【梅田の予備校】受験勉強の基礎、英単語の勉強法の落とし穴!?英単語の覚え方
はじめに
皆さんは、英単語の勉強、と聞いてどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。辛い、退屈、ついつい後回し、単調、面白くない、以前覚えていたはずなのに改めて見直してみたら全然覚えていなくてイライラする、など……。おそらく思い浮かぶ内容はネガティブなものが多いでしょう。(実際筆者も受験生時代はそうでした)しかしながら、英単語は英語の勉強の中で最も大きな部分を占めるものです。想像してみてください。いくら日本語の文法が完璧だとしても、日本語の単語がわからなければどうでしょうか。恐らくなにも読めないし書けないことでしょう。英語についても全く同じです。いくらネガティブなイメージが纏わりつく英単語の勉強でも、やらないことには受験で勝利を勝ち取ることはできないでしょう。まずはその点を肝に銘じてください。では次に、英単語の勉強法、と聞いたときに何を思い浮かべるでしょうか。私はひたすら単語帳を暗唱!いやいや俺は書いて書いて書きまくって覚えるんだ!僕はパラパラめくりながら眺めるだけで覚えられるんですけど(笑)私はmy単語カードを作って覚えています!などなど……。しかしながらこれらの勉強法には致命的な部分が抜けています。何だと思いますか? それは、何を基準に英単語を覚えた/覚えていないとみなすのかが明確になっていない、ということです。そこで以下では、受験生がなかなか気づきにくいような英単語の勉強法の落とし穴を大きく二つ、紹介していきたいと思います。
その一、覚えた/覚えていないの基準は「1秒につき1単語」!
突然ですが、follow の意味は? 「~に続く、~に従う」ですよね。皆さんは言えましたか? それではここで三人の受験生ABCを想定して話を進めていきたいと思います。
Aさんはfollowという英単語を見た瞬間に「~に続く、~に従う」という意味を言うことができました。この受験生Aさんはfollowの意味を覚えたといえるでしょうか。もちろん言えますよね。このfollowについてはおそらく最高レベルの理解度といえるでしょう。
では一方でBさんはfollowという英単語を見て、え、ちょっと待って、、、、、、、これなんやったっけ、、、、、、、、えーと、、ちょっと待ってな、、、、、、「残る」じゃあないし、、、、、、、、、、、、、、あ、「~をカバーする」かなあ、、、、、、、、、、、なんかちゃう気がするなあ、、、、、、、、、、えーと、、、、、、、、、もう喉まででかかってんねんけど、、、、、、、あー、わから ん、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、あ、思い出した!「~に続く、~に従う」や!と、やっとのことでfollowの意味を言うことができました。ではこの受験生Bさんはfollowの意味を覚えたといえるでしょうか。言えませんよね。こんなにも時間がかかっているのですから。皆さん誰もが思うところでしょう。
では最後にCさんは、followという英単語を見て、え、ちょっと待って、、、、、えーと、、、、、、、、、、、、、、、、あ!「~に続く、~に従う」やね! と数秒かかってfollowの意味を言うことができました。では本題です。この受験生Cさんは、followの意味を覚えたといえるでしょうか。多くの受験生は、意識的か無意識的かは知りませんが、このfollowを覚えたとして次に進んでしまいます。ところが想像してみてください。例えば顔を見て名前を出すのに数秒かかるそんな友人がいるとして、その人に数か月後に会ったとして、その場でその人の名前を再度言うことができるでしょうか。多分忘れていますよね? 同じことが英単語についても言えます。英語を見てぱっと意味を言うことのできない単語を、今後数か月後、あるいは試験会場ですぐに意味を出すことができるでしょうか、厳しいですよね。また、このような定着度で受験の長文を読むとしたとき、単語一つ一つに数秒かかっていたらいくら時間があっても入試を解き切ることができないことも明らかです。したがって単語を覚えた/覚えていないの基準は、英語を見てぱっと意味が出せるかどうか、すなわち「1秒につき1単語」言えるかどうか、ということとなります。その次に述べる具体的な英単語の勉強をするにあたっても、この基準をしっかりと持ち続けてください。
その二、単語の場合分けは○、△、×!
皆さんはこのような経験はないでしょうか。英単語の勉強をしている際に何度も何度も同じ範囲を勉強しているうちに、すでに覚えている単語ばかり印象に残ってしまい、肝心な他の単語はいつまでたっても忘れたまま、ということが…。これは、単語帳を勉強するにあたってメリハリのある勉強ができていないからです。それでは、メリハリのある勉強のためには何をすればよいのか、それは単語1つ1つを〇、△、×で場合分けすることです!
〇:「1秒につき1単語」で意味が言えた単語(多義語でもとりあえずは1つの意味でOK)
△:「1秒につき1単語」とは言えないが、数秒で意味を言うことのできた単語
×:全く意味が分からない/忘れてしまった単語
それでは、 具体的な勉強法を説明します。まず初めに自分が今日勉強する範囲の単語を確認して、〇、△、×で場合分けをします。次にその日中に同じ範囲を勉強するときに、〇の単語は無視して△、×の単語を勉強します。その次もその次もその次も△、×の単語のみを勉強します。自分が「1秒につき1単語」言えたと感じたなら、適宜△や×を〇に修正してください。そしてすべての単語が〇になった時点で、最終確認としてその日の範囲を改めて1から最後まで勉強しなおして、本当にすべての単語が「1秒につき1単語」なのかを確認してください。もしできていない単語が出てきたら、改めて同じ勉強をやり直してください。一日のうちにその範囲ができるようになること。これが英単語の勉強法です。
おわりに
いかがでしたか? 冒頭で述べた通り、単語の勉強は辛いこともあります。しかしながらもし単語の勉強で悩んでいるのなら、ぜひともこの勉強法を実践してみてください。きっと効果を感じ取ることができると確信しています。武田塾大阪校のブログでは、勉強のモチベーションを上げるような生徒の声や先輩講師のアドバイス、お得な受験情報を随時掲載していますので、勉強の休憩がてらぜひとも足を運んでみてください。皆さんのご活躍を期待しています。
こちらの記事を書いたのは張先生です
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