みなさん、こんにちは！
武田塾折尾校です。
先日、国公立志望の塾生が
北九州市立大学の過去問に
取り組んでいました。
少し内容を見ていると
結構苦戦している様子。
その生徒曰く、
「ワンチャン、九州大学より難しい」
とのこと。
そこで、今回は
「北九州市立大・外国語学部の英語対策」
についてお話ししたいと
思います！
↓こちらの動画も要チェック！↓
北九州市立大学・外国語学部の英語対策
出題傾向について
北九州市立大学の外国語学部では
２次試験が英語のみ
となっています。
次に基本情報です！
時間：１００分
問題数：大問５問
配点：４００点
出題傾向：長文１題、要約１題、和文英訳２題、英作文１題
目を引くのはやはり、
要約と英作文でしょうか。
２つともかなりの時間を取られてしまうので、
いかにこの２つに時間を割けるかが
勝負になりそうです。
始めに時間を割くか、
後に時間を残すか、
順番通り解いていくか、
自分に合った解き方を
選びたいですね！
次は大問ごとの
対策法です！
長文
北九州市立大学の長文問題は
文の量としては決して多くはありません。
ただ、英語で答える問題と
日本語で答える問題が
入り混じっているので
逆の言語で書かないように
注意する必要があります。
問題自体は問題文から抜き出すものや
内容を問う問題が多いので、
正確に、なおかつ早く読めるかが
ポイントです。
正確さが弱点なら
英文解釈の練習を、
早さが弱点なら
シャドーイングの練習を
重ねていくと良いでしょう。
もちろん、内容把握問題の対策も
お忘れなく！
また、２０２０年度の問題では、
「自分で問題を作る」
という問題が出題されました。
過去問に無かった問題でも
焦ることなく、
落ち着いて解いていきましょう！
要約
要約問題では、英語の長文を読んで
内容を掴めるかが重要です。
長文の対策をしっかりやれていれば
問題なく解ける問題ですが、
ここでカギなのが
「現代文の力」です。
長文を読むことは
英語の力にかかっていますが、
字数制限の中で
上手くまとめられるかどうかは
現代文の力にかかっています。
そもそも要約で大事なことは
「解答をいかに削れるか」
です。
段落ごとに重要な部分を箇条書きし、
その中から他の段落と被ったり、
例え話になっている部分を削り、
必要な部分だけを解答にしていく作業には
どうしても現代文の力が必要に
なってきます。
もし、要約問題を苦にしているなら
現代文の参考書を進めることを
オススメします！
オススメの参考書は
「現代文読解力の開発講座」
「得点奪取 現代文」
です！
和文英訳
北九州市立大学・外国語学部の試験では、
和文英訳が２題出ます。
配点を考えても
しっかりと取っておきたい
問題です。
この問題でのポイントは、
「自分が英訳できる日本語に変換できるか」
です！
問題文をそのまま英訳しようとすると、
使う単語や熟語、構文が
難しくなってしまいます。
豊富な語彙力があれば
問題は無いですが、
「どんな文でも英訳できる状態」
というのはなかなか難しいです。
無理にうろ覚えな文を書こうとすると
減点が多くなる可能性も出てきます。
ですので、和文英訳では
難易度を自分で下げる工夫が
大事になってきます。
例えば、
「彼が一緒に遊んでいる少女は私の娘です。」
という文があったとします。
普通に英訳すると、
The girl with whom he is playing is my daughter.
となるのですが、
「前置詞＋関係代名詞」の構文が分からなくても
英訳することができます。
つまり、
「彼は私の娘である少女と一緒に遊んでいる。」
という文に書き換えれば、
He is playing with the girl who is my daughter.
という英訳になるはずです。
もっと簡単にするなら、
「彼は少女と一緒に遊んでいる。」
「その少女は私の娘だ。」
と２文に分けて、
He is playing with a girl.
The girl is my daughter.
と書くことができます。
上の英文はどれも違う構文ですが、
意味はほぼ一緒ですよね。
英訳すべきポイントがしっかり
文にできていれば、
（意味が同じであれば）
減点の対象にはなりにくいです。
繰り返しにはなりますが、
和文英訳で大事なことは
自分で難易度を下げる工夫をすることです。
もちろん、
難しい構文を使うことができれば
それは加点の対象になります。
文法や構文の勉強と合わせて、
簡単な文に書き換える練習を重ねて、
和文英訳を得点源にしましょう！
オススメの参考書は
「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」
「ドラゴン・イングリッシュ 基本英文１００」
です！
自由英作文
最後は英作文の問題です。
北九州市立大学・外国語学部の
英作文問題では、
８０語程度で自分の考えを書く問題
となります。
時事問題に基づいた問題が多く、
日本語でも書くことが難しい
年もありました。
時事問題の対策としては、
・ニュースや新聞を見る
・小論文の参考書を見る
この２点が手っ取り早いです。
スマホならニュースアプリを使えますし、
お手軽です！
小論文の参考書にも
時事問題をまとめてあるので、
推薦を狙っている人なら
小論文の対策と同時に進めることができます。
書き方のポイントとしては、
まずは日本語で、自分の意見を
箇条書きしてみることが
オススメです。
論点のズレを防止できますし、
頭の整理にもなります。
日本語で書くことができれば
それを英訳していくだけなので、
和文英訳問題と変わりません。
英訳する時に気をつけたいことは
「減点対象になる文を書かない」
ことです。
減点の対象になるのは、
・スペルミス
・文法・構文の間違い
・用法の誤り
などが挙げられます。
単語・熟語帳や文法の参考書を使って
正しい使い方を身に付けたいですね！
オススメの参考書は
「英作文ハイパートレーニング 自由英作文編」
です！
まとめ！
ここまで「北九州市立大学・外国語学部の英語対策」
についてお話ししてきました！
ここでおさらいをしましょう！
・要約と英作文がめっちゃデカい！
・↑にどれだけ時間を割けるかが勝負！
・単語・熟語・文法・構文の基礎は固める！
・基礎が固まったら分野別の対策を！
ちなみに折尾校では、
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ここまで読んでいただきありがとうございます！
悩める受験生が報われることを願っております。
武田塾折尾校
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