【非受験学年向け】ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」に学ぶ、部活と勉強の両立！

「一兎すら追わない」勉強法！

こんにちは。

武田塾大宮西口校です。

 

2021年10月期に放送されている

「二月の勝者-絶対合格の教室-」の

第4話から誠に勝手ながら部活と勉強の両立の

話をお伝えするのにピッタリだと思う

シーンがございましたので、

そちらをご紹介いたします！

 

 

まずどういうドラマ？

中学受験の塾が舞台。

生徒の合格のために

手腕をふるう校長の

姿が描かれています。

 

今回触れたいシーンは？

この塾には3つのクラスがあり、

成績の高い順に

Ωクラス、Aクラス、Rクラスと

ふるいわけされます。

 

今回のシーンは一番基礎クラスの

Rクラスでおきた一幕です。

 

Rクラスの偏差値帯は40台。

その子たちの模試の点数をあげるために

校長が子どもたちの目の前で

算数の過去問の後半の大問を

半分ごっそり破ってしまい

「残った問題だけやればいいです」

と言い放つシーンです。

 

ここに大学受験勉強×部活の

コツが感じ取れました。

 

 

ここからが本題ですよ！！

※あくまでドラマの1シーンから

私見でお話しする程度のものですので、

描いた方の意図とは異なる

場合もございます。

ご了承ください。

 

コツ①：1科目に集中する

破った問題は「算数」

まずここで注目していきたいのが

算数の問題であったという点です。

 

中学受験は

算数・国語・理科・社会の

4科目受験が基本ですが、

理社の配点より算国の

配点が高いところが多いです。

 

そして国語はやればやるだけ

成績があがるような単純な科目でも

なく、得点源にするほど安定させるのが

難しい科目。

そうなってくるとまず真っ先に

着手すべきは算数だったということです。

 

「算数を制する者は中学受験を制する」

というセリフもあったくらいです。

 

 

「算数」くらい大切な大学受験の科目は

さてこれを大学受験に当てはめてみましょう。

まず文系と理系で場合分けする必要があります。

 

文系の場合、有無を言わさず英語です。

配点が高いところも多いというのも

確かなのですが、

どんどん英検持ちが有利になる

受験システムに移行しています。

 

例えば、目指す人も併願する人も多い

東洋大学ですが

スコア	換算
2304	100%
2150	90%
1980	80%

といったように、

英検のスコアによっては

当日の英語の試験で

○%取れたことにしますよ、

というシステムがあります。

 

1980は2級合格ラインですから、

2級があれば当日の英語は8割確定になるわけです。

 

ご存知の通り、

英検にはリーディングのほかに

リスニング、ライティング、スピーキングが

あり、ほとんどの場合で英検でしか使わない

のにこれらの分野の勉強が必要と

なります。

したがって、数年前とは違って

やらなきゃいけないメニューが

多くなってしまっている、ということで

まずは英語からやりましょう。

 

 

一方理系については

上記のような文系ほど

英検利用で不利になることはない

(それでも例えば東京都市大学は

英検がないとまずい)です。

 

というのも学科によりますが、

専門色の強い学科となりますので、

今度は理数系の配点が高い形式が

多く存在するようになっていきます。

 

したがって、理数科目から着手する

のがおすすめですが、ここは現状の

得意不得意に合わせてスタートしてください。

 

とにかくここでお伝えしたいことは

あれもこれもやるのではなく、

時間が限られているのなら

1科目に絞る、ということです！！

 

コツ②：範囲を絞る

今回のシーンにおける後半部分とは

破り捨てた後半部分というのは

作品中では「平均点が低い問い」

ということでした。

言い換えるなら難易度が高い、

ということ。

 

そしてRクラスは偏差値50に満たない

子どもたちですから、

彼ら彼女らの成績をあげるのに

その難易度の高い問題が必要なのではなく、

取れるはずの問題でたくさん

落としてしまっているわけなので、

そこだけに時間を使わせ、

落ち着いて解かせる、

ということにしたのです。

 

 

高1・2の間も範囲を絞るべし！

浪人生もたくさんいる

世界線です。よって、

あなたの大学受験における

偏差値もまだ高くはないんです。

 

問題を破れ、とはもちろんいいませんが

まだうしろの範囲は無視していいです。

あなたの成績をあげるのに必要なのは

まだ土台部分のはずです！

 

例えば、単語帳を全部覚えるのではなく

高2の間に600番までを繰り返して

完璧にしよう、というような形です。

 

勉強時間が限られているなか、

何か月かかけてやっと1周したところで、

結局前半部分が抜けてしまいます。

そうなるくらいなら、後半部分を

ごっそり捨てて、前の方の範囲だけでも

できるような状態になっていたほうが

よっぽどいいスタートダッシュです、

ということです。

 

 

「一兎すら追わない」という解釈を

私見ですがしております。

具体的に言うなら

「1科目の一部分だけやる」

ということです。

0.3兎を追うくらいのイメージでいいんです。

 

もし塾を探しているなら……

ということでコツ2つを

ご紹介しました。

そしてどちらも自分でできます。

 

ただしそれでも塾じゃないと

勉強できないと思うなら、

上記のコツを活かせる環境を選びましょう。

 

ただただ通って受験生のメニューを

引き延ばしてちょこちょこ進めるだけでは

必ず抜けてしまいます。

 

もし武田塾もご検討いただいているなら、

当塾は日々の宿題をできる量設定していますので、

高3になる頃には

「少ないけどここまでは自信がある」という

状態になることができます。

 

お忙しいとは思いますが

一度大宮西口校にいらしてください。

22時まで開校していますので、

夜遅くでも承ります！

 

お申し込みは下記のバナーより

いつでもお申し込み可能です。

お待ちしております。