こんにちは。武田塾大宮校です！
受験勉強において、
参考書を一冊ずつ完璧にできるかどうかは非常に重要です。
参考書を完璧にできるようになれば、
志望校合格はほぼ確実であると言っても過言ではありません。
逆に、
参考書を一冊も完璧にできない状態では、
志望校合格は難しいです。
受験生の多くは、
自分が完璧にできていると思っているが、
実際、完璧にできていない場合がほとんどです。
完璧にできているとは、
参考書の問題のどこを出されても、
一瞬で正解できることを指します。
英単語で言うならば、
意味が1秒以内に即答できる状態です。
以下、
参考書を完璧にする上で、
大切なの5つのポイントです。
- 自分のレベルに合った参考書を選ぶ
- 一冊に絞り込む
- わからない問題に正しく向き合う
- 復習をしっかりする
- 1冊の参考書をやり切る
これらのポイントを実践することで、
参考書を完璧にすることができます。
自分のレベルに合った参考書を選ぶ
レベルの高い志望校であればあるほど、
基礎レベルの参考書を甘くみて、
自分のレベルよりも高い参考書をやりがちです。
旧帝大を目指す学生が、
化学の基礎的なレベルの参考書をやらずに、
重要問題集などの高いレベルの参考書から始めることは、
よくあります。
早稲田を目指しているから、
「早稲田の〇〇」と書かれた参考書をやっている！
という生徒もたくさんいますが、
果たしていま、本当にその参考書をやり切れる状態でしょうか？
自分よりもレベルの高い参考書は、
わからないことが多すぎるがゆえに、
時間がかかるだけでなく、
自信を喪失する原因となってしまいます。
ただレベルが高ければ良いというのではなく、
自分のレベルに合った参考書を選びましょう。
正しいレベルの参考書を、正しい順番で進めていくことで成績が上がります。
しかし、
適度に高いレベルの参考書を選ぶことも大切です。
壁に当たることで時として大切であるからです。
1冊に絞り込む
たくさん参考書を完璧にした方が、
学力が上がるのは当たり前です。
本屋さんで参考書を見ている時間は楽しいですよね。
なんだかうまくまとめられた参考書を見ているだけで、
頭が良くなった気分になります。
だからと言って、
「じゃあ一気に3冊今週で完璧にしちゃうぞ！！」
は厳しいと思います。
たくさんの参考書をやりすぎると、
全て中途半端になってしまう可能性が高いです。
あれもこれもに浮気せず、1冊ずつ完璧にしていくことを徹底しましょう！
わからない問題に正しく向き合う
わからない問題に当たった場合は、
ひたすら悩んでいる受験生を時々目にすることがあります。
確かに、数学の授業で、
「自分で考える時間が大切だ。」
「考えることで、思考力が養われるんだ！」
という指導もされると思います。
しかし、悩んでいるばかりでは、
得られるものよりも失う時間が多いです。
分からない問題を何時間も眺めても、答えが思い浮かばないことだってありますよね？
とにかく、悩みすぎない！！
わからないものは、
諦めて前に進むのも時に大切。
悩みすぎてしまうことを防ぐためには、
わからない問題に当たった時の
解決策を持つと良いです。
「解説を読んで理解する」
「身近にいる先生や友人に聞く」
「インターネットで探す」
人によって、さまざまでしょう。
自分が一番わかりやすい、効率が良いと思った方法で、
早期解決してどんどん進めていきましょう！
復習をしっかりする
一回通して問題を解いただけで、
参考書が完璧になるケースはありません！
復習をしっかり行うことが大切です。
みなさんは、エピングハウスの忘却曲線をご存知ですか？
人の記憶は時間が経つほど忘れてしまうと言うもので、
・1日後には74%
・1週間後には77%
・1ヶ月後には79%
の記憶を忘れてしまうと言われています。
昨日の夜ご飯を覚えている人は多いと思いますが、
1週間前の夜ご飯を思い出せる人は少ないはずです。。。
どれだけ、復習が大切かわかっていただけましたか。
武田塾では英単語の身につけるための復習法として、
『4日2日ペース』を行なっております。
『4日2日ペース』とは、
4日は暗記を行い、
２日は復習日に充てる進め方を言います。
復習日では、暗記した知識が定着しているかを確認し、
定着していない知識をもう一度暗記し直します。
ターゲット1900の単語帳で1-400を4日2日で覚えるとこのようになります。
1日目：１-100
2日目：101-200
3日目：201-300
4日目：301-400
5日目：1-400
6日目：1-400
ここで重要なことは復習日を必ず２日取ることです。
日を跨いで復習することで、
長期記憶に移行しやすくなります。
復習をして、
確実に知識を定着させましょう！
1冊の参考書を最後までやる
参考書をやっていると、
膨大なページ数に圧倒され、
途中で逃げ出したくなりますよね。
本屋で新しい参考書に出会うと、
今やっている参考書より魅力的に見えることでしょう。
そんな気持ちをグッと抑え、
まずは一冊の参考書をやり切ってください。
すると、参考書を自分で完璧にできる感覚が掴めます。
一度全体像がわかった参考書は、
もう一度やろうと思った時にやり切れるし、
1回目より楽です。
今回のまとめ！
このブログでは、
「参考書を完璧にするための5つのポイント」
について解説してきました。
参考書を完璧にするためには、
自分のレベルに合った参考書を選び、
一冊に絞り込み、
わからない問題に正しく向き合い、
復習をしっかり行い、
1冊の参考書をやり切ることが重要です。
自信を持って全問正解できるレベルを目指し、
無駄な時間をかけずに効率的に学習しましょう。
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