ブログをご覧の皆さんこんにちは!JR大森駅から徒歩3分、東京都大田区の予備校、武田塾大森校です!
今日は偏差値とは何かということについて詳しくお話ししていきます。皆さんは偏差値とはどういうものかきちんと理解しているでしょうか?なんとなく50超えたら嬉しいもの、40台は偏差値が良くない、その様なざっくりとしたイメージなのでは無いでしょうか。あまりきちんとした説明もされたことが無い偏差値ですが、実はこの数字は自身の学力の立ち位置がどういったものかわかる受験生にとっては大事な指標の一つなのです。ぜひここで偏差値を理解して、自身の学力の物差しとして活用してください!
また、今回の内容は武田塾のYouTubeでも解説されているので、ぜひ合わせてご覧ください。
偏差値50〜60ってこれくらい
それでは具体的な偏差値の値がどの様な状況を示しているのかお話ししていきます。
「偏差値50」が示すもの
よく受験の最初のボーダーとしてあげられる数字ですが、偏差50とは一体なんなのでしょうか?偏差値50というのは自身の得点=平均点の時に偏差値が50となります。全体の真ん中ぐらいという数値です。
「偏差値60」が示すもの
では、偏差値60となるとどうでしょうか。偏差値60は上位15%の人たちに入る数字です。
50〜60でたったの10しか差がないから、すぐにあげられるだろうと思っていたら大間違いです!上位15%というのは、例えば1万人の受験者がいたとしたら1500位以上、学年で生徒が100人なら15位以上を偏差値60超えになります。
偏差値50を超えたら次のボーダーは60と言いますが、ここの壁がいかに高いか少し実感できたでしょうか。
偏差値65以上ってこれくらい
「偏差値65」が示すもの
次は偏差値65について話していきます。偏差値65は上位6.68%の受験生たちとなります。1万人中600位以上、100人中6位以上が偏差値65です。100人中約6人しかいないというのはかなり高い数字というのがわかるのではないでしょうか。
「偏差値70」が示すもの
さらに数字を上げてみましょう。偏差値70!!ここまで行けたらかっこいいなと憧れている方もいるかもしれませんね。実際私も偏差値70を目指そうと意気込んでいた時がありました。これは上位2.28%の受験生たちの数字です。1万人中200位以上、100人中2位以上が偏差値70となります。100人中約2人しかいません。ここまで達した受験生は早稲田大学、慶應義塾大学に順当に合格できるレベルとなっています。
バラバラな値になる偏差値
皆さんは進研模試、駿台の模試、河合塾の模試、全統模試、大学別プレ模試、共通テスト模試など様々な模試をたくさん受けてきたかと思います。模試を受験して成績が返ってきたとき、模試によって、もしくは同じところが開催する模試を受けても偏差値がその都度で大きく変化する事がよく起こりませんか?この偏差値で志望校を変えるとか一喜一憂する方も多いでしょう。これまで紹介してきた様に偏差値の数字で自身の現在の立ち位置がわかる重要な数字なのは間違い無いですが、これに振り回されるのも考えものです。次はなぜそんなに数字がばらけてしまうのかをお話ししていきます。
なぜ偏差値の差は生まれるの?
偏差値とは「相対評価」です。周りの受験生の点数に依存しています。つまり、試験を受験する生徒全体のレベルが高いと当然上位が取りにくくなるため偏差値の差というのが生まれます。例えば、ベネッセの進研模試では偏差値70を取れていたのに、東大プレ模試では偏差値50だった等、偏差値が模試ごとに大きく変わってくるのはこのためです。ベネッセの模試は学校で行われることが多い模試のため、将来大学受験をする人もしない人も高校生だから、学校でするから受けるという人が多いのに対し、大学別プレテストや全統模試、駿台模試となるとハイレベルな大学を目指す人や受験をする人が受けるとなればどちらが上位を取りやすいかは明白ですよね。
偏差値とは偏った差の値と書きますが、まさにその通りなんです。どれだけ周りのみんなから偏った数字をたたき出して差を作れるかが偏差値を伸ばすコツとなってきます。みんなが取れる問題を落とせば周りと得点は離されるし、周りが取れない問題を得点できれば周りから一歩リードするということになるでしょう。基礎的な問題、誰もが解ける問題、簡単な問題は必ず得点し、かつ、他の人が解けない様な問題を解ける状態がどの様な模試でも上位をとる=高い偏差値をとることにつながるでしょう。
周りと同じ様に学校に行って、授業を受けて、学校の宿題をするだけでは差はつけられません。授業や宿題意外にも自身で自習を進めて他の人と差をつけることを意識した勉強をしていきましょう。偏差値を上げるには、全国の受験生と点数を競う時にどうすれば上位に入れるのかを自身でも考え、勉強法や自身の受験生活に考えたことを落とし込んでいくという様に改善と実践を繰り返していければ自ずと成績は伸びてくるでしょう。
終わりに
どうでしょうか、偏差値について理解できたでしょうか。周りの人と同じ勉強をしていては偏差値に差はつけられませんし、自身の今の勉強方法で偏差値が上昇していない方は今のままでは勉強のやり方に問題があるということなのです。いかに学校や塾でわかりやすい解説を聞いてわかっても実際の試験で解けなくては偏差値は上がっていきません。大事なのは知識を自分のものにできる練習過程である自習です。自習の質こそが偏差値を左右すると言っても過言ではありません。
武田塾は自学自習に焦点を当て、そこのサポートを徹底的に行う塾です。自身の勉強方法や自習の質に不安がある方はまずは武田塾の受験相談、ブログ、YouTubeを活用し、1人では怠けてしまう、勉強のスピードの管理や自習のサポートをしっかりとして欲しい方は武田塾の特訓を活用してみてください。
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