みなさんこんにちは。武田塾太田校です。
受験生たちの1年間が終了し、少しずつですが嬉しい知らせも届き始めました。
今年は大変寒い日が続きますが、受験生には少しずつ春が訪れ始めているようですね。
今回は、学期末試験も終わって、いよいよ受験生になる新高校3年生の皆さんを対象に、この春の勉強方法を考えてみたいと思います。
国公立大学受験を目指す人にとって春休みは夏休み以上に重要!
国公立大学の受験を考えているみなさんにとって、春休みというものは非常に重要です。
国公立大学受験で最大のネックとなるのは、なんと言っても“科目数の多さ”、これに尽きると思います。
理系の学生であれば地歴公民、文系の学生であれば理科まで準備しなければなりません。さらに、これらの科目の配点があまり高くなかったりすると、ついつい後回しにしてしまいがちです。
今年も国立受験生で、地理の勉強まで手が回らず苦戦する学生の姿を見ました。なぜこうなってしまうのかと言うと、結局夏休みにやろうと思って後回ししてしまうと、夏休みには主要科目である数学や英語、国語の成績が思うように上がらずに、そちらに力を入れる羽目になってしまうからです。前述のように、理系にとっての地歴公民、文系にとっての理科は配点が高くない分、どうしても優先順位が下がってしまいます。
だからこそ、国公立志望で2次に個別試験が課される大学の志願者は、自分にとって配点の高くない科目、共通テストでのみ必要な科目の準備は、春のうちに一通り概要を済ませておくのが理想的と言えます。
学習の仕方に関しては、武田塾でルートとして指定している参考書を使っても良いですが、その場合は1年間の学習計画に則ったプログラムとなっているため、春休みにアウトラインを完成するにはやや不向きかもしれません。その時には担当の講師と相談して、問題数にして40~50問くらいの軽めでかつ全体を俯瞰できる内容のものを選ぶと良いでしょう。こうすることで、非主要科目の概要を掴んだという安心感と同時に、苦手分野の発見も行うことができます。
春休み中のおすすめ地歴公民参考書
理系の人であれば、地理、または政経を選択する人が多いと思いますので、その2教科でおすすめの参考書を少しご紹介します。
多くの理系学生は地理を選択していると思います。地理は覚えることが多く、普段から地図に慣れ親しんでいるかどうかによって大きく得点差がでてしまいます。
今回おすすめする『大学入試共通テスト 地理B 集中講義』(旺文社 1,320円)は、全項目を40課にまとめてあり、共通テストまでの知識が必要な学生にとって丁度いい内容となっています。春休み中にこの1冊を仕上げるだけで、今後の展開は大変楽になるでしょう。
政治・経済分野ですと、『大学受験 受験スイッチが入る政治・経済基礎づくり』(旺文社)がおすすめです。ただし、現在この参考書は既に絶版のようで、メルカリなどの中古市場でのみ購入可能となっています。こちらも細々とした内容の多い政治・経済分野を42課にまとめてあり、短期間で全体を把握するのに適しています。ちなみに太田校では、共通テスト直前に入塾してきた学生にこのテキストを使って短期間で一通りの知識をつけさせた実績があります。
春休み中のおすすめ理科参考書
文系・理系の子で共通テストでのみ必要な理科として多く選択されるのは生物だと思います。生物も暗記が多く、追い込まれた時期からのスタートでは良い結果を残せないでしょう。こちらは『駿台受験シリーズ 生物 基本徹底48』(駿台文庫 1,265円)をおすすめします。まさにタイトル通り、生物の基礎レベルの定着を目的とした1冊となっています。こちらも全48テーマですので、春休み中に完成させておきたいですね。
本当は国語も手を抜かないでほしい・・・
本当はこれ以外にも特にみなさんが苦手とする古文も春から始めてほしいところです。太田校の生徒には、自習時に古文単語や古典文法を復習しておくように勧めています。古典は“外国語”です。英語と同じように『単語』と『文法』をしっかりと勉強していないと本文を正確に読むことはできません。これについてもまたいつかお話したいと思います。
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