あからさまに平均点が低い大問に注意!
こんにちは。
武田塾大宮西口校です。
記事作成時点では
2022年の共通テストの
出願期間が終了し、
いよいよ試験まで
100日を切っております。
今回は共通テスト「元年」で
あった2021年の平均点をもとに、
数学の攻略を
考えましょう!
今回は数ⅠA編です!
数Ⅰ・A全体の平均点
平均点は61.7点(100点中)となっています。
前年のセンター試験での平均点は
57.7点で、あがったことは確かです。
第1問:数と式、図形と計量
平均点:21.2点(30点中)
→得点率70.7%でⅠAの大問の
なかで最高得点率。
この大問は必須となります。
二次方程式、三角比から出題されています。
数と式ではこのように
会話のなかにヒントがありました。
また、三角比の問題は
問題数が多く、時間がかかったかも
しれません。
とはいえ平均点からみて
「最初の大問だったので、
時間に焦らされる感覚がまだ強くなかったため
高得点が取れた」ということが言えそうです。
理系で80点以上目指すのであれば
ここは15分未満で27点前後を
取れるように
①予想問題集を6回分以上はやって
形式慣れをする
②計算問題集というよりは
文章題で「すぐ立式できる」
訓練を積む
という2点が差をつけるための対策となるでしょう。
それこそ記述式の国公立大過去問などが
おすすめです。
文系で例えば目標点が70点、という場合は
あえてここで17~18分ほどかけてでも
24点以上が取れるよう
・多少時間をかけてもいいから
数と式の計算問題集と
持っている参考書の三角比単元を
誘導なしで解く
例:いきなり問題集の(3)などから
解いてみるなど
をやっていきましょう。
差をつけにいく、というよりは
平均点を死守し、もう1問上乗せする
といった感覚です。
※東工大などの最難関大学を
想定してはいません。
そうなってくると全部満点目標と
なってしまうためです。
第2問:2次関数、データの分析
平均点:19.5点(30点中)
→得点率65%で2番目に高い。
この大問も必須です。
共通テストならではの
切り口で2次関数と向き合う
問題に続き、
データの分析が出題されています。
データの分析が
物理でいうところの
原子なみに後回しに
なりがちな理系ですが、
参考書学習以外に
特別にやりこむ
必要はなさそうです。
ここに時間をさけなかった
人が平均点付近に落ち着いたことでしょう。
目標点数や志望校によりますが、
差をつけるならここです。
また文系勢も
2次関数の後半で止まってしまったら
いさぎよく飛ばし、データの分析に
時間を割きましょう。
文系にとっては
ねらいめの分野のはずです。
とはいえ解答数が多いのは
2次関数。
日常の出来事を数学で
考えるという、共通テストならではの
問題ですから、
対策に時間が割ききれない
という人は最悪この
第2問だけでもより多くの
演習を積んでみるのも◎。
第3問:場合の数と確率
平均点:10.9点(20点中)
→得点率54.5%
選択問題となります。
このあたりから
「あともう1個大問があったので
後半部分を一回飛ばしたら
時間がなかったです」
という話も出ていそうな
平均点となります。
とはいえ5割程度の難易度か
と言われればそうではなく、
またこのあとの大問を
みてみると、この第3問は
会話文も多くヒントは
あるので、選択したかった
ところです。
文系理系問わず、
参考書学習で
対策可能です。
そして、本番までに
「確率が苦手」という
状況は克服しておきましょう。
第4問:整数の性質
平均点:11.3点(20点中)
→得点率56.5%
選択問題となります。
第3問と違って
会話文は出てきませんでした。
そんな中で平均点は50%強で
ほぼ変わらずでしたので、
整数の性質も狙い目だったのかも
しれません。
こちらも文系理系問わず
参考書学習の域を出ません。
苦手にしないようにしたいところです。
第5問:図形の性質
平均点:7.4点(20点中)
→得点率37%でだんとつで
平均点の低い大問。
平均点が最低という部分からみるに
大問3,5という組み合わせか
大問4,5という組み合わせで
のぞんだ受験生が多かったのかもしれません。
最後の大問として取り組んだこの第5問は
おそらく時間が足りなかったことでしょう。
図をイメージ(ないしはメモ)しながら
解かなければ解法がみえてこないので、
限られた時間の中で手がまわしきれない
ということが起こりがちなのが図形の問題。
直前の予想問題集などの演習で
常に時間に余裕がある、というような
スピードに自信のある人は当日
この大問を選択していいでしょうが、
文系をはじめ、そこまで対策に時間が
割き切れていない人などの
スピードに自信のない人は
あまり選ばないほうがよさそうです。
とはいえ問題自体は途中まで
比較的易しいため、
最初から捨てずに勉強はしておき、
予想問題集との相性で決めましょう。
この大問の対策としては
計算問題集などで
図を自分でイメージしながら
素早く解く、という訓練を
積んでみましょう。
数ⅠAの対策まとめ
・第1問は記述問題集などで
自力で立式する訓練を積む。
制限時間は目標点数によって
変えてよいので、着実に得点を。
・第2問こそ予想問題集などで
対策する必要あり。データの分析は
参考書通りの学習を。
・第3問はできれば選択したい問題。
ヒントもあるので参考書通りの
勉強で大丈夫!
・第4問は嫌われがちだが
参考書通りの学習で対応可能。
食わず嫌いせずに勉強を!
・第5問は逆に文章が少なくて
好かれがちだが、図は与えられないので、
文章だけでイメージする訓練が必要!
単元学習系の参考書だと
逆に図のヒントが多いので対策とは
言えないので注意!
数ⅠA編はここまで!
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