はじめに
JR大森駅から徒歩3分、東京都大田区の予備校、武田塾大森校です!
今回は、みなさん本当に寝れていますか?というところから始めてみようと思います。夏休みも近づいて、かなり忙しい時期で、寝る間も惜しんで、勉強をしてしまっているという受験生はいないでしょうか?
実は、それはかなり勿体無い!!ということについて睡眠時間をテーマにお話ししてみようと思います。
今回の記事では、YouTubeの動画を参考にしております。ぜひそちらもご覧になると、より理解が深まると思いますので、ぜひそちらもご覧ください。
「十分な休息が必要」
受験を控える皆さん、あなたたちは1日のどれだけを眠って過ごしていますか?
「ほとんどの時間を5〜6時間の睡眠で過ごしている」という声が多いのではないでしょうか。 しかし、この短い睡眠時間は、あなたが想定する以上に、勉強の成果に悪影響を及ぼしている可能性があります。
世界中の研究結果によると、24時間連続で眠らずに過ごすと、血液中のアルコール濃度が0.1%に達したときと同様の認知能力の低下が見られることが分かっています。
つまり、徹夜で勉強すると、あたかも「酔っ払っている」状態で学習しているのと変わらないのです。
その結果、最善の学習成果を得ることが困難になるのです。
また、ペンシルベニア大学による研究では、毎日6時間しか眠らない状態を2週間続けると、その認知能力の低下は、24時間眠らない状態と同等のものとなることが明らかにされています。これは、睡眠時間の不足が「積み重なる」ことによって、その効果が増加することを示しています。
さらに、他の多くの研究からも、睡眠と学習能力の間には深い相関関係があることが示されています。
たとえば、カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究では、REM睡眠が創造性と密接に関連していることが知られています。REM睡眠を制限された参加者よりも自由に睡眠をした参加者の方が、創造的な問題解決能力が高かったのです。
すなわち、新たなアイデアや解決策を見つけるためには、充分なREM睡眠が必要ということです。
さらに、ミシガン大学の研究では、睡眠が記憶保持力に大きな影響を与えることが明らかにされています。 この研究では、学習した新しい情報を記憶し保持するためには、十分な深い睡眠が不可欠であることが示されています。
特に、新たな情報を学習した直後の睡眠は、情報の固定化に重要であり、これにより情報は短期記憶から長期記憶へと移行します。睡眠不足の状態ではこのプロセスが阻害され、学習した情報の一部が失われる可能性があるとされています。
試験においては、学習した情報をしっかりと記憶し、それを思い出す能力が必要となるため、十分な睡眠は記憶力を維持し、最高のパフォーマンスを発揮するために欠かせません。
これらの研究結果からもわかるように、受験生が毎日5〜6時間しか眠らないことは、 試験のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。
創造性や記憶力を最大限に引き出すためには、良質な睡眠が必要です。
これで睡眠は非常に重要な要素だとわかってもらえたと思います。
「今の睡眠で十分な気がする…」
毎日6時間しか眠らない生活に慣れてしまっている人も少なくないでしょう。
そしてその状態を「普通」と捉えているかもしれません。
しかし、問題提起したいのは、この「普通」が実は全然普通でないという事実です。
「6時間寝て、まったく問題ない」と感じてしまうとき、それはすでに睡眠不足が体調や認知能力に影響を及ぼし、その結果が「新たな基準」になってしまっている可能性を示しています。
この状態に陥ると、本来のパフォーマンスが制限され、自覚せずに学習能力が低下し、覚える力が落ち、勉強が滞るという現象が生じてしまうのです。一見、問題なく生活できているように感じられても、認知機能の低下を感じにくくなっているだけかもしれません。
そして、その最大の影響を受けるのが「集中力」です。
集中力は、効率的に学習を進めるための極めて重要な要素であり、それを維持し最大にするためには、十分な質の良い睡眠が必須となるのです。 この一連の事実を改めて認識し、私たちの睡眠習慣や学習環境の改善につなげていきましょう。
最高の学習成果を得るためには、適切な睡眠が欠かせないということを忘れないようにしましょう。
「成功者も7時間以上は寝る」
米Amazonの創業者であるジェフ・ベゾス氏も、7時間以上の睡眠を日々心がけていると公言しています。
成功者たちは、睡眠の質を重視し、パフォーマンスを上げるために、しっかりとした7〜8時間の睡眠を取ることを重視しています。
それに続けて、集中力を最大にして仕事に取り組むことが大切だと彼らは語っています。受験生も同様に、7時間以上の睡眠を確保し、集中力を高めるための適切な休息法を見つけることが大切です。
あなたの睡眠は十分でしょうか? 試験の成績を上げるために、今日からしっかりとした睡眠を取ることを始めてみましょう。
まとめ
受験を控える君たちは、1日にどのくらい眠っていますか?
5〜6時間だけの睡眠だと、思っている以上に学習効果を損なっているかもしれません。
睡眠はただ体を休めるだけでなく、学習や記憶、創造力に大きく影響します。
長時間、眠らないと、脳はちゃんと働かなくなるんです。
それは、まるで酔っぱらった状態と同じくらい影響があるのです。
また、睡眠をしっかりとれていると、新しい情報をしっかり覚えられ、創造的な考えが生まれやすくなります。
だから、学習の成果を最大にするためには、7時間以上のしっかりとした睡眠が必要なんです。
睡眠時間と質を見直してみて、ベストな学習結果を得るための準備をしましょう。
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「睡眠に悩みを抱えている。」
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という受験生も気軽に武田塾大森校にお越しください。
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