※この記事は2021/5/21に内容を改編しました。
こんにちは!武田塾大阪校です。
大阪大学を志望する生徒の悩み
武田塾大阪校の無料受験相談に来てくれた生徒から以下のような相談を受けました。
「今年度は大阪市立大学受験しましたが、浪人することが確定しました。浪人するなら大阪大学に行きたいです!」
「英語は得意科目です。たぶん基礎は固まっていると思います。」
「大阪大学の英語の対策の仕方や出題傾向を把握したい。そして阪大に合格するための勉強方法についても悩んでいます。」
生徒の現状
相談にきてくれたときの状態をまとめると以下のようになります。
・システム英単語に対する完成度が高い。全範囲で9割程度の暗記を維持できている。
・文法問題集のアップグレードの完成度も高い。実際にセンター試験の第2問が満点だった。
・大阪市立大学の二次試験でも7割程度得点できていた。
・現役時は社会と理科の勉強時間を確保できなかった。センター試験の結果はかなり低かった。
以上のことを踏まえて生徒本人は
「社会と理科はやることが明確だから、対策が難しくなるであろう英語について話を聞きたい」
とのことでした。
武田塾の無料受験相談に来られる生徒さんと相談してみると
「英単語は単語帳を頑張って覚えているから大丈夫。」
という自己認識をしていながらも実際に確認してみて
「単語帳の半分も覚えれていなかった…」
という事実が判明するというパターンが大半を占めています。
現実には完璧になっていない生徒さんばかりで、それが至極当然です。
だれも英単語の暗記方法なんて教えてくれません。
武田塾の受験相談ではそこを丁寧に伝えることから始まることも少なくないです。
実際に単語帳をほぼ完璧に覚えた状態で受験相談に来る彼はただものではないといえるでしょう。
そんな彼の期待に応え、大阪大学の英語の対策方法や出題傾向についてお話しました。
大阪大学の英語の出題傾向
大阪大学の英語は、
[1]和訳問題
[2]長文読解問題
[3]自由英作文問題
[4]和文英訳問題
を90分で解くという試験で傾向はほとんど変わっていません。
※文学部・外国語学部では他学部と問題の一部または全部が異なり、難易度はあがりますが形式はほぼ同じです。
[1]和訳問題
単語・熟語・文法の知識、構造を正確に把握する力、英文が示す内容を維持しながら日本語に変換する言語力が要求されます。単語・熟語・文法に関しては、標準的な問題集に掲載されている程度の知識が抑えられていたら解答できる範疇の難易度に収まっています。基礎的な知識や理解をどれほど正確に扱えるかを試されるため、やはり知識拡充だけでなく和訳そのものの演習は必須です。
[2]長文読解問題
700語程度の長文で、熟語や前置詞など表現の知識を要求する選択問題と、和訳問題、説明問題が出題されます。配点が大きいのは和訳問題と説明問題ですが、説明問題も結局は答えとなる部分を正確に訳すことが要求されています。つまりこの大問でも和訳の力が要求されます。[1]と比較するとやや易しめの難易度です。
[3]自由英作文問題
「タイムマシンがあったらあなたはなにをしたいですか?理由も含めて70語程度で答えなさい」
これは実際の過去問で、簡単な質問が投げかけられその返答を英作文することが要求されます。極力簡単な単語や表現を用いることと、自分が使いこなせる表現から逆算して返答内容を決めるのがコツです。
[4]和文英訳問題
日本語独特の言い回しを英語で再現できるかを問う問題が多い傾向です。日本語で表現したい内容をイメージに変換して、それを自分が使える英語の表現に当てはめていくのがセオリーとなります。難易度が高く、多くの受験生が苦戦するはずです。
大阪大学の英語への対策法
「英語 ⇔ 日本語を相互に変換する能力」を問う出題が配点の多くを占める試験です。
ただし単語や文法などの知識そのものは標準レベルです。
つまり基礎的な知識や理解をいかに使いこなせるかが重要です。
特に英作文は練習量の差が如実に反映されやすい題目です。
1. いかに英作文の練習を早期にスタートできるか
2. 英作文の練習効率を最大化させるため基礎知識の習得をいかに早期に完了させられるか
以上の二点が勝敗を決するといっても過言ではないでしょう。
大阪大学に合格するための英語勉強法
以上の出題傾向や対策をふまえて最も合理的な勉強手順を以下にまとめます
1.単語・熟語・文法・構文解釈の基礎固め
高難易度のものは不要です。基礎的なものだけが網羅されている参考書を用います。
2.共通テストレベルの英語長文問題を演習
まずは共通テストレベルの文章が正確に読めて高得点が安定する状態を目指します。共通テスト程度のレベルの問題で9割程度の得点で安定しないうちはあまり難度の高い文章で練習しても効果は下がります。また得点が安定しない原因として「現代文」力が伴っていない可能性があることにも気を付けないといけません。
3.国公立二次試験レベルの英語長文問題を演習
共通テストれべるでの高得点が安定したならば、それよりも長くて内容も難しい文章に挑戦しましょう。できれば英文和訳の練習も十分にできる問題が望ましいです。
4.和文英訳の練習
基礎から学べる和文英訳のみに特化した参考書を用いましょう。自分が使いこなせる英語の表現を増やしていくイメージです。
5.自由英作文の練習
和文英訳で習得した英語の表現を活用して自分の考えをそれに当てはめていく練習が必要です。前項の和文英訳の参考書と対で使うことを前提としている自由英作文の参考書が望ましいです。
6.英文和訳の追加練習
和訳練習に特化した参考書を用いるのが得点最大化への近道になります。
7.過去問で時間配分の調整
試験当日のシミュレーションです。過去問そのもので演習量を確保する必要はありません。
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