前回の【現代文で困っている人必見！】現代文点数の上げ方・勉強法part1の続きの内容です。
今回の内容はpart1で紹介した内容の次にするものなので、必ずpart1を読んでpart1の内容を実践後のお話と思ってください。
語彙力、漢字、現代文を解く上での基本的な考え方、大人気講師船口先生の解き方をマスターしたうえで、何をしたら、何を勉強したら現代文の点数をさらに引き上げられるのでしょう。
それでは、現代文の点数の上げ方後半パートを紹介します(*^_^*)
１．段落ごとに重要となる１文を見付け要点をまとめよう！
皆さんの中で現代文の苦手の１番は、
「結局この文章って何が言いたいの？」
これに尽きるのではないでしょうか？
文章の内容は理解しているが、設問は解けない。
そういった方は当てはまらないかもしれませんが、多くの人はまずまず現代文の文章内容を掴むのが難しいと思っているのではないでしょうか？
なので、段落ごとに要点をまとめてみましょう。
段落を分かるということは１つ１つの段落にまとまりや筆者の伝えたいことがあるので、段落を分けるはずです。１つの段落が長すぎると、伝えたいことの説明で１段落、その説明で１段落、具体例を挙げて１段落のように１つの伝えたいことで複数の段落を使うこともありますが、その場合は、具体例や説明の段落は「～段落の伝えたいことの説明」
「～段落の伝えたいことの具体例」
という風にまとめればいいでしょう。
それでは肝心の、１段落の重要な文ってどうやって見つければいいのでしょう？？？
２．どうやって１段落の中で１番大切な文を見付けるの？
「抽象的な文を見付ける」
これに限ります。
１つの段落に伝えたいことはほとんど１つです。
伝えたいことが２つあるなら段落を分けるはずです。
大切な文が２つあるように見えてもどちらも同じことを言っている場合が多いと思います。
それでは、どうやって見付ける一緒に考えてみましょう。
小学校を例えに小遣いを上げてほしいとします。
それなら、まずは伝えたいこと、親、家族に「お小遣いを上げてよ。」
と伝えますよね(*^_^*)
でもこれだけではきっと、「ダメ！」
と断られてしまうかもしれません。
そこで説明をします。
「僕は月に５００円だから、すぐに無くなってしまうんだよ。お菓子をちょっとコンビニで買ったらすぐに無くなるんだよ。」
「あなた何を買ってるの？」
「干した梅の甘いやつ。。。」
最近の小学生は渋いものを選ぶ子も増えてきましたね(*^_^*)
「なら駄菓子のもっと安いのを買いなさい！」
と終わってしまうかもしれませんが、ここで畳みかけます（笑）
「でも僕のクラスメイト１０人くらいに聞いたけど、お小遣い５００円の人1人もいなかったよ。」
「みんな１０００円以上だからみんなでお菓子買いに行くときぼくだけいつも我慢しているよ。」
「そ、それなら１０００円にあげてあげましょうかね。」
とそううまくはいかないかもしれませんが（笑）
この流れ全てが１つの段落にあったら、もちろん1番大切な１文は何かというと、
＂お小遣いを上げてほしい”
なのではないでしょうか。
これを家族に伝えるために、５００円じゃ足りないことや、クラスメイトの例をあげています。
言いたいことはお小遣いをあげてほしいという１つのことを伝えるために説明や具体例を使っています。
３．大切な１文になり得る文は抽象的で分かりにくい
先ほどの説明や具体例には、具体的なものが入っていましたよね。
５００円とか、クラスメイトとか。
でも筆者が読み手に伝えるときはだらだら言っても仕方がないので、短く伝えます。
文を短くすればするほど抽象度が上がるので見付けた１文はきっとそれだけではとても分かりづらいはずです。説得力を増すために説明や具体例を入れるのです。
先ほどの具体例で言えば、親に言うときに、
「僕今お小遣い500円なんだけどね。」
「クラスのみんなのお小遣いがね。」
と伝えていたら、「何が言いたいの！？？？」
と言われてしまいますよね(*^_^*)
言いたいことは、伝えたいことは短くまとめてあるんです。
４．まとめ終わったら自分で説明してみよう！
それぞれの段落ごとに１番重要だと思う１文に線を引き、自分なりに１段落をまとめていって、全ての段落の要点を読み返してみましょう。きっと段落ごとに重要な文を抜き出せた皆さんは、その１文について説明できるはずです。
「これは例えば・・・」
でその例えや説明は日常に置き換えたものだったり、段落の中のキーワードを使って説明するはずです。
全ての段落を説明できれば、きっとその現代文の文章は理解しているはずです。
その後設問を解いてみてください。
武田塾折尾校の生徒さん何人かと一緒にしましたが、全問正解でした(*^_^*)
きっと文章をしっかり説明できるほど理解していれば設問は自然と解けます(*^_^*)
５．結局現代文って何を勉強したらいいの？
今までの内容をまとめます。
①問題を読む
②段落ごとに１番重要な１文を見付ける(抽象的な１文です)
③それをもとに段落の要点をまとめる
④すべての段落をまとめる
⑤それぞれの要点を自分なりに説明できるかチェック
⑥設問を解く
⑦解説を読む
⑧新しい文章でも①～⑦を繰り返す
これをするようになれば、自ずと１文をまとめなくても、
「この段落はこういうことを言いたいんだな？」
と分かるようになってきますし、大事な１文を見付けるスピードも上がります。
そうなってくればきっと大幅な時間短縮ができるようになります。
この状態まで行くと現代文は怖いものなしですね(*^_^*)
まとめ
今回は現代文の勉強法後半パートを紹介しました(*^_^*)
１．段落ごとに重要となる１文を見付け要点をまとめよう
２．どうやって１段落の中で１番大切な文を見付けるの？
３．大切な１文になり得る文は抽象的で分かりにくい
４．まとめ終わったら自分で説明してみよう
５．結局現代文って何を勉強したらいいのか
でした！
是非参考にして、現代文の点数を上げてほしいです。
前半パートで身に付けた状態で正しくこの練習をすると、
＂９９．９％”
現代文の点数は伸びると思います(*^_^*)
ぜひ、実践してみてくださいね(*^_^*)
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