みなさんこんにちは、武田塾太田校です。
そろそろ模試の結果が気になる時期になってきましたね。今まで頑張ってきたのになかなか成績が上がらないことに焦るあまり、苦手な教科を
『もういっそのことを捨ててしまおうか・・・』
なんて考えに至る学生もいるのではないでしょうか?
なぜそのような考えになるのかと言えば、それは最近の入試における受験科目の多様化があると思います。
最近では、同じ学部であっても“3科目受験型”と“2科目受験型”のどちらかでの選択が可能だったり、更には“1科目受験型”なんていうのも見かけます。
確かに、2科目受験型でOKと見てしまうと、
『苦手な英語を受けずに国語と日本史だけで勝負できるなんてこれは私のための受験型だわ!』
とか、
『古文全然わからないから、英語と世界史だけとか助かる~♪』
なんてみんなの心の声が聞こえてきそうですね。
これだけでもテンションが上がるのに、その上1科目受験型なんて聞いたら、
『得意の世界史だけならチャンスあるかも!』
なんて思ってしまうのも、まぁ無理はないですよね。このような受験科目数減少タイプの他に、受験科目を絞って、更にその教科を指定してくるタイプの大学もあります。
例えば、“英語だけで合否を判定”とかそういうタイプですね。
このような受験科目限定型というのは、受験生の心を揺さぶりますよね。でも本当にこれらの入試タイプは狙い目なのでしょうか?
科目が少ない=あなた以外の人達も得意教科だけで挑んでくる
結論から言うと、受験科目の少ない入試というものはおすすめしません。その理由は以下の2つの理由からになります。
1.志願者が得意な科目だけで勝負してくるので自然とハイレベルな争いになる
先程、少科目型入試に対してみなさんは
『苦手な英語を受けずに国語と日本史だけで勝負できるなんてこれは私のための受験型だわ!』
と考えると言いましたよね。まぁ、普通にわかることとは思いますが、あなた以外の日本全国の受験生が全く同じことを考えているということです。
参加者全員が自分の一番得意な必殺技を持って挑んでくる戦い・・・そう考えると、もうその熾烈さが伝わってきますよね。それが人気の難関校であればあるほど、得点の同じ受験生だけで何十人もいたりします。
本当にわずか1点差で順位が一気に変わってしまうような大変シビアな戦いになります。入試本番では、1問たりとも気が抜けず、ましてや捨て問など以ての外といった緊張感を強いられます。
2.少科目型入試は一般的に定員が少ないので、倍率が高くなる
そして、これはあくまで一般論ですが、科目数の少ない入試の場合は、定員が少なく、その結果として高倍率となる傾向が見られます。
結局、こちらからも言えることは、僅かなミスも許されないような大変な緊張感を要求される試験になるということです。
やはりおすすめは多教科型
私立と比較して国立大学のほうが模試や普段の成績から順当に合格者が出ていくのはなぜだと思いますか?
これは、“科目数が多いから”ということになります。
例えば、ある実験のサンプルを取ることにします。この時、3回の実験結果の平均値と、6回の平均値であれば、どちらのほうが理論値に近づくでしょうか?
もちろん、実験回数を増やしたほうですよね。この喩えからもわかるように、科目数が少なくなればなるほど、その理論値(つまりはあなたの本当の実力)から大きく外れてしまうのです。
この“外れ”がプラスに働けば、『番狂わせ』による合格になるし、マイナスに働いてしまえば、『まさかの不合格』となってしまうわけですね。
これに対して、共通テストも含めればとてもたくさんの教科・科目で試験をしてくれる国立大学は、あなたの正確な実力を測ってくれていると考えることが出来ますね。
『国立大学は科目数が多いから大変だ』という考え方は、その負の部分しか見ていないことになります。科目数が多いということは、それだけあなたの正確な実力を測ってくれているということなのです。
これが、私立大学では番狂わせが起こりやすく、逆に国立大学では普段の実力通りの結果が出やすい一因となっています。
まとめ
以上から見られるように、武田塾太田校としては、『できる限り多教科での受験』をおすすめしています。
それは、科目数を増やせば増やすほど競争相手が少なくなり、入試においてより実力が反映されやすいからです。
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