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私立文系志望生必見!英語、国語、もう1つをどう選ぶ!?
・目次
はじめに
今回のテーマは、「私立文系志望生必見!選択科目の選び方」です。
ほとんどの私立大学(文系受験)では、英語と国語が必須科目で、あと1つを日本史、世界史、政治・経済、文系数学の中から選ぶことができます。受験生の中には何を基準にどの科目を選ぶべきかわからないという人も多いと思います。そんなみなさんのために、今回は各科目の特徴とメリット、デメリットについて説明していきます。
また、今回のブログの内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルで紹介されている動画を参考にしているので、是非こちらもご覧ください!
日本史、世界史
特徴
私立文系志望の人にとって無難とされているのが日本史と世界史です。やった分だけ点数に反映される努力が報われやすい科目です。
それぞれの科目の特徴は、以下の通りです。
日本史:狭く深く学べる、通史の勉強がやりやすい、4~5月に通史を終えていれば6~7月から模試で伸びを実感できる
世界史:広く浅く学べる、範囲が広いため通史の勉強が大変、秋以降急激に伸びる人が多い
ここからはそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
共通
・覚えたら覚えた分だけ点数になる
・点数が安定する
日本史
・範囲が狭いので日大やMARCHレベルだと点数が取りやすい
世界史
・早慶志望であれば日本史と比べて世界史の方が点数を取りやすい
デメリット
共通
・80%や90%の点数を取ったとしても-10~20%の得点調整が有り得る
日本史
・早慶レベルだとマニアックで教科書に載っていないような問題が出ることもある
世界史
・伸びるまでに時間がかかる
ポイント
最終到達点を高く目指すのであれば世界史の方がおすすめです。早慶は日本史、世界史でしか受けられないケースがあるので、無難にこの2つのうちのどちらかを選んでいると選択肢が狭まりにくいです。
政治・経済
特徴
政治・経済は他の3科目と比べて圧倒的に暗記の量が少ない、コスパ最強の科目です。政治・経済に興味があり、志望校の受験科目として認められている場合は是非選ぶべき科目といえます。
メリット
・日本史、世界史の約1/3の暗記量
・模試で点数を取れるようになるのが一番早い
デメリット
・日頃からニュースを見たりして基礎的な素養をもっておくことが必要(例:国会や裁判所の役割を知っておく)
・教科書に載っていない時事問題が各大学で出題されるので満点狙いは難しい
・選べる大学が少なくなる
ポイント
やり始めたらはまる人が多いので、楽しく勉強を進めることができる人も多いです。しかし、年々政治・経済を取り扱わない大学や学部が増えてきているので、受験がまだ先だという人は選ばない方がいい科目です。
文系数学
特徴
数学は一か八かの科目で、ハイリターン・ハイリスクといえます。例えば、私立大学を10日間受けた場合、その10回の中でどこか1日突き抜けた点数を取ってしまえば、絶対その日は合格できると言われています。しかし、数学が苦手だという人は、絶対に選ばないようにしましょう。元理系の人は要注意です!せっかく数学選択したからという理由で数学に固執していると、伸び悩んでしまう可能性があります。
メリット
・穴場の英語、数学受験を選ぶことができる(例:青山学院大学、関西学院大学)
・問題がはまれば満点を取って突き抜けることができる可能性がある
・得点調整で得をすることが多い
デメリット
・理解力、思考力が求められるので、一気に成績が伸びていかない傾向がある
・覚えたもので本番の問題が解けるとは限らない
・計算ミスも起こり得る
・一定数今までの勉強経験が必要になってくる
ポイント
数学のおすすめ度は志望校や勉強のスタート地点で変わってきます。0からスタートする場合、社会科目(日本史、世界史、政治・経済)と比べてありかと言われるとそうとは言い切れません。数学をずっと勉強してきて得意な人、かつMARCHや関関同立志望までなら文系数学という選択肢はありです。一方で、早稲田大学の商学部や社会学部を志望している場合、文系数学はとても難しいので他の科目も選択肢に入れた方が良いと思います。共通テスト利用を狙っている場合は、点数が平等で文系数学は不利になることが多いので、世界史や日本史、政治・経済を選ぶようにしましょう。
文系数学を選択するか迷っている場合の目安として、『数学Ⅰ・A・Ⅱ・B基礎問題精講』の解説が理解できるのであれば数学受験でも大丈夫です。基礎問題精講の解説だけでは理解できないという人は、『やさしい高校数学』などの基礎の参考書からやらなければいけないため、時間がかかってしまいます。どうせ時間を多く費やすことになりそうなのであれば、覚えた分だけ点数になる日本史や世界史を選択することをオススメします。
得点調整について
メリット、デメリットの中で何度か触れましたが、私立文系受験には得点調整というある人にとっては恐ろしい、またある人にとってはうれしい制度があります。
得点調整とは、簡単に言うと入試で違う科目を選択し、解答した受験生間の不公平さを解消する制度です。
日本史、世界史、政治・経済などの社会科目は大学や受けた日にもよりますが、80%や90%の点数を取ったとしても平気でマイナス10~20%の得点調整が有り得ます。逆に数学は、基本的に日本史や世界史、政治・経済より平均点が低いので、得点調整で得をすることが多いです。
今回のまとめ
ここまで、私立文系志望生向けに選択科目のメリット・デメリットについてお話してきました。
結論として、GMARCH・関関同立レベルが志望校の場合、自分の好みに合わせてどの科目を選んでも大丈夫です。一方で、早慶志望の受験生は慎重に選択する必要があります。
もちろん数学受験で合格している受験生もいますし、日本史や世界史、政経でも合格者はいるのでどの科目でも合格は可能です。
科目ごとのポイントは以下の3点です。
・日本史か世界史が無難
・政治・経済は受けることのできる大学が限られるがコスパ最強
・文系数学は苦手でなければ問題次第で満点も狙える
このブログを参考に、自分と志望校に合わせた選択科目を選びましょう。
どの科目にするのか決められていない人もいると思います。そんな人は1人で悩まずに、是非武田塾大森校の無料受験相談に来てください!どの科目があなたに合っているのかを一緒に考えてアドバイスできます。
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