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JR大森駅から徒歩3分、東京都大田区の予備校、武田塾大森校です!
「日本史ってどのように勉強すればいいのかわからない」
「暗記が苦手だから日本史が覚えられるか心配」
このように、暗記を苦手としている受験生にとっては、日本史という科目を嫌いに思うかもしれません。
しかし、そのような受験生は暗記が苦手なのではなく、正しい暗記方法を知らないだけです。
正しい暗記方法を実践して日本史を覚えれば、短期間で高得点を取ることができるようになります。
今回の記事では、日本史の効率的な勉強法について徹底解説していきます。
※当ブログは以下のYouTubeを参考に解説しています。
合わせてご覧いただくとより理解が深まるので、ぜひご覧ください!
日本史はただ暗記すればいいというわけではない
「日本史は暗記すればいい」
「とりあえず単語を周回していればいつか覚えられる」
日本史という科目に対して、このようなことを思っている受験生も中にはいるのではないでしょうか。
確かに、日本史は暗記科目ですし、何度もみていればそのうち覚えられるかもしれません。
しかし、そのような考え方を持っていると、勉強の効率が悪くなります。
短い時間で大きな効果を発揮する意識と勉強法を知って、英語などの主要科目に時間を割くようにしましょう。
日本史の効率的な勉強法
日本史は覚える量がとにかく膨大です。学校の定期テストのように1日や2日の詰め込みでどうにかなるような科目ではないので、できるだけ早めに始めましょう。
最低でも3ヶ月の勉強期間は確保できる学習計画を立てるようにしましょう。
ここでは、日本史の勉強法と注意する点について解説していきます。
勉強法
暗記のコツは、骨組みを固めて、肉付けをするイメージです。これを頭に入れて、日本史の勉強法をみていきましょう。
日本史の勉強手順は以下の通りです。
1. 流れの確認(基礎)
2. 単語の暗記(基礎)→慣れてきたら1週間で1周
3. 流れの確認(発展)
4. 単語の暗記(発展)→慣れてきたら1週間で1周
5. 文化史と年号を暗記
6. 過去問を解きながら足りない部分を補う
人間の覚えられる量には限界があるので、最初は基礎(日東駒専レベル)だけを覚えるようにしましょう。
基礎を固めて土台がしっかりと整ってから、発展(MARCH以上)の勉強を始めるようにしてください。
基礎や発展を覚える時は、しっかりと時代の流れをつかみ、大枠を理解してから単語の暗記に取り掛かりましょう。
「誰が」「何をして」「どのような社会になったのか」を注目しながら読み込むと流れがつかみやすくなります。
慣れてきたら1週間で参考書を1周しましょう。短期間に全部を確認することで、整理ができてきます。
正直かなり大変ですが、段々とかかる時間が短くなってくるのでがんばりましょう。
文化史と年号はとても覚えにくい分野なので、基礎と発展の勉強の段階で無理に全部覚えなくても大丈夫です。
受験までに覚えられればいいので、時間をかけて覚えていきましょう。
文化史と年号の暗記をすると同時に、志望校の過去問も解いて自分に足りていない部分を補いましょう。
大学によって問題の傾向があるので、別の学部も解いてみることをおすすめします。
注意する点
日本史を勉強する際は以下の点について注意しながら勉強しましょう。
・インプットをしたらすぐにアウトプットする
・流れを自分に置き換えながら単語を覚える
・文化史は図録を活用して覚える
ここからはそれぞれについて詳しく解説していきます。
インプットをしたらすぐにアウトプットをする
記憶に定着しやすいのはインプットをしている時ではなく、アウトプットをしている時です。
日本史のアウトプットは問題を解くのが一番いいのですが、日本史を始めたての受験生は覚えた後にすぐ目をつむってアウトプットをすると記憶に定着しやすくなります。
苦手な単語はなかなか覚えられないので、何度もアウトプットをするようにしましょう。
流れを自分に置き換えながら単語を覚える
多くの人は自分の人生の方が大事なので、他人の人生経験なんて興味も持ちません。
なので、覚える人物を自分に置き換えながら勉強してみましょう。例えば、自分だったらどのように思い、どのように行動していたのかなど。
このように、同じ立場に立って自分なりの意見を交えながら日本史を勉強すると、ただ覚えるのではなく、単語に意識が向くので、記憶にも定着しやすくなります。
文化史は図録を活用して覚える
文化史は図録を活用して覚えるようにすると、記憶に定着しやすくなります。
政治に出てくる単語は流れがあるので比較的覚えやすいのですが、文化史は誰が何を書いた・作ったなどの1問1答なので、覚えるのに苦労します。
写真や詳しい説明が載っている図録を活用することで、暗記の手助けになります。
ただ、量が膨大で読み込むには時間がかかるので、暇な時に目を通すようにしましょう。
日本史おすすめの参考書
ここでは、日本史を勉強する際におすすめのインプット用とアウトプット用の参考書を紹介していきます。
インプット用おすすめの参考書
ここでは、日本史のインプット用おすすめの参考書を紹介します。ぜひ参考にしてください。
「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」
初心者でも理解しやすく、大事な部分をしっかりと押さえられているため、これを完璧にすれば日東駒専レベルの日本史は理解できるようになります。
「石川晶康 日本史B講義の実況中継」
細かい部分まで詳しく解説が載っている参考書です。内容はわかりやすいのですが、全部で4巻あるため、1周読むのに時間がかかります。
「日本史用語 2レベル定着トレーニング」
日本史用語のほとんどをカバーしている参考書です。1つ1つの単語をしっかりと理解することができます。アウトプット用としても使える万能な参考書です。
アウトプット用おすすめの参考書
ここでは日本史のアウトプット用おすすめの参考書を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
「日本史B レベル別問題集」
難易度は6段階あり、自分にあったレベルのアウトプットをすることができます。解説も詳しいため、間違えた問題をしっかりと復習できます。
「センター過去問」
センターは良問揃いで、網羅性があります。通史が終わり次第センターの問題をたくさん解くと大分日本史の問題に慣れてきます。
「実力をつける日本史100題」
難しめの問題を解きたいという方におすすめの参考書です。問題数も多く記述対策もできるため、時間を取れる受験生におすすめです。
日本史はどこまでやるべきなのか
日本史に終わりはなく、覚えなければいけないことは無限にあります。そのため、「どこまで覚えればいいのかわからない」という受験生も多いと思います。
結論として、それは、自分が受ける大学の過去問が解けるようになるまでです。逆にそれ以上はやらないようにしましょう。
理由としては、日本史がめちゃくちゃ解けるようになっても、ほとんどの大学の日本史は偏差値換算になるため、そこまで他の受験生と差がつかないからです。
日本史の点数を伸ばし続けるよりも、英語などの主要科目を勉強する方がトータルで考えると点数が上がります。
しかし、中には日本史の配点が高い大学もあるので、そのような場合は受験科目トータルで考えて、どれに時間をかけるべきかを判断しましょう。
まとめ
今回の記事では日本史の効率的な勉強方法について解説しました。
日本史はただ勉強するのでは覚えられず、覚えたとしても時間がかかります。そうならないためにも、暗記のコツをしっかりと意識しながら勉強するようにしましょう。
今回解説したこと以外でも日本史について気になることがあれば、ぜひ武田塾大森校の無料受験相談をご利用ください!
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