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今回は、「物理のおススメの参考書」について紹介します!
物理の苦手を克服するための準備
このブログを読んでいる人は、物理が苦手な人が多いかもしれません。
そこでまずは、参考書を紹介する前に苦手な原因がわかっていないといけませんので、苦手な原因で上げられるものをいくつか紹介していきます。
まずは、自分がどれに当てはまっているのかというのをチェックして、そこを重点的に勉強して克服してほしいと思いますし、そのためのおススメの参考書を後半で紹介していきます!!
物理が苦手な人の原因
1.公式がただの暗記になっている
物理は理科4科目では最も暗記の要素が少なく、かつ数学に比べれば扱う公式の数も圧倒的に少なくなっています。
そのため、暗記の負担が軽いのですが、公式の暗記するだけでどういうときにどの公式を使うのか、公式内の文字が何を示しているのかなど、その公式が何の意味を持っているのかまで理解していない人が多いようです。
公式はただの文字の羅列ではないため、何を示しているのかなど意味もセットで学ぶようにしましょう。
ギリシャ文字も混じっているためすべてとは言いませんが、アルファベットの場合は英語の頭文字を示していることが多いので、半分は英語の勉強のつもりで取り組むと楽に覚えられるでしょう!!
(例)
g(gravity):重力加速度
v(velocity):速度
F(force):力
R(resistance):電気抵抗 など
2.図やグラフを描いたり活用したりしない
物理は他の理科の科目と比べると計算の比重が非常に大きく、他教科でいえば数学とよく似ています。
そのため、数学と共通していると思うのですがグラフや図がキモとなります。
例えば、力学では重力をはじめとした力や加速度などを矢印を使って方向(値の正負)を判断したり、波動の分野では波のグラフを見てヒントを探したり、電磁気の場合は回路図を活用するなどなど枚挙に暇がありません。
逆に言えば図やグラフを書いたり活用したりしない人は、数学同様立式や用いる公式の選択などが出来なくなってしまいます。
問題を解く際の情報整理のために、図やグラフを描いたり活用したりしましょう!!
3.定義や公式の意味が分からず説明できない
そもそもの話になるのですが、物理は「物の理(ことわり)」を追求する学問です。
他の科目以上に物の原理や理由がわかってないとお手上げ状態になってしまいます。
そのため、物理の世界でよく聞く○○の法則であったり、○○の定理といったものはその意味や原理を必ず学び、自分の言葉で説明できるところまで落とし込みましょう!!
そうすれば、1の項目で触れた「公式がただの暗記」になってしまうことを防げます!!
おススメの参考書
上記の物理が苦手な主な原因で自分にあてはまるものは見つかりましたか?
これらを把握した上で、下記のおススメの参考書にチャレンジしてみましょう!!
正しい勉強法で参考書を勉強していけば、これらの苦手がかなり改善されるはずです!!
過去のブログで物理の勉強法を紹介しているので、下のサムネをクリックまたはタップしてそちらも参考にしてみてください!!
高校 とってもやさしい物理シリーズ
物理が本当に苦手過ぎて初歩からやらないといけないという人が、最初に取り組むための参考書です。
苦手の原因で触れた内容のうち、まずは公式のどの文字がどの意味を持つ、だからどこにどの値を入れるといった練習(公式に適切な値を代入さえできたら解ける)といったところからスタートします。
物理への拒否反応が強い人はここからスタートしていきましょう!!
秘伝の物理シリーズ
秘伝の物理は問題集と講義の種類が存在します。
秘伝の物理問題集は解説が他の物理の問題集に比べるとかなり解説がていねいという特徴があります。
しかも、問題の難易度が1つ星~5つ星と5ランクに分かれていて、最初は1~3つ星にチャレンジして基礎を固め、4~5つ星はその後、レベルアップ用として取り組むとよいでしょう。
また、講義の方は問題集の姉妹書であり、問題集ががうまく理解できなかった場合の講義系参考書して最適です。
まとめ
今回の内容をまとめると…
・物理が苦手な原因をあらかじめ分析しておく
・原因①:数式のがただの暗記になっている
・原因②:図やグラフを描いたり活用したりしない
・原因③:公式や定義の意味が分からず説明できない など
・おススメの参考書は高校 とってもやさしい物理シリーズや秘伝の物理シリーズ
以上となります。
物理の勉強方法がわからなかったり、なかなか成績が伸びないという人は、お気軽に武田塾折尾校にご相談ください!!
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