【高2 模試 悪い】成績表の見方と対策が違うかも！今できることは？

模試の偏差値がいいんだか悪いんだか……。

こんにちは。

武田塾大宮西口校です。

 

10月のお問い合わせの内訳は

100%高2生からでした。

定期テストも近づくなか、

塾探しをしているきっかけとして

「模試が悪くて心配で……」

とおっしゃる方がほとんどでした。

 

そして点数をあげていきたいという

思いは皆さんにあったものの、

戦略立てが難しいようでした。

 

そこで今回は

今の時期の勉強メニューを

立てるべく、

まずは「正しい模試の見方」を

お伝えしていこうと思います！

 

 

今回は英語について！

模試の出題形式の確認

※今回参考にさせていただくのは

河合塾さんの模試となります。

 

大問番号	内容	配点
1	リスニング	31
2	語彙	20
3	文法	26
4	英作文	29
5	長文総合Ⅰ	54
6	長文総合Ⅱ	40

 

合計は200点となっています。

ことのついでに全国平均点をみてみましょう。

 

大問番号	内容	平均点
1	リスニング	15.1点
2	語彙	8.7点
3	文法	14.2点
4	英作文	9.7点
5	長文総合Ⅰ	25.4点
6	長文総合Ⅱ	19.8点

 

文法は53%程度で最も高く、

英作文が31%程度で最も低くなっています。

 

英語は「段階」を踏んで勉強するもの！

長文だけで94点ぶんですから

この模試の半分弱を占める形となります。

 

ただ、ここで受け取ってほしいメッセージは

「大学受験の問題は長文メインだよ」

というものにとどまるのであって

「だから今もう長文で点数を取ってほしいんだよ」

ということではないということを

知っておきましょう。

 

 

長文とは

①1文1文の集合体である

②まず1文が訳せる

(文の構造がわかる)能力が必要

③構造理解に必要なのは文法

というものになります。

 

まずはこの大問の対策から！

ということでまずは

大問3の文法問題の点数からあげていきましょう。

 

①まずは各単元の入門を！

 

 

とやかく説明するより

実際に中身をご覧いただいた方が

「この参考書はいい！」

と皆さんに思っていただける

くらいの参考書ではありますが、

ご説明いたします……！

 

結局新たに知識を習得するときには

日本語を頼りにすることになります。

 

例えば

The museum (　) I visited yesterday was very big.

①which②whereのどちらが入るでしょう？

という問題ができるようになるには

「うしろのvisitがうしろに目的語を取る

他動詞。でも目的語が不足しているから

whereが使えないのでwhichが正解」という

ように頭の中で考える必要があります。

 

他動詞といったような専門用語といい

結局文法問題は日本語で論理を組み立てて

解く問題なのです。

 

最終的に上記が自力でできるように

なるために、まずは

「数えられる名詞ってなんですか」という

部分から仮定法や分詞構文などといった

高校ではじめて扱う単元まで

嚙み砕いて説明してくれる

参考書となります。

 

②いざ演習！！

 

 

先ほどご紹介した参考書とは

異なり、かなり分厚くなりますが、

文法知識は「大岩」でほとんど網羅できています。

ただ、暗記しなければいけない表現

(例：Nothing is more important than health.)や

語法(expect 人 to不定詞)といった

部分は量が多いうえにやらないと

できないので、ここで演習をします。

 

分厚い文法書はこの「vintage」以外にも

存在しますが、ここでおすすめしている理由は

「解説に不正解の選択肢がなぜダメかも

載せてくれているから」です。

 

入試本番では

「これが正解な理由」も大切ですが、

即答できるためには

「他が不正解な理由」もないと、

自信をもって答えることができず、

限られた入試時間なのに即答できず

文法に使いすぎてしまう、

ということが起きます。

 

そこにも目を向けることができる点で

vintageがおすすめです。

 

この対策にはどれくらいの時間が必要？

部活動をやられている方が

最も勉強時間に制限があるので、

それを見越して

日々の勉強時間が1時間だと

想定すると

「大岩」には復習込みで3週間

「vintage」には同じく復習こみで

1周に1ヶ月、というペースに

なります。

 

やるべき範囲だけでも

800題ほどあるため

「vintage」を3周はしないと

模試で成果が出てこないでしょう。

 

 

よって大岩も含めると

4ヶ月ほしいところです。

 

ですから例えば1月や2月の模試で結果を

出すためには10月ごろから取り組みたいところです。

 

あと1つ対策すべき大問は……

語彙の問題となります。

高2に出すにしては

難易度高いなと思う問いが

あるのは事実ですが、

それでも8点にとどまるような

大問ではありません。

 

そして長文ができるように

なるためにはまずは文法というお話は

先述の通りであるものの、

当然のこととして単語が分からなければ

なにもできません。

 

 

模試の偏差値が50をきる、という

スタートの場合は写真の右の

緑色のシステム英単語basicから

スタート。そうでないなら

青色のシステム英単語からいきましょう。

 

模試のレベルを考えると

青色のシステム英単語の1200までは

必要に感じますが、

これはどこの大学を受けるにあたっても

必要なレベルとなります。

 

それ以上の問題はまだ解けなくていい

という点においては満点を

目指せる大問ではないのですが、

まずは平均点以上、具体的に言うと

10点～12点をまずは目指していきましょう。

 

どのくらいのペースが理想？

文法に合わせて4ヶ月計画で

いきましょう。

 

青のシステム英単語スタートなら

3ヶ月弱で3周はできるので、

なんなら1700までに着手して

14～16点が目指せます。

※英検2級を取るならどのみち

この単語帳の最後までやる必要があります。

 

緑のシステム英単語basicスタートなら

3ヶ月で全範囲を3周し、

青のシステム英単語を1200まで1周やるくらいの

ペースになるでしょう。

目標点はまずは10点。

 

英語の対策まとめ

4ヶ月かけていいので、

単語と文法をやる！

これが模試対策であり、

受験への準備となります。

 

 

中学・高校受験と違うこと

大学受験には浪人生が普通にいます。

つまり、準備期間が2年とか1年半とか

そういうのが当たり前の世界です。

 

現役で受かりたくない、という人は

おそらく1人もいないでしょう。

そうであるなら高2から受験勉強を

意識すべきです！

 

今の時期からどの科目をどれくらいの

ペースでなにからやるべきなのか、

大宮西口校の無料受験相談では

お話しております。

 

ぜひご活用ください！

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