます。

大学側はそのいずれか、または両方を利用することが出来るのですが

東京大学はこの民間試験について、点数の提出を義務化しないという方針を固めた。

というのが今回のニュースの概要になります。

 

大学入学共通テストとは?

大学入学共通テストとは、

2020年度から現行のセンター試験に代わって実施される試験となります。

ご存じなかった方は驚かれるかもしれませんが、

センター試験が無くなるのです!

大学入学共通テスト導入の背景は色々あるのですが、大きな理由としては

「より思考力・判断力・表現力を重視したい」

というものがあります。

そのため、「大学入試センター試験」からの変更点として

・国語、数学において記述問題が課される

・英語において「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を評価する形にする

といったものが挙げられます。

特に英語は、この4技能を評価する形にするために

現在実施されている民間の英語に関する資格、検定の成績結果を入試に導入することになりました。

 

ちなみに選択可能な受験科目については、基本的に従来から大きな変更はありません。

 

英語民間試験とは?

英語民間試験とは、実用英語技能検定(英検)、TOEIC、TEAP、GTECなどの総称で、

今月3月には、7つの団体の8種類の試験が英語民間試験として認定されました。

英検は私立高校の受験時に有利だったので受けたことがある

という方も多いのではないでしょうか?

また近年では、入試に英語4技能検定の成績を用いる大学が増えているため

受験生の皆さんにとってはなじみの深いところだと思います。

2020年度からは、これらの検定試験の成績を大学入試センターに提出することで

大学入試に活用される、という仕組みになる予定です。

 

東京大学が英語民間試験を義務化しない理由とは?

東京大学の入試において英語民間試験の成績提出を義務化しない理由として、

出題傾向や難易度が異なる複数の民間試験による成績を、公正・公平に比較することの難しさや、

受験生の家庭の経済状態や、受験地域による負担の違い、

あるいは何らかの障害等で不利益が発生する可能性

といったことを挙げています。

 

では東京大学の入試はどうなるの?

東大は、2021年度の出願要件として、従来のものに加えて

①民間試験の成績(CEFRのA2レベル以上に相当する内容)

②CEFRのA2レベル以上に相当する英語力を証明する高校の調査書など、証明書類

③障害や病気などの理由や、英語以外の言語で勉強してきたケースなど

 ①②のいずれも提出できない場合、その事情を記した理由書

のうちいずれか1つの書類の提出を求めるとしました。

 

ちなみにCEFR(セファール)とは外国語の語学力を評価する国際的な指標で、

日本語では「欧州言語共通参照枠」とも表記されます。

ヨーロッパで作成され、主に欧米で広く使われています。

このCEFRのA2レベルとは、文部科学省が

「高卒段階で半数以上の生徒が達成することを目指す」

としているレベルであり、日常会話が出来る水準であるとされています。

皆さんに分かりやすいところでいうと

英検準2級(高校在学中レベル)がこのA2レベルに当たります。

各資格・検定試験とCEFRとの対照表

↑クリックで拡大します。

文部科学省は民間試験を活用する方針を示していますが、

日本の最高学府である東京大学が今回の方針を示したことにより

全国の他大学の判断にどのような影響を与えるか

が注目されます。

 

東京大学としては、提出する調査書等や理由書の内容などの詳細情報について

今後発信していく予定であるとしているので

判明し次第お知らせしたいと思います。

 

今回の発表については東京大学の公式HPでも公開されています。

2020年度(2021年度入学者選抜)以降における入学者選抜方法の検討について

 


 

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