志望学部・学科に受からなかったら、入学後、途中から変えられる?
こんにちは、武田塾大阪校講師のHです。
今回は受験が終わったけれど、志望学部、志望学科とは異なるところに入学が決定したという方に助言したいと思います。
というのも、自分は受験生のときに第一志望学科に2点弱足りず、第二志望学科に回されて合格しました。最初は合格に嬉しい気持ちもありましたが、やはり未練は捨てきれませんでした。
大学に関していろいろ調べているうちに、今回のテーマである転学科を知りました。
そこで今回は僕の出身大学(大阪大学理学部)での転学科制度について、ご紹介できればと思います。あくまで自分の所属大学、所属学部における話なので、他大学、他学部では全く違う可能性が十分にあります。
あくまで一例として、知っていただければ幸いです。
転学科制度とは?
転学科制度とは、入学後、所属する学科を変更することです。もともと志望する学部学科に入らなかったり、大学進学後やりたいことが変わったりした場合に利用できる制度です。
転学科試験を受けるための準備
僕の第一志望学科には文科省から『1年から4年生の在籍学生数の定員』が指定されているようで、これを超えない人数かどうかを確認する必要があります。そのため、そもそも転科試験が実施されない年度もあります。
また、転学科試験を受けるに当たって、事前に様々な人と関わらなければいけません。学務係や第一志望学科長、所属学科長etc…。また志望動機をA4用紙にびっしり書き込んだりもしました。基本的に転学科試験は必ず行わなければならないものではないので、早いうちに『転学科試験を受けたい』旨を伝えておかなければいけません。自分の場合は6月には動き始めていました。
転学科試験の内容
転学科試験は2月上旬に実施され、大きく分けて2つ、『筆記試験』と『口頭試問』でした。これに加えて、大学入試の点数や1年生の時の大学での成績も評価対象になるようです。
筆記試験はあらかじめ教材から範囲を指定され、その範囲を完璧にしておくことが前提条件でした。しかもこれが大学の期末試験の時期に被っており、試験範囲の公表も試験本番2週間前だったので、かなり苦労しました。口頭試問に関しては、『なぜ転科したいのか』『転科した後には何をしたいのか』といったいわゆる王道の質問から、『その分野に興味を持った背景を具体的に教えてください』『筆記試験の出来はどうだったと感じているか』など、かなり試されている質問もありました。
自分の場合、筆記試験はほぼ満点に近いくらいの完成度でできたと思ったので、嬉しかったのですが、口頭試問ではうまく自分の想いを伝えきれず、面接室を退室するときに「もし不合格でも自分で勉強しようと思えばできるし、分からないことがあったら質問においで」と言われてしまったので、かなりショックでした。
志望する学部学科に受からなかったら、転学科試験を利用してみよう!
結果は3月上旬に公表され、そこに『合格』の文字が見えたときは本当に嬉しかったです。
ここからは僕の一個人的な考えですが、転学科試験でよく見られている部分は「本当にやる気があるのかどうか」に尽きるように感じます。テストができなくても、面接で「〜ことがしたい!」という熱意を伝えることが1番大事なのかと思います。もちろん他の評価材料も疎かにしてはいけませんが。
「合格したけど、他にやりたいことができた」「第二志望学科から第一志望へ移動したい」という方の参考になることを願っています。
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